にのまえ

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召喚をされて期待したのだけど。勇者でも、聖女ではありませんでした。ただの巻き込まれって……【創作大賞2024 漫画原作部門】

第三話  ぷらーん、ぷらーんと、みんなのぶら下がる。  この光景はさっきも見たし、トラ王子にやられたよ。 「あの、シンさん。下ろして!」 「ん? あぁ」  このままだも、パーカーが脱げる。  まぁ見えても、スポーツブラをつけてるし、胸平だからいいとか言わない。 「シン、下ろしてあげなさいよ。その子、お腹丸見えだから」 「ふぉっ、お腹⁉︎ 見ちゃダメ!」  ぽっこりしてるからお腹はダメ……見られたくない。 「おろして!」 「わかったよ」  下ろしてもらうと、みんな

    • 召喚をされて期待したのだけど。勇者でも、聖女ではありませんでした。ただの巻き込まれって……【創作大賞2024 漫画原作部門】

      第二話 「ミカ、楓、ここを曲がれば食堂だ」 「ありがとうございます」 「……ふん」  くぅっ、トラ王子め! 何が迷子にならない様にだ。  食堂に着くまで宙ぶらりんで運ぶなんて、道中たくさんの人に、なにあれ的な目で見られて、クスクス笑われたじゃないか。 「なんだよミカ、迷子にならなかったんだ。いや、一度なりかけてただろ」 「なってない、あれはちょっと、バラを摘みに……うがっ?」  最後まで言う前に、楓さんに口を押さえつけられた。 「ミカさん、それはいってはダメよ」

      • 召喚をされて期待したのだけど。勇者でも、聖女ではありませんでした。ただの巻き込まれって……【創作大賞2024 漫画原作部門】

        【あらすじ】  町田ミカ(15)はいきなり現れた光に飲み込まれて、気付けば異世界、どこかの廊下にいた。はじめは自分が勇者? それとも聖女? だと思ったが。いきなり現れた王子に広間へと連れて行かれ、そこで本物の聖女、楓と出会う。ミカはどうやら、巻き込まれのようだ。がっかりしたミカだったか、なんと楓さんは異世界の言葉がわからないようだ。  だが、ミカが触れると異世界の言葉がわかるように!  あーっ良かった、これでお役御免。関係なさそうだから、離れようとするミカだが。2人にガシッ

        • 寵愛のいる旦那との結婚がようやく終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          第三話  亜人隊、彼らが付けている鎧や服には、この国ガレーンの象徴ドラゴンの刺繍が入っている。いかつい獣人族は戦闘中以外、常に半獣でいなくてはならない決まりらしく。いつも北区と中央区の境界線にある、宿舎からミリア亭まで半獣の姿でやって来てくる。  彼らがいる宿舎の反対側は騎士団の宿舎で、常に騎士団が目を光らせているらしい。亜人隊が結成された五年前、当時はお昼の時間帯にミリヤ亭に来ていたのだけど、体格が大きいアサトとナサに、北区以外の地区から来たお客が店に入れないと文句を言っ

        召喚をされて期待したのだけど。勇者でも、聖女ではありませんでした。ただの巻き込まれって……【創作大賞2024 漫画原作部門】

        • 召喚をされて期待したのだけど。勇者でも、聖女ではありませんでした。ただの巻き込まれって……【創作大賞2024 漫画原作部門】

        • 召喚をされて期待したのだけど。勇者でも、聖女ではありませんでした。ただの巻き込まれって……【創作大賞2024 漫画原作部門】

        • 寵愛のいる旦那との結婚がようやく終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          寵愛のいる旦那との結婚がようやく終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。【創作大賞2024 漫画原作部門】

          第二話  食事を終えると、みんなはお昼寝を始めた。  静かな店内にみんなの寝息が聞こえてくる。わたしはミリアに呼ばれ倉庫の中で、ここで使用する食材を見せてもらっていた。 『これがウチの食料庫ね』 『はい』  ミリア亭で使用される食材はすべて、国外の亜人の里で作られたもの。毎朝、鬼人の行商人がそれぞれの里から新鮮な野菜、お肉を仕入れて持って来る。届くのは毎日違う食材。ミリアは届いた食材を見てから、今日の日替わりのメニューを考えると教えてくれた。  在庫のチェック中、倉庫の

          寵愛のいる旦那との結婚がようやく終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。【創作大賞2024 漫画原作部門】

          寵愛のいる旦那との結婚がようやく終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          【あらすじ】 剣士の夢を捨てて愛する人と結婚したが、彼には愛する人がいた。彼と結婚して2年目の記念日。なんと、彼はわたしが妊娠三ヶ月だと、祝いに訪れた義理の両親に伝えた。わたしはそれに待ったを出し、わたし達が白い結婚だという証拠を叩き付けりた。慌てる彼と、わたしの両親から支援を受けていた義理の両親は慌てた。その隙にわたしは屋敷の外へと飛び出した。 わたしは迷惑をかけたくなくて元の家へとば帰らず、隣国ガレーンへと渡った。その国で出会った獣人のナサと恋に落ちる。 第一話  今

          寵愛のいる旦那との結婚がようやく終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          植物から始まる異世界スローライフ!! 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          第三話  この日、ママにキッチンの使用許可をもらい。エルブ原っぱで新しく見つけた木と実を使い、実験している。その私の足元をクネクネ、スリスリする黒いもふもふがいた。 「……ちょっとアール君! 私の足に尻尾を絡ませて邪魔をしないで、あやまって踏んじゃうって」 「エルバ様、これは邪魔をしているのではありません。危険な実験をする、エルバ様を止めているんです」  自分を"監視役"だと言い。私がする事に目を光らせて色々注意してくる……もふもふ黒猫さんである。  この、黒猫のア

          植物から始まる異世界スローライフ!! 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          植物から始まる異世界スローライフ!! 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          第二話  それから二年が経ち、私は十二歳となった。毎日、植物ばかりで一つ重要なことを忘れていた。それはファンタジーならお馴染みの自分のステータスの確認だ。 「ステータスオープン!」  そう唱えると、私の目の前にステータスの画面が現れた。  名前・エルバ(12)  職業・異世界転生者・魔女  レベル・50  体力・1500  魔力・2000  攻撃力・1500  防御力・1000  俊敏性・100  スキル・植物鑑定(MAX)植物図鑑120000/53

          植物から始まる異世界スローライフ!! 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          植物から始まる異世界スローライフ!! 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          【あらすじ】 キャンプ場からの帰り、軽トラキャンピングカーと接触した私は異世界へと転生した。私が転生した先は魔法があるファンタジーの世界。ママは魔女、パパは魔族の間に生まれたエルバ。そんな私には「博士」という植物に詳しいスキルと、育成ゲームの様なエルバの畑のスキルを持っていた。私はこのスキルを駆使して、まったりと、この異世界の植物を全て知りたいし。いろんな植物のタネを畑に植えたい! エルバのスローライフがいま始まった。 え、従者が黒猫とモフ鳥⁉︎ 第一話  ここは、アル

          植物から始まる異世界スローライフ!! 【創作大賞2024 漫画原作部門】

          リネン森の魔女は来世を夢見る。

           ○あらすじ  ここは魔女が住むリネンの森。その森に春をつける伝書鳥がやってくる。その鳥は師匠リシャンに魔女会のお知らせと春の訪れを告げた。 「魔女会!」  魔女歴百年以上の魔女だけが参加できる魔女会。魔女歴十八年のシャーリーは参加できない。師匠はシャーリーを置いていって魔女会に行ってしまう。残ったシャーリーはリシャンの仕事――王族に支える薬師の仕事を受け継いだ。  そこでシャーリーは1人の王子と出会う。その王子はなぜかシャーリーを気に入り、会いたいと言い出す。しかし

          リネン森の魔女は来世を夢見る。

          異世界から本物の聖女が来たからと、婚約破棄と追い出された聖女は自由に生きます。

          ○あらすじ 「ヒーラギ、お前とは婚約破棄する!」  十年間、聖女を勤めた伯爵令嬢ヒーラギ。異界から聖女が来たと婚約者の王子ローザンに、聖女十周年の舞踏会で婚約破棄されてしまう。  聖女のお勤めから、ようやく解放されて自由になったヒーラギだったが。王族達は裏で、ヒーラギをこき使うとしていたのをヒーラギは知っていた。 「このままここにいたら、死ぬまで働かされる!」  ヒーラギは舞踏会を抜けだし、伯爵家に帰った。  久しぶり温かなベッドで眠り、美味しい食事を食べて、ヒーラギ

          異世界から本物の聖女が来たからと、婚約破棄と追い出された聖女は自由に生きます。