フォローしませんか?
シェア
先日、実は初めてひっそりと記事公開後にその記事を削除してみたんです。 私は前々から自分が…
愛を確かめ合いましょう。 遠く遥かな地で。 手を繋ぎましょう。 広場の中央で。 そよぐ風たち…
終電に飛び込んだ。息が切れた。 改札の外で私が見えなくなるまで手を振ってくれた須藤さん…
夜、11時を過ぎてタクシー乗り場に並んでいた私の後ろに30歳前後と思われる男性が並んだ。…
前々から、なんとか言い訳したいと思っていることがあります。別に誰に言い訳するんだという話…
「あ、ありがとう」 お店を出てコートを着ようとした私のバッグを高梨くんはさっと持ってく…
「この前、借りてたCDを返したいんだけど、今日夕方どうかな?」 バイトの帰り道に裕太にラインを送った。 12月も半ばだというのにまだそんなに寒くない。今年は本当に暖冬らしい。風もきつくない日が多いからマフラーだってあんまり出番がない。スマホをポケットから取り出す手もかじかんだりしないから便利だな。 裕太の既読はすぐついた。 「今日は伊勢神宮に来てる」 「伊勢神宮? うちから近いね。一人? 彼女と?」 「もし一人なら、夜ご飯でもどう?」 人通りをさけて少し路地に入
タイトルそのままです。本当に「あぁ、なんてこと」という予想していなかった事態ですが、私の…
「特別な」と「特別の」についてもよく迷うんですが、この助詞の違いがもたらすニュアンスの違…
「よかったじゃないですか」 目の前に座っている占い師が明るい笑顔でそう言った。 思っても…
小さな扉からあなたが覗いています。 小さな扉なのであなたはこちらに来れません。 あなたは…
心の中の丸い渦 安定と不安定が絡み合って塊を形成している丸い渦を私は右手でえぐり取って掴…
こっ恥ずかしいと言い続けながら、よく分からない短い小説もどきを書いているうちに、こっ恥ず…
あなたをまとって目が覚めた。 あぁ今日もあなたが夢に出てきた。夢で私を抱きしめた、あなたの空気が私のまわりをフワーッと包んでいる。 あなたが私をそっと抱きしめていた。私はあなたの胸に軽く顔を埋めていた。幸せな場所。 私とあなたがたわいもない会話をする。笑いながら、あなたの肩をトンと叩きながら、笑顔で話している。何を話しているのかはわからない。でも満たされた時間。 彼女がやってきた。 あなたを呼ぶ彼女。あなたは彼女を見て、彼女と行ってしまう。私を置いて行ってしまう。待