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考えを持つことで見えてくるものがある

考えを持つことで、自分の思いだけでなく周りの人の思いやその目的、自分の取りたい行動などが見えてきたので、そのことについて書いていく。

チームをまとめるのは大変だった


高校3年生のときの話で、今から10年前のことである。当時ラグビー部のキャプテンをしていて、どういうチームにしていくかを自分なりに考えていた。チームの課題を踏まえて、試合で勝つためにはどうするか。考えた結果、練習のから試合と同じような状況を作ろうとした。ミスを平気で流すような雰囲気ではなく、緊張感を持って集中力の高い練習にしようと考えた。

そのためにやったことがミスに対して怒ったり、注意したりすること。やり方は完全に間違えているのだけど、でもあの時の自分はそれしかできなかった。当然、同期からは反発を食らって上手くいかなかった。現状を変えなければいけないと思い、途中からは励まし続けるという方向転換をした。

同期の反応

この話は、卒業してからみんなで集まって呑むときに必ずする話だ。
同期は自分のことを暴走していたと思っていたようで、
おまえらしくない。
おかしくなっていた。
というようなことを毎回言われる。

自分の感情

同期の思っていたことを聞いて、当時の自分が考えた意図を伝えることはしていた。それでも心の中では、
誰もわからないよな。
キャプテンじゃないし。
部員って気楽だよな。
とか思っていたりもしていた。

考えを持つようになる

でも、最近その思っていたことが変わりはじめて、考えるようになった。
同期の言っていた”らしくない”は、自分の良いところを認めてくれていたのかなと。自分の良さを知っていたから、その良さを発揮できていないことを伝えてくれていたのだろうと考えるようになった。
自分よりも同期のほうが自分のことをよく知っていたのだと思う。
自分を認めてくれていた同期には感謝しかない。

経験が考え方を広くする

こういった考えの変化も、やはり自分が経験してきたことが影響している。自己理解を通して、得意なことは無意識で発揮され自分で自覚することが難しいという新しい見方。言葉や行動にはその人の目的があること。
そういった外からの新しい考えを知ることで、違った角度から物事を考えられるようになっていくのかなと期待している。

終わり


高校3年生のときにはできなかったけれど、関わる人と積極的に話をしていきたい。ひとりでやろうとせず、自分から助けを求めたり、周りに問いを投げかけたりしていきたい。人や本などいろんなものから新しい考え方を得て、自分の考えを持ち、物事を見ていきたいと思う。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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