【読書日記】 専門医の薦める108の行動術!「整える習慣」を読む
著者が「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」の中で自律神経のことを書かれており、関心を持っていました。自律神経にスポットをあてた、整えるための行動術を知りたいと思い、手に取りました。
第1刷:2021年2月1日
発行元:株式会社 日経BP
著者:小林弘幸
内容:慌ただしい日々の中、心と体にはダメージがたまっています。そこで大事になるのが、自立神経を整える毎日のちょっとした積み重ね。自律神経の専門医が108の行動術を教えます。
一冊まるごと「自律神経」とからめた本
体調が悪い時に「それって自律神経じゃない?」と言われたり、「自律神経を整えましょう」と言われたりします。自律神経ってわかるようでわからないものでした。
この本は最初から最後まで一貫して、生活の中のことや身のまわりのことなどあらゆることを自律神経と結びつけて書かれていました。
「自律神経ってなに?」と問われても今だに正確に答えられない私ですが、「自律神経ってなんとなくこんな感じのことをいうらしい」「「身の回りには自律神経が乱れることがゴロゴロころがっているんだよ。でも、ちょっとした工夫で自律神経が整うんだよ」ということはよくわかりました。
生活のあちらこちらでストレスが・・・
この本では、生活の中のいろいろな、そしてほんのちょっとしたことにストレスがかかるというお話がたくさん紹介されています。
「あの人はなぜ、私の思うように動いてくれないのだろう」
「かばんの中の鍵が見当たらなない。どこどこ?」
「明日までにこれをやらないと。あ〜時間がない〜」
こんなことはしょっちゅうあります。
そのちょとした瞬間に、交感神経が跳ね上がり、血流は悪くなり、集中力は下がるそうです。
この「ちょっとした瞬間」がたくさんあれば、ずっと交感神経が高まった状態で、イライラすることになります。そして、いったん乱れると元に戻すのに長い時間がかかるそうです。
そうであれば、できるだけ、交感神経が跳ね上がる状態を作らないようにしよう。
「相手に期待するから、それがはずれるとイライラする、相手に期待しないでおこう」
「かばんの中を整理して、どこに何があるかを把握できるようにしよう」
「締切日に仕上げるのではなく、数日前に締切日を設定しておこう。」
など、やろうと思えばできそうな、簡単な行動術をたくさん学ぶことができました。
おだやかに楽に過ごしたい
交感神経も副交感神経もほどよくバランスよく機能することで、「良質な血液」が「良好に流れている」「健康な体」を目指そうと思いました。
そのためには、身の回り、時間、人間関係、体、食、行動パターン、メンタルにおいて、名医が教えてくれた108の行動術のうち、できることはすぐに取り組もうと、すでに動き始めました。
ツンツン、イライラして過ごしたくありません。
おだやかに楽に過ごしたいから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?