『波よ聞いてくれ』 - 第72話感想
雑誌買ってない かつ 課金もしてない単行本勢なので、月一で無料で次の話が読めるコミックDAYSさんにはほんとにお世話になっております。早く9巻出ないかな！
「 『波よ聞いてくれ』 を読んでない人」 への
ネタバレなし感想
北海道とスープカレーとラジオと人間関係を巧みな言葉遊びでぎゅうっとした漫画。独特なシュール系なので、アニメではちょっときつかったかな、と思う。原作の空気感が最高です。
第一話に骨抜きにされた人は楽しめると思う！
第一話はまるでジェットコースターのようだけど、全編通して まさかの展開！の演出がもう最高。それでいて、恋愛模様は焦ったさナンバーワン。話の展開はあまりにも非日常なのに、恋愛周りだけは日常なんだよなぁ。
第72話は今なら無料で読めるけど、この衝撃を感じるためには是非第70話から読んでほしい。いや、まず8巻まで読まないと展開わからんけど、、
シュール系と、言葉のドッジボールが好きな人におすすめです！（そんな人がどれだけいるのか、、）
「 『波よ聞いてくれ』 を読んでる人」 かつ
「第72話を読んだ人」 向けの
ネタバレ感想
5巻の最大風力を再び感じた
私は5巻のあの展開が好きなんです。あの、落とし穴に落ちるシーン。
あのシーン見た時、あまりの衝撃にやべーってなって一回漫画を閉じて冷静になろうとしたけどニヤニヤが止まりませんでした。
波の智慧派編ほんと好き。超やばい状況なのに何故か安心して見れる不思議。みんなの機転のきかせ方が常人じゃない感じが楽しすぎるw男三人が共闘するシーンも大好きです。
第72話も似た感覚になりました。よく考えれば、そういうこともありうるけど、最後のページになるまで全く気が付きませんでした。ほんと、まさかの展開の演出がうますぎる、、見事に騙されました。えええええ瑞穂はどうなっちゃうのおおおお！！！
5巻では何もできなかった瑞穂。今回は自分でどうにかするしかないね！！一皮剥けるのか楽しみです！
作中の一大イベント「バレンタインラジオ」もついに開幕？
この記事を書こうと思って、昨日1巻から8巻まで一気読みしたんですが、時の流れを感じました。作中は2015年から2016年ですが、現実世界では2021年に。読み始めたのはそれこそ2016年の2月ごろだと思うので、あの頃の感覚を思い出して、タイムスリップする感覚が味わえる気がする。当時好きだった人から面白いからって渡されたのがこの1巻だったので、当時の残念な自身の恋愛も思い出してしまう。あと、北海道のあの大地震を会社の支社を通じて体験したこともあって、不思議な懐かしさを感じる。地元が仙台なので、あのサンドウィッチマンのくだりはいつも泣きそうになる。
ずうううっと伏線をはられてきたバレンタインラジオもついに次の話で全貌が明らかになりそうでワクワクです！そんな状況なのに瑞穂は一体どうなっちゃうのおおおおおおおおお！！！
今回の茅代さんとミナレのやりとりも安定感があって面白かったです。茅代さんとミナレが好きすぎて辛い。
警察と関わるエキサイティングな人生
私も今まで人生で１回警察を呼んだことがある。大学の時に露出狂に出くわした時だった。逃げてから110番したら、またあの人か・・・みたいな空気だった。
ミナレの人生にはあと何回警察が関わってくるんだろうかw
『波よ聞いてくれ』 の今後が楽しみです
私の中の三大現実に生きている気がするフィクション作品は「スーパーナチュラル」「きのう何食べた？」と、この「波よ聞いてくれ」です。
スーパーナチュラルは初めて見たアメリカのドラマだったので、アメリカはオカルトが100%でドンパチが日常なんだと不思議に感じなくなってしまった。ありそう。きのう何食べた？は逆に日常すぎて、絶対銀座にシロさんとケンジ住んでる。その中間くらいの波よ聞いてくれは札幌が私にとって異国だからこそのありそう感なのかなぁと思う。ボイジャーも藻岩山ラジオもあるでしょ、きっと。
スーパーナチュラルやきのう何食べた？みたいに長く続いて続いてくれるといいな！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？