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2022年度の読書総括

今年度も700時間近い残業をしながら、何とか自身に課した最低合格ラインの40冊は読書できました。繁忙期に数ヶ月読書から離れてしまい、積み上げた習慣が消し飛びかけましたが、何とか耐えました。2023年度もしっかり50冊はクリアしたいと思います。ちなみに4月から初転勤で広島県にいくことになり、今より部屋が広くなるので本棚を増設しました。

2022年度は2020~2022年の読書でふわふわと貯めてきた知識を一度整理するために、アウトプットの時間もしっかり取れたのが良かったです。無理のない程度で2023年度も継続したいと思います。そのためにもテーマを設定することを忘れず読書に励みます。

覚え書きのために、あとは読んだ本をひたすらに記録していきます(順番に拘りはありません)。かなりざっくりですが、個人的なオススメ度も記録しておきます。「★」が多いほどオススメです。


■ビジネス書類

1)経営基本方針ハンドブック(パナソニック株式会社)★★☆☆☆

2)視点という教養(深井龍之介/野村高文)★★★☆☆

3)僕の人生には事件が起きない(岩井勇気)★★★☆☆

4)どうやら僕の日常生活はまちがっている(岩井勇気)★★★☆☆

5)何もしない(ジェニー・オデル)★☆☆☆☆

6)忘れる読書(落合陽一)★★☆☆☆

7)予言された世界(落合信彦/落合陽一)★★☆☆☆

8)事業デューデリジェンスの実務入門(寺嶋直史)★★★☆☆

9)マンガ経営戦略全史 確立篇(三谷宏治)★☆☆☆☆

10)マンガ経営戦略全史 革新篇(三谷宏治)★☆☆☆☆

11)xDiversityという可能性の挑戦(落合陽一/JST クレスト/xDiversity)★★★☆☆

12)NO RULES(リード・ヘイスティングス/エリン・メイヤー)★★★★☆

13)広告コピーってこう書くんだ!読本(谷山雅計)★★★☆☆

14)ザ・コピーライティング(ジョン・ケープルズ)★☆☆☆☆

15)三酔人経論問答(中江兆民)☆☆☆☆☆

16)福翁自伝(福沢諭吉)★★☆☆☆

17)学問のすすめ(福沢諭吉)★★☆☆☆

18)経営リーダーのための社会システム論(宮台真司・野田智義)★★★☆☆


『三人寄れば文殊の知恵』という言葉もある通り、人数は多ければ多いほど力に変わると思われがちですが、本書を読むと人数が多いということは組織全体のパフォーマンスを低下させるリスクもはらむことがわかります。自分で会社を作る立場になれば至極当然な「一緒に働きたいと思える(≒ハイパフォーマンスを叩き出して切磋琢磨でき尊敬もできる)人だけを雇いたい」という考えは、組織が大きくなったとしても諦めるべきではないと目を覚まされる内容でした。


■教養書類

19)会社を変える分析の力(河本薫)★☆☆☆☆

20)ゲーム理論とマッチング(栗野盛光)★☆☆☆☆

21)池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々(池上彰)★★☆☆☆

22)わけあって絶滅しました。(丸山貴史)★★☆☆☆

23)続 わけあって絶滅しました。(丸山貴史)★★☆☆☆

24)も~っと わけあって絶滅しました。(丸山貴史)☆☆☆☆☆

25)東大が調べてわかった衰えない人(飯島勝矢)★★★☆☆

26)フレイルハンドブック(荒井秀典)★★★☆☆

27)慢性病を根本から治す(斎藤糧三)★★★★★

28)消費者行動論体系(田中洋)★☆☆☆☆

29)反穀物の人類史(ジェームズ・C・スコット)★☆☆☆☆

30)いかにして問題をとくか(G.Polya)★☆☆☆☆

31)ツァラトゥストラはこう言った(上)(ニーチェ)★☆☆☆☆

32)ツァラトゥストラはこう言った(下)(ニーチェ)★☆☆☆☆

33)夜と霧(ヴィクトール・E・フランクル)★★★★☆

34)禅と日本文化(鈴木大拙)★★★★★

35)テクニウム(K・ケリー)★★★★☆

36)歴史と戦略(永井陽之助)★☆☆☆☆

37)ストーリー(ロバート・マッキー)★★☆☆☆

38)子どもは40000回質問する(イアン・レズリー)★★☆☆☆

39)現代思想入門(千葉雅也)★★☆☆☆

40)なめらかな社会とその敵(鈴木健)★★☆☆☆

41)ご当地グルメの地理学(長谷川直子/尾形希莉子)★★★☆☆


技術と生物に共通する少しのルールとランダム性、そして進化のステップを総ざらいできる本でした。450ページ近くありましたがサクサク読めました。自分の人生の中でも進化論は興味の上位に位置するテーマになるので、来年度以降もインプットを増やしていきたいです。モノゴトに共通する性質を常に頭の片隅に置いておいておけば、議論の場や考え事をしているときに使えるなと思う日々です。


4月から生活も変わり、東京での生活のように長時間通勤で電車を使用することもなくなり、隙間時間でコツコツしていた読書との付き合い方も見直さなければならないと考えております。

2023年度もこの習慣を継続できれば、とうとう読書開始4年目にして200冊に到達することになります。小学2年生で読書をやめた私が、近代思想家・哲学者のめちゃくちゃに難い本を当たり前のように購入して読んでいるのは改めて凄い変化だなと自分でも思います…。

インプットとその咀嚼の繰り返しで、たった1年のスパンでも考え方が変わったり、深くなったり、逆に変わらない自分の考えみたいなのがわかったりして楽しいですね。

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