絵師のユーモアが生んだ珍獣・虎子石に魅せられて【太田記念美術館コラボレーション】
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絵師のユーモアが生んだ珍獣・虎子石に魅せられて【太田記念美術館コラボレーション】

フェリシモミュージアム部™

江戸時代「憂き世」を楽しむための「浮世絵」から、現代の暮らしを明るくする企画をお届けします。

みなさまこんにちは。ミュージアム部mitu.です。今日は、太田記念美術館×フェリシモミュージアム部のコラボレーションで生まれた「虎子石もっちりポーチおすわりクッション」をご紹介します。

まずはそのコラボレーションの始まりから、ご紹介させてくださいm(_ _)m

世界に誇るアート 浮世絵

江戸時代から大正時代に掛けて描かれた、風俗を描いた絵画「浮世絵」。江戸時代、辛いことの多い世の中「憂き世」だけど、うきうき浮かれて楽しく暮らしを謳歌しよう!と「浮世」の字が当てられたと言われています。美人画、役者絵、名所絵など題材は多数におよび、庶民の需要や当時の風俗を反映しています。ゴッホやモネを代表とするヨーロッパの芸術家に大きな影響を与え、現在も、日本が世界にほこるアート作品です。

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フェリシモ猫部とのコラボで「つめとぎ」にもなった
葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保2-4年(1826-1833)
も有名な浮世絵のひとつ

そんな浮世絵を専門とする美術館が、東京・原宿にあります。太田記念美術館。葛飾北斎や歌川広重など人気絵師の代表作をはじめとする収蔵品は約15,000点。毎月テーマを替えた企画展を開催されています。

外観

太田記念美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
開館時間:午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
※最新の情報は公式HPでご確認ください。

さらに太田記念美術館は、noteやTwitterを通じて、浮世絵を楽しむための情報を積極的に発信されています。学芸員のみなさまが書かれているこれらの投稿が、刺激と学びにあふれており、本当に…本当に!面白いのです!

かねてより個人的にも、ミュージアム部としても、フォローさせていただいていたのですが、今回、浮世絵をテーマに企画する際、「ぜひご一緒したい!」とラブコールを送らせていただきました!

絵師・歌川芳員のユーモアから生まれた「虎子石」

太田記念美術館のみなさまに、まず「作らせていただきたい!」とお願いしたのが、太田記念美術館のTwitterアイコンにもなっている「虎子石」でした。江戸時代の絵師・歌川芳員(うたがわ よしかず)の浮世絵に登場する不思議な生き物です。

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歌川芳員うたがわよしかず「東海道五十三次内 大磯 をだハらへ四り」
嘉永6年(1853)9月 四ツ切判錦絵 太田記念美術館蔵

ルーツとなるのは、「曽我物語」に出てくる遊女・大磯の虎が大事にしていたという、不思議な石の名前。虎御石、虎が石、虎子石など、いくつかの呼び方があり、大磯の延台寺には、今も「虎御石」がまつられています。

東海道の大磯宿を描く際、大磯に関連したモチーフとして、遊女や石が描かれるのが一般的でした。しかし、芳員は違いました! 「虎」+「石」を文字通りくっつけて、新たな生き物を作ってしまったのです!

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石の体に、虎の手足としっぽ、何やら目や口のようなものも付いています。

さらに詳しい説明は、太田記念美術館のnoteをご覧ください▼

なんという自由な発想!オリジナリティ! 浮世絵ってなんて自由で面白いんだ! そう、浮世絵の名の通り ”うきうき浮かれて楽しく”なったのです!

そして、数ある浮世絵の中から、この芳員のユーモアを見つけ出し、世の中に発信した太田記念美術館のみなさまのセンスにも感動しました。そこで、今回のコラボ企画では「虎子石」を取り上げることをお願いしたのでした。

それでは、実際に誕生した企画をご紹介します。

一緒にお出かけ! もっちりポーチ

ミュージアム部では企画の際に「暮らしの中で楽しめること」を大切にしています。まずは一緒にお出かけできるよう、虎子石はポーチに生まれ変わりました。

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芳員が描いた虎子石は、1アングルのみ。そこで、こんな顔ではないだろうか……と、太田記念美術館のみなさまにチェックしていただきながら、目や口の位置を調整しました。

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つぶらな瞳と上がった口角。健気に踏ん張る足が愛らしいのです。実際の絵の通りの場所に目をつけてしまうと、だいぶんと離れてしまいましたので、360度どこから見ても愛されるように少し調整しています。

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ボディー部分がポーチになっています。容量はこのくらいのアイテムが入ります。たくさんは入りませんが、もっちりボディーが包み込みます。

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手のひらにちょこんと乗るサイズ。ぜひお出かけに連れて行ってください。

太田記念美術館×フェリシモミュージアム部
絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石もっちりポーチ

1個 ¥2,100(+10% ¥2,310)
※現在、フェリシモのみでのお取り扱いです。太田記念美術館での販売は、2022年1月5日より開始予定です。(2021年12月15日追記)

おうちでほっこり! おすわりクッション

さらにおうちでも一緒にくつろぎたい! そこで生まれたのが"おすわり"ポーズの虎子石クッションです。

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絵の中の虎子石は、すくっと立って道行く人を驚かしています。しかし、ずっと立っているはずはない……お休みしているときもあるだろう!と。そこで、くつろぐときに一緒のクッションは“おすわり”ポーズにしました。

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手足がネコ科の虎なので、ネコ科の動物がリラックスした際の座り方「香箱座り」風にしてみました。

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もっちりとしたほどよい弾力は、お昼寝まくらにもぴったり。

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おなかのファスナーには約600mlの湯たんぽが入ります。

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ゆたんぽを入れた状態でひざの上にのせると、あたたかい虎子石がまるで生きているよう……思わずなでなで。癒し効果抜群です。 

太田記念美術館×フェリシモミュージアム部
絵師のユーモアが生んだ珍獣 虎子石おすわりクッション

1個 ¥3,500(+10% ¥3,850)

※現在、フェリシモのみでのお取り扱いです。太田記念美術館での販売は、2022年1月5日より開始予定です。(2021年12月15日追記)

浮世絵の楽しさを暮らしの中で!

絵師・歌川芳員のユーモアから生まれた虎子石。不思議で何だか憎めないかわいさを通じて、浮世絵の魅力を知ってください。

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現在、太田記念美術館では、「没後160年記念 歌川国芳」展を開催中!

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「憂き世に、笑いと驚きを!」と、まさに今にぴったりのテーマです。歌川国芳は、芳員のお師匠さん。チラシ右肩の骸骨が有名ですが、個人的に魅かれるのはひげ(髪?)を振り乱す……トウモロコシ! 

没後160年記念 歌川国芳
2021年9月4日(土)~10月24日(日)
PART Ⅰ 憂き世を笑いに!―戯画と世相
9月4日(土)~9月26日(日)
PART Ⅱ 江戸っ子を驚かす!―武者と風景
10月1日(金)~10月24日(日)
※ⅠとⅡで全点展示替え
※9月6、13、21、27-30、10月4、11、18日は休館します。
※最新情報は公式HPをご覧ください。

とはいえ、このようなご時世ですので、実際訪問するのが難しい方は、太田記念美術館のnoteやTwitterをお楽しみください。

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そしていつか、移動が自由になった際には、ぜひ訪問ください。

太田記念美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
開館時間:午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
※最新の情報は公式HPでご確認ください。

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そのほかミュージアム部コラボ企画グッズはこちらでご覧いただけます!

ミュージアム部Twitterでは、グッズ情報や部員注目のアート情報を発信中!


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