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小説・フィクション

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小説や詩、フィクションのお話をまとめています。かなり短い作品ばかりですが、一部前編・後編ものや連載しているシリーズも入っています。書き始めたときは誰かに読んでもらうのがあまりにも… もっと読む
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2018年11月の記事一覧

公開後に記事を削除したらどうなったか。

先日、実は初めてひっそりと記事公開後にその記事を削除してみたんです。 私は前々から自分が…

椿 -TSUBAKI-
5年前
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ワルツ

愛を確かめ合いましょう。 遠く遥かな地で。 手を繋ぎましょう。 広場の中央で。 そよぐ風たち…

椿 -TSUBAKI-
5年前
4

後ろ姿

終電に飛び込んだ。息が切れた。 改札の外で私が見えなくなるまで手を振ってくれた須藤さん…

椿 -TSUBAKI-
5年前
11

事情

夜、11時を過ぎてタクシー乗り場に並んでいた私の後ろに30歳前後と思われる男性が並んだ。…

椿 -TSUBAKI-
5年前
11

恋愛小説について言い訳したいことと、死んだ後のことをいつも考えている話

前々から、なんとか言い訳したいと思っていることがあります。別に誰に言い訳するんだという話…

椿 -TSUBAKI-
5年前
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「あ、ありがとう」 お店を出てコートを着ようとした私のバッグを高梨くんはさっと持ってく…

椿 -TSUBAKI-
5年前
5

鈍感

「この前、借りてたCDを返したいんだけど、今日夕方どうかな?」 バイトの帰り道に裕太にラインを送った。 12月も半ばだというのにまだそんなに寒くない。今年は本当に暖冬らしい。風もきつくない日が多いからマフラーだってあんまり出番がない。スマホをポケットから取り出す手もかじかんだりしないから便利だな。 裕太の既読はすぐついた。 「今日は伊勢神宮に来てる」 「伊勢神宮? うちから近いね。一人? 彼女と?」 「もし一人なら、夜ご飯でもどう?」 人通りをさけて少し路地に入

あぁ、なんてこと。まさかうっかり書いている小説もどき詩もどきのビューが高いなんて…

タイトルそのままです。本当に「あぁ、なんてこと」という予想していなかった事態ですが、私の…

椿 -TSUBAKI-
5年前
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「小さな」と「小さい」のニュアンスの違いを考えてみる

「特別な」と「特別の」についてもよく迷うんですが、この助詞の違いがもたらすニュアンスの違…

椿 -TSUBAKI-
5年前
14

愚か

「よかったじゃないですか」 目の前に座っている占い師が明るい笑顔でそう言った。 思っても…

椿 -TSUBAKI-
5年前
15

絶望

小さな扉からあなたが覗いています。 小さな扉なのであなたはこちらに来れません。 あなたは…

椿 -TSUBAKI-
5年前
12

救い

心の中の丸い渦 安定と不安定が絡み合って塊を形成している丸い渦を私は右手でえぐり取って掴…

椿 -TSUBAKI-
5年前
11

短編小説って呼んでいいですか。

こっ恥ずかしいと言い続けながら、よく分からない短い小説もどきを書いているうちに、こっ恥ず…

椿 -TSUBAKI-
5年前
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夢から覚めたら

あなたをまとって目が覚めた。 あぁ今日もあなたが夢に出てきた。夢で私を抱きしめた、あなたの空気が私のまわりをフワーッと包んでいる。 あなたが私をそっと抱きしめていた。私はあなたの胸に軽く顔を埋めていた。幸せな場所。 私とあなたがたわいもない会話をする。笑いながら、あなたの肩をトンと叩きながら、笑顔で話している。何を話しているのかはわからない。でも満たされた時間。 彼女がやってきた。 あなたを呼ぶ彼女。あなたは彼女を見て、彼女と行ってしまう。私を置いて行ってしまう。待