頭の中が真っ白

先月末からコールセンターで研修を受けていましたが、先週末から先輩方の応対をリアルタイムもしくは録音で聞いていました。それは今日の午前までやっていましたが、昼休みに入る直前に、責任者の一人から

「IDが発行されたから、午後から実際に電話を受けよう(ニヤリ)」
と言われました。

自分は「・・・わかりました」と答えると、
責任者からは「覚悟できてるね(ニヤリ)」と一言。
自分も「・・・はい」と小さくうなずき、

休憩室で内心「やってやる」と腹をくくりました。

そして午後、同期の6人のうちコールセンター経験者の3人から実際に電話を受けることになり、その3人の中でも自分が一番最初になりました。
パソコンの電話受付システムで『受付可』へ変更するとすぐさま呼び出し音が鳴ったので、そのまま「お電話ありがとうございます・・・」と初めてではない体(てい)で応対はしました。具体的な応対内容は個人情報保護に抵触するので書きませんし直接聞かれても答えませんが、

ちゃんと受け答えできたのかというと・・・正直ビミョー。

先輩の一人が自分の隣に座って一緒に電話応対内容を聞いてくれて、パソコンの画面上に“このように応対せよ”と入力して表示してくれたので、それを自分は自らの回答であるかのように言っただけ。頭の中にも知識として入っていた事柄なのに先輩が表示するまで言葉にできず、応対が終わって電話が切れるまで心臓の鼓動は早かったです。
そして気がつけば、自分の周りには同期のメンバーが応対の一部始終を聞いていたし、責任者もやってきて様子を見ていたという、ちょっとした人だかりが出来上がっていました。人だかりの中心になってしまった自分は、大ごとのような雰囲気に

「ふぅ・・・」の大きな深呼吸しかリアクションできませんでした。

でも、周囲の先輩方や責任者からは「良かったじゃん」と褒めてくれたので、少しだけ肩の荷を下ろした気分になりました。
あとは記録を残して自分はいったん終了し、続いて同期のメンバーの男性と女性が一人ずつ実際に電話を受けていました。自分はそれを横で聞いて参考にしつつも、一緒に緊張もしていました(苦笑)。他の2人も問題なく応対を完了することができ、初日は無事に終わった感じです。
明日以降も同じように先輩や責任者が横に座ってくれることになっていますが、今日みたいに頭の中が真っ白じゃダメだとも思っています。

もうちょっと自分で考えて受け答えができるようにならなきゃ。

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