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アバターアイコンのすすめ

企業は「法人」と言われていて「法で定められた人格」なのですね。
でも企業は人間の顔を持っていません。
その代わり「ロゴ」を持っています。

人々が企業を認識するとき、まずはロゴだったりします。
ロゴを見て「あ、これはこの会社だ」とハッキリと認識します。
他の会社とは違う印象を持ちます。

ロゴのいいところは、ぱっと見てすぐにイメージが分かること。
小さく描いても、分かること。
「分かりやすさ」というのは大事な要素です。

プロフィールアイコンはアバター

ロゴと同じように、人間のプロフィールアイコンには「アバター」がおすすめです。

写真の場合

プロフィールアイコンとして本人の写真を用いることは、そのものズバリだから間違いはないのですが、多少、難点もあります。

  1. 写りが悪いとよくわからない(影が邪魔だったり)

  2. 情報量の多さで認識しているので小さくすると失われる

写真は情報量が多くて、階調も滑らかで、大きく表示しているときはものすごくはっきり見えるのですが、アイコンレベルに小さくすると「よく分からない」という状況に陥ります。目も小さくなって表情も分かりません。
イケメンだったとしても、イケメンかどうか分からなくなってしまいます。

アバターの良いところ

  1. イメージや印象がはっきりする(特徴がデフォルメ)

  2. ブランディングできる

  3. 本人に似せることもできる

うまく作ると、企業ロゴのような役割を持たせることも可能です。

プロフィールにこだわるほどアバターに行く

人間の顔というのは、ある程度人格を表しています。
しかし、その人がやっていることや、やろうとしていること、意思、感情などを分かりやすく表現することが難しい面もあります。

人間は顔じゃない、心だ!」と言われるとおり、人は見かけに寄らないもので、顔だけで判断できないこともあります。

例えば写真で「デザイナー」を表現しようとすると、まず顔がデザイナー顔でないと雰囲気が出ません。真面目な事務員風の顔つきで、デザイナーを名乗っても、インパクトがありません。

そうすると、メイクするか、衣装を着るか、横顔で撮るか、工夫する必要があるし、顔そのものがデザイナー顔でない場合、苦労します。

何系のデザイナーかまで表現しようと思うと、背景に建物を写したり、洋服を写したり、パソコンを写したりしなければなりません。
かなり面倒なことになってきます。

もしプロフィールを完璧に仕上げたいなら、アイコンはアバターの方が自由にイメージを表現できます。

意外に難しいアバター

最近だと3Dアバターがトレンドですが、そのイメージをイチから作り上げるのは結構、難しいのですね。
普通の人が、自分に合ったアバターを自在に作るのは困難です。

だから、アバターを簡単に作れるアプリを使うことになりますが、アプリによってアバターの雰囲気が全然、違いますし、洋服や背景などのバリエーションも全く異なります。
完全にピッタリなイメージを作り上げるのはやはり難しいと言えます。
そこが企業のロゴのようにいかないところですね。

妥協しながら最適なアバターを作る

現状では、やはりアプリを沢山試して、そのなかから最もイメージに近いアバターが作れるツールを決めないといけないでしょうね。
妥協も必要です。
その代わり、新しい発見があったりして、自分の予想を超えた結果が得られることもあるでしょう。そこがアプリを使ったアバター作りの面白いところです。

個人的にどうしているか

僕の場合は、現状、3種類ぐらいの3DアバターをSNS等で使っています。
うち2種類は同じアプリで作ってイメージを変えたもの、もう1種類はFacebookのアバターを使っています。
Facebookのアバターはチャラいので、あまりおすすめしにくいですが。たぶん今後もあまり期待できなさそうです(笑)
メインのアバターは、夏と冬で洋服や背景を変えます。

ブランディングするところまではアバターアプリでは難しい感じですが、それでもリアルな自分そのものじゃない「自分らしさ」みたいなものは表現できます。

以上、プロフィールアイコンにアバターがおすすめな理由を書きました。
アバターアプリがもっと豊富に出てきてくれることを期待します。

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