葛飾北斎の名作「神奈川沖浪裏」で”つめとぎ” ~フェリシモ猫部と一緒に作りました~
こんにちは、ミュージアム部のなりちゃんです。今回は、猫好きさんのための部活動「フェリシモ猫部」と一緒につくった商品「名画をたしなむ猫つめとぎ〈葛飾北斎 神奈川沖浪裏〉」をご紹介させていただきます。
※モデル猫:いくら(オス6kg)
「アートな猫グッズがほしい!」きっかけはお客さまからのリクエスト
フェリシモミュージアム部で実施したアンケートに届いた「絵画をテーマにした猫用グッズを作ってほしい!」というご意見から企画がスタート。数ある絵画の中、猫用グッズにするなら一体何がいいのか!?
北斎の名作浮世絵《神奈川沖浪裏》に、猫さんを!
悩んだ末に、私たちが選んだのがこちら!
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保2-4年(1826-1833)
浮世絵の巨匠・葛飾北斎の名作『冨嶽三十六景』全46図中の1図、《神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)》!
画面前景で荒れ狂う海と、遠景で鎮座する富士山は、動/静、近/遠、変化/不変といった二対の概念を表しているよう。このダイナミックな構図は、西洋の印象派の画家たちや音楽家に強い影響を与えたとされます。
たとえば、フィンセント・ファン・ゴッホ。弟テオへの手紙でこの作品を絶賛しており、かの有名な《星月夜》 や《糸杉》などには、この大波を参照したタッチが用いられたともいわれています。
本作は、大波や富士を表現する「ベロ藍」の美しさでも有名。このころヨーロッパからもたらされた美しい青色が、浮世絵の世界を変えたのです。北斎の色彩について詳しくは、こちらの記事もご覧くださいね。
そんな葛飾北斎の浮世絵世界に、猫が入り込んだのなら面白いのではないか?! そう考え企画は進みました。
ダイナミックな構図を生かす「つめとぎ」に。
※モデル猫:たから(オス5kg)
そして生まれたのがこちらの「つめとぎ」! ダイナミックな波の重なりが印象的な構図をそのまま活かし、手前の波部分がメインのつめとぎ台になっています。
つめとぎの上で寝るのが好きな猫のためにつめとぎ台部分は、猫がゆったり寝転べる幅に。背景部分も積層ダンボール製で、しっかり厚みと硬さがあるので、スリスリ体をこすりつけるのにも最適です。
猫目線から見た北斎の波の素晴らしさ
波の絶妙なリクライニングが、猫を眠りにいざないます。浮世絵をバックにすると、どことなく猫の背中からも江戸っ子な雰囲気を感じます。
偶然にも、左側から迫る高波と、猫さんの背中の絶妙なカーブラインが相似形を描いて、新たな美しい構図を生んでいるような……。荒れ狂う波と、どっしり構えてリラックスする猫さんのたたずまいも好対照です。
波の尖った部分はあごにフィットしてあご乗せにも最適。スリスリしたくなるエッジ感です。
……スリスリ。
北斎の描く波が、猫目線でもこんなに素晴らしいなんて! 猫部・ミュージアム部がともにうれしい発見でした。
絵画を飾るようにつめとぎを
インテリアとしてもとっても素敵。特に和室との相性は抜群! 絵画を飾るようにつめとぎを飾ってください。複製画を買いたいけれど、決心がつかなかった……という猫と暮らすアート好きさんなら、猫も飼い主もうれしい一品として間違いなしです。
また、こちらの商品は、販売価格の一部が、犬猫の保護活動に活用される「フェリシモ猫基金」となります。お買い物を通じて、楽しく猫助けができるのも、うれしいポイントです!
フェリシモショッピングサイトでご購入いただけます▼
猫部サイトはこちらから
ミュージアム部の商品を
まとめてチェックするならこちら
ミュージアム部SNSも情報発信中
FOLLOW US!
\ X(Twitter) /
\ Instagram /
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?