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最近読んでよかった本3選。

見てくださり、ありがとうございます。
自由な生き方模索中・休職中の29歳
”しろまき。"です。


いまだ働いていないものの
何かと元気にやれております。

休職期間は満了のため、
もうじき無職になる自分ですが、
傷病手当金と貯金で今のところは
なんとか暮らせてます。


さて、今回はそんな自分でも
毎日を少し幸せに感じられて、
自信も持てるようになってきた、
そんな影響を強く受けた本を、
その中の言葉とともに
紹介していきたいと思います。



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使用しています。




自分とか、ないから。/ しんめいP

この本は、感想から先に述べたいと思う。


めっちゃおもろかった..!!


このおもしろいは、笑える方のおもしろい。

もちろん内容的にも刺さる話も
多かったけど、著者のしんめいPさんが
哲学エッセイと称しているように、
文体や例えがとにかくラフで、
良い意味で本を読んでる感なく
スラスラと読み終えてしまった。

東洋哲学。
正直聞いたことも無かった自分でも
ここに出てくる7人の哲学者について
楽しく学べて、人生に活かせる考え方たくさん。

昔の哲学者の言葉や経験を
現代語訳(令和レベル)に
おもしろおかしく書いて下さっていて
本当に読みやすかったです。


こんな感じの雰囲気↓

2章 「空」この世はフィクション より


※好きなページの写真アップを著者の方が
許可していたので失礼します。


心に残ったことば・章

この世界は、すべてフィクションである。

すべてはつながっている。

すべての悩みは成立しない。

からっぽだからこそ満たされる。

自分とか、ないから 教養としての東洋哲学 より


本当に楽になれる東洋哲学。
しんめいPさんも冒頭にて、
ばかでかい文字で触れられてますが、
怪しすぎる(笑)けど
最高でした。


自分ももうじき無職になるというのに
かなり満たされている。

これが「空(くう)」とか「道(タオ)」の
感覚なのかな..??笑


考えすぎちゃう人に買ってあげたい1冊です。


しんめいPさん、めちゃくちゃ面白かったです。
執筆して世に出して下さりありがとうございました。
僕は龍樹が結構好きでした。


年収90万円で東京ハッピーライフ / 大原扁理

この本は、20代で隠居している
大原扁理さんが書かれた本。

隠居といっても、
ここ最近よく聞くようなFIREとは違い、
タイトル通りの年収90万円で
東京でハッピーに生きている方のお話。

今は台湾に住まれているそう。

月の生活費は家賃込みで6~7万円、
週2勤務、週5日休み。だから年収90万円。
だけど幸せに生きている。そんな人の話。

趣味は読書と散歩。

ここ最近のぼくと同じだし、
週休7日の休職ライフをしている自分には
うってつけの本だった。


ちょうど今回の休職を機に
自分の価値観が分かり、
実際読んでみたら、かなり近しい考え方で
とても良かった。

この本も、こんな生き方もあるんだと
幸せについて、肩の力を抜ける本でおすすめです。


印象に残ったことばたち↓

大切なのは、
「好きなことで生きていく」じゃなくて
「嫌いなことで死なない」こと。

個性というのは、
人と違うことではなく、
”その人がその人であること”

本当に個性的な人って、
人の注目を集めようとしてるってよりは、
ただひたすら”自分”をやってるだけ

興味のあることをいろいろやってみて、
万が一結果がついてきてなくても、
あのとき
自分のしたいことができた、ってだけで
今日も元気だご飯がウマい!
そう思えることがわたしの財産。
夢や目標がなくても、これでいいのだ~。

年収90万円で東京ハッピーライフ より


好きなことで生きていく、

そこにぼく自身、
正直憧れているものの、

嫌いなことで死なない」

これは、2度の休職を経て、
自分の身をもって強く感じていたことだと思う。

過労死や自殺に限らず、
壊れてしまうことはある。

イヤなことで壊れない、
その方がよっぽど良いと、
ぼくはもう知ってしまっている。


これは持論だけど、
イヤなこと、全力で排除したら
好きなこと、やりたいことしか
残らないと思うんだよね。

それを続けたら、
ぼんやりでも思い描いた夢は
いつの間にか叶ってるんじゃない?

と、そんな風にぼくは思っている。

仮に叶わなくても、
振り返ったとき
後悔しない幸せな人生だと思うんだ。

ぼくはね。



表現を仕事にするということ / 小林賢太郎

この本は、元ラーメンズの小林賢太郎さんの本です。
同世代の方なら「千葉滋賀佐賀!」の
ネタを知ってる方も多いのではないのでしょうか。

コント職人から脚本家・演出家、舞台、小説、
漫画など、肩書きに収まらない表現をし続けている方。

Youtubeに上がっているラーメンズの
コントは学生時代に数えきれないほど観ていて
かなり好きな表現者の方だったので、
この本は、タイトルにも惹かれ、即買い。


この本は僕にとって、
運命の1冊でした。


初めて付箋だらけにしたし、
マーカーも何か所も引きました。

潜在的にも自分の中にある表現欲を
まさに仕事、というか、
生活の中心にできないかと
本気で考えていたタイミングで読めたので
本当によかったです。


表現に限らず、やりたいことがある人に
めっちゃおすすめしたい1冊でした。

中立的な立ち位置で無理に背中は
押してくれませんが、
決心を固めるのには
最高の言葉が詰まってました。


心に残った言葉たち↓

夢は名詞ではなく、動詞で

”おもしろい今” の連続が
いつの間にか ”将来とやら”
つくっていくのが、
ずっとおもしろくていいな

表現者にとって大事なことは、
「どんな肩書きか」でも
「誰と知り合いか」でもなく、
「なにができるか」

自分がどうありたいか、が大事。
今つくっているものに夢中になることで、
未来はつくられる。

言われなくても、
やるやつはやるんです。
やるなと言われても、
やるやつはやるんです。

表現を仕事にするということ より

(これは電子版がなく、
 紙の書籍のみなんですけど
 カバーが本当に鉛筆で書かれたような感じ
 とザラザラした質感でめっちゃ良きです)



”やりたいことの見つけ方” や、
”夢は名詞ではなく動詞で” など
最近よく目にする言葉も書かれていて

こう、成功というか、
好きなこと をし続けている方は
みなさん同じような結論に
たどり着くのだなぁ、と思いました。

読んでる本の傾向もあるとは
思いますが、
経済的な成功に限らず、
自己実現(やりたいこと)を
続けている方の本には、
だいたい同じようなことが
書いてあるような気がします。



なにになりたいか、ではなく、
なにがしたいか。

(たとえば
 ”芸人”ではなく、
 「人を笑わせたい」。
 ”医者”ではなく、
 「人を救いたい」 。など)


そう考えると、
肩書きにとらわれずに
実現できる方法はたくさんある。

そこにお金や職が絡むから
厄介になるだけ。


今したいことがあるのなら
どうやら、すれば良さそう。


なければ、のほほんと健康に
生きれる環境に身を置けばいい。

自分が幸せならそれでいい。


今の積み重ねが将来をつくる。

当たり前だけど、
今がなければ、将来もない。

将来、将来と、いうけれど
将来っていつなのさ。

小林賢太郎さんも
著書内で書いてましたが、

はい!来年から将来です!

なんて時期はないわけで。


子供のときの自分から見たら
今も十分将来なわけで。


夢や目標は追ってるようで、
実は叶え続けられてる毎日だったり。


誰かのレールや価値観に従って
走り続けて死んじゃったら
僕は、後悔するタイプだと分かった。


よく言えば、
自分の人生に責任を持てるように
なったのかもしれない。


そんな風に、
ただ好きでしている読書を通して、
大人になったような気がしている日々も
全然悪くない。



ここまで、読んで下さりありがとうございます。


引き続き作品含め、日常や想いなど更新していきますので
気楽にスキやコメント、フォローして貰えたら嬉しいです。

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