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パリとニューヨーク ムーランルージュに魅せられて  

トップ写真 パリムーランルージュの風車


手術3日後 痛みは続く


先日、睡眠時無呼吸症の改善の為、
扁桃腺のレーザーによる切除手術を受けました。
その後、今日で3日目。

状況はというと、一言で痛いです。
ボルタレンという薬。一日4錠処方されているので、
相当、痛いのは覚悟していましたが、
3時間ほどで、薬の効果はうすれます。

きつい薬なので、食後の服用が良いのですが、
水を飲むのも痛いので、
薬が切れている時は、食事は拷問です。
と、いうか食べれない。

この痛みは、あとどれくらい続くのか。
また報告しますね。

芸術では飯が食えないのか

さて、
話変わって私の趣味というか好きなこと。
芸術全般の観賞です。

美術品や骨董品。
音楽やダンスなどのエンターテイメント。
良い作品は本当に感動します。

一方、一部の才能ある方たち。
努力に努力を重ね、その成果を披露。
されているのに、芸術系の経済的評価。
本当に低い。

例えば音大や芸大を卒業。
その後、音楽や芸術で生計を立てられる人。
ほんの少数です。
運よく、関連の仕事に就けたとしても、
報酬は本当に低い世界。

だからなのか。
ヨーロッパ等では、売れない画家や芸術家。
支援するパトロン文化が生まれたのでしょう。

パリ モンマルトル 今も画家が集う場所
モンマルトルに建つ教会 撮影スポット

コロナから復活を遂げた伝説のキャバレー


一生のうち、
一度は見ておきたい場所や事。
その中のひとつに、
パリのムーランルージュがありました。
この夢は無事に2022年の夏に達成。

パリ ムーランルージュ風車
ショーの名前 フィーリー

100年以上続く
伝説のキャバレー、ムーランルージュ。
コロナにおいて長期間の休業。
その間、多くのダンサーさんや裏方さん。
全く仕事が無くなってしまうのです。

ようやくコロナが収まり、
ムーランルージュは復活。
そんなタイミングでパリを訪れました。

残念ながら、ムーランルージュと共に、
伝説のキャバレーと呼ばれたリド。
ショーの内容を音楽中心へとシフト。
ダンサーさんによる華麗なショーは
幕を閉じてしまいました。

全てが完璧ムーランルージュ

日本の方の多く。
キャバレーと聞くと、少しいかがわしいイメージ。
される方が多いかな。

しかし、ムーランルージュは、
ショーが始まる前はディナータイム。
その後、約2時間のショーがスタート。

ディナータイムは生演奏 食事は美味しい
いちお、ドレスコード スマートカジュアルにて

一回目のショーが終わると、観客を入れ替え、
カクテルタイムとなり、
2回目のショーが行われます。

音楽、ダンス、演出、衣装、セット、スタッフ。
本当に全ての完成度が高く、その華麗なステージ。
そこに立つまでのダンサーさんやスタッフさんの
血のにじむような努力。
あるに決まってる筈なのに、
みじんも感じさせず、終始、笑顔で踊るダンサー。

フィナーレでは自然にスタンディングオベーション。

バレエやダンス。
されている若者たちが憧れるステージ。
死ぬまでに観られて良かった。
出来る事ならまた行きたい。
正直な感想です。
本家のフレンチカンカンは鳥肌立ちますよ。

テーブルに着くまで 待たされる空間 これも演出?

ブロードウェイのムーランルージュ


先月に訪れたニューヨーク、ブロードウェイ。
ミュージカル、ムーランルージュを観劇。

お話の舞台は1899年のパリ。
トップダンサー、サティーンと、
アメリカからやって来た作家の若者。
二人が激しい恋に落ちる。

しかし、オーナーであり興行主。
キャバレーのパトロンである公爵。
この公爵はサティーンさえも金で買える。
そう思っている男。

サティーンは若い作家に惹かれるが、
キャバレーのトップダンサーという立場。
自分に好意を抱く公爵の誘いを断れば、
お世話になったオーナーに迷惑がかかる。

そんな心情から、
若い作家に好意を抱きながらも、
キャバレーのパトロンである公爵の女へと。
そんな悲運の恋を描いたミュージカル。

結末はいかに・・・。
涙涙の結末でした。

東京でも日本版ムーランルージュ。
やってるようなので、是非、観てください。

内装やセットも見どころ

ブロードウェイのムーランルージュ。
まずは劇場の外観から雰囲気抜群。

ブロードウェイ ムーランルージュ劇場 ネオン切れてる

劇場内の内装。
本家パリのムーランルージュの雰囲気。
全く違和感のない出来栄え。

劇場の内装や照明。
見るだけでもテンションは上がります。

ブロードウェイ 壁は赤じゃないけど パリに似てる
青い象さん
ムーランルージュの象徴 風車
天井も凄い

ショーのセットもとても素晴らしく、
場面が変わるごとに切り替わるセットの出来栄え。
いったいいくらかけてるの?
お金の心配をしてしまうほど。

残念ながら、ミュージカルの中、
少し踊られるフレンチカンカン。
こちらは本家に比べると・・・
かなり残念なフレンチカンカンでした。
まあ、仕方ないか。

数あるブロードウェイミュージカルの中、
ムーランルージュの評価は高く、
チケット価格も安定して推移しているようです。

気づかない間に、ショーがスタートしていた。
そんな演出も見どころのひとつ。

芸術で生きる人を応援したいと思う

最後に、芸術全般。
特殊な才能を持ちながら、
飯が食えない世界。

だからこそ、パトロンが生まれた。
それは分かる。
けど、そうではなく、
パトロンに頼らずとも、
好きな道を追求できる環境作り。
広がると良いな~と思います。

何気に見てる、
ディズニーランドやUSJのショー。
めちゃくちゃレベル高い。
給料いくらか知らんけど、
芸術の世界こそ。
もっと良くしてほしいな~。

普通の会社員なんかより、
すさまじく努力してるんだから。

そう考えているのは私だけ?

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。






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