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2019年1月の記事一覧
the boat that rocked (邦題:パイレーツロック) (2009)
イギリスの海賊ラジオ局の話。
ポップやロックをかけていい時間は一日〇時間
そんなウソみたいな話が実際にあったのだ。現在では信じられない。
「人を堕落させる音楽」とレッテルを貼られた曲は当時のイギリスでは制限を受ける。
そんな中、海上に船を浮かべ、そこから24時間イカシタお音楽を発信するというとんでもない連中が現れたというお話。
70年代の音楽シーンがとてもオシャレなストーリーとともに味わえ もっとみる
月とキャベツ(1996)
山崎まさよしが世に出てきた作品。主題歌はスマッシュヒット。その後シンガーソングライターとしての地位を確立する。
この映画だが、ベタベタのファンタジー……と思いきや、BGMの良さが前面に出たイメージ先行の映画。やはりベタベタのストーリーから想像もできないほどの音楽の世界が展開。結局のところ映画を、見ていくうちに山崎まさよしワールドに引き込まれるように仕組まれているのである。
自分はこの作品で初めて もっとみる
ジョゼと虎と魚たち(2003)
『月刊カドカワ』1984年6月号に発表された田辺聖子の短編小説、またはその作品を含む角川書店刊行の短編集。
足が悪いためにほとんど外出をしたことがないジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人・恒夫との純愛とエロティックを描くラブストーリ
2003年に映画化されたが、この世界観に少し考えさせられた作品である。物語は必ずハッピーエンドにはならない。いや、どんな種類の幸せかは私たちの想像の斜め上を もっとみる
fever pitch 【邦題:ぼくのプレミアライフ】 (1997)
プレミアリーグの熱狂的なファンの主人公。恋に落ちてもサッカー好きを同時進行で進めていく。
それが原因でトラブル続出だが、どこか憎めないキャラクター。
プレミアリーグの日程で自分の恋の日程も決まっていくという自己中心的なストーリー展開。
原作はNick Hornbyイギリスの大文豪である。映画の主人公はコリンファースでこれも実力派の役者である。
どれをとっても大事件が起こりそうもないストーリー もっとみる
邦題:ウェールズの山(1995)
ウェールズに暮らす人々のアイデンティティが強烈に面白く、イギリスの歴史が深く根差した作品。イングランドとウェールズを分ける山。高さによっては丘になってしまう。
測量士がやってきて、フェノンガルウ(山)を測ろうとする。それが山でなくては我々はイングランドの一部になってしまう。だからここは山でなくてはならないのだ。
ウェールズに暮らす人々のとった行動は?