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みなさん、こんにちは。
恵比寿のパーソナルジム
ワイズジム代表、山崎です。

みなさん、中臀筋という筋肉をご存知ですか?
トレーニングしている人なら聞いたことある人多いと思いますが、一般的にはそこまで有名な筋肉ではないので、知らない人も少なくないと思います。

この中臀筋、体にとってとても大切な役割のある筋肉なので、本日はそんな【中臀筋とは何か】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。

中臀筋とは?


「中臀筋」は、解剖学的に人体の臀部(お尻)に存在する筋肉の一つを指します。

この筋肉は、大臀筋と小臀筋とともに、臀部の主要な筋肉の一部となっています。

中臀筋の場所は?

中臀筋は、骨盤の外側に位置し、大臀筋と小臀筋の間に存在します。

この筋肉は大腿骨(太ももの骨)に付着し、骨盤の上部から大腿骨の大腿頭にかけて広がっています。

中臀筋は主に骨盤の安定性を提供し、歩行や走行時に体を支え、足を適切に動かすための役割を果たしています。

中臀筋は臀部の側面に沿って走り、特に足を外に広げる動作や、体を安定させる動作に関与します。

また、歩行やランニング中に体を支え、姿勢を維持する役割も果たしています。この筋肉が十分に発達していることは、安定した歩行や正しい姿勢の維持に重要です。


中臀筋の働きは?


では中臀筋にはどんな作用があるのでしょう?
それぞれ見ていきましょう。

①骨盤の安定性の維持

中臀筋は骨盤の側方に位置しており、特に片脚立ちや歩行中において、骨盤を水平に保つための安定性を提供します。

これによって、バランスを維持し、姿勢を安定させる役割を果たします。

②足の外転(外向きへの動かし方)

中臀筋は足の外側に走行しており、この筋肉の収縮によって足を外側に動かす力を生み出します。

足を外転させることは、歩行やランニング時に足を安定させ、体重を適切に支えるのに役立ちます。

③大腿骨の内側回旋(内向きへの回転)

中臀筋は大腿骨の上部に付着しており、収縮することで大腿骨を内側に回転させる作用があります。

この動作は、足を地面にしっかりと着地させるために重要です。

④歩行サイクルの調整

中臀筋は歩行サイクル中において、足を地面に適切に置き、スムーズな歩行をサポートします。

特に片脚立ちの際には、この筋肉が骨盤の傾きを制御して安定性を提供します。

これらの作用によって、中臀筋は日常生活や運動活動において、姿勢の維持や動作の安定性を支える重要な役割を果たしています。

中臀筋まとめ


いかがでしたでしょうか?

中臀筋は体にとって、とても大事な筋肉ということがわかっていただけましたでしょうか?

トレーニングをする際は、大臀筋だけでなく中臀筋にもしっかりと刺激を入れて、綺麗な体を作っていきましょう!

本日もお読み頂きありがとうございました。

恵比寿パーソナルジム
ワイズジム代表 山崎


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