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#会話かぎかっこ書き方 会話文が伝わり易くなる #会話文の書き方 の要点や原則を解説!句点や改行やかぎかっこを使いこなそう! #小説かぎかっこ #小説かぎかっこ句点

「会話文を文章にしたい」と考え中の方に必見です。会話文が伝わり易くなる書き方の要点や原則を解説します。句点や改行やかぎかっこを使いこなして世界観のある文章を完成させて下さい。小説作成にも有効です。

会話文が上手に書けると、文章の質も大きく上がります。とくに小説や漫画などでは、会話文が主になるのでかなり重要です。以下のような方へ向けて、解説していきます。

会話文における基礎的な原則をしりたい、台詞の書き方を知りたい、会話文を上手く書く要点を知りたい方は要チェックです。


会話文に重要な文語・口語

会話文が多くなる小説には、文語と口語が存在します。文語とは、文章を書く際によく使う言葉です。そして口語は、会話をする際に使う言葉の事をいいます。これをふまえて、違いや使い方について見ていきます。

会話文に重要な文語・口語

文語・口語の違い

文語と口語の違いは以下のとおりです。

文語の例文

帰ってからすぐにご飯を食べたかったけれど、まだ完成していないようだった。

口語の例文

帰ってからすぐにご飯をたべたかったけど、まだ完成してないみたいだった。

「完成していないよう」「完成してないよう」のちがいは「い」です。会話では「い」抜き言葉を良く使いますが、文語では使いません。同じ内容の文章でも、文語はしっかりとした心象で口語はくだけた心象です。普段から双方の違いを意識しておくといいです。

口語はくだけすぎない

口語は文語に比べるとくだけている心象になると解説しましたが、くだけすぎると逆に読みづらくなるので要注意です。

例えば「あ」「えー」など、文脈には無関係な言葉を入れたり、「出来てない」←「出来ていないよ」など、日本語の文法自体がおかしくなってしまっていたり…。

わかり易く文を書かなければ、読者が途中で離脱してしまいます。自分が喋っているような言葉をそのまま文章にしないよう、注意して下さい。

会話文における基礎原則

会話文における基礎的な原則は以下のとおりです。それぞれ詳しく解説していきますね!

文頭

文頭(書き出しや改行後)の書き始めは、一般的には一文字空けるのが原則です。ですが会話文で使う「」の前には、空白などは必要ないので覚えておいて下さい。

「」内の句点

文章の終わりにいれる句点は、「」内では使わなくてもOKという原則が存在します。原則を知らない方は、句点をいれてしまいがちな人が多いので、気をつけて下さい。

台詞の中に挿入する台詞

台詞の中に挿入する台詞とは、例えば「私の後輩があなたの事を『可愛くて食べちゃいたい』って言ってたよ」というような、違う人物の台詞が入るようなときが存在します。そのケースには二重括弧『』で表記して下さい。

台詞と地の文が切り替わるケース

台詞と地の文が切り替わるなら、一文に続けず改行を挿入するとかなり読み易くなります。例外も存在しますが、基礎的には改行を挿入すると読み易くなると覚えておいて下さい。

会話文を上手く要点

書き方のく要点は以下のとおりです。

  • 普段から他人の会話を良く聞く

  • ドラマ・アニメの台詞を掻き出す

  • 個性を意識しながら台詞を書く

  • 冗長にならないよう注意

  • 不自然にならないように注意

普段から他人の会話を良く聞く

上手く書く為には、普段から他人のやりとりをよく聞いてみて下さい。しかし、ただお喋りを聞くだけでは、全く意味がありません。そこで以下の事を意識しながら聞くようにしてみて下さい。

  • どんな流れ

  • どんな言葉が出ているか

  • どのように返事をしているのか

これらを聞いて、その心境はどんなものなのかを想像しながらお喋りに耳を傾けてみて下さい。

ドラマ・アニメの台詞を書き出す

すでに話題になっているドラマやアニメの台詞を、書き出してみて下さい。現実のやり取りでは、コミュニケーションの流れ、言葉を受けた人の反応を観察する為には非常にいいお手本になるのですが、それをそのまま文章にすると伝わりにくいお話になってしまうのです。

その点ドラマやアニメは、すでに無駄な部分は排除されている為、会話表現のいいお手本になるのです。

個性を意識しながら台詞を書く

登場人物には年齢や性別、性格、学歴、職歴、容姿、体型など、人物像を細かく設定しますよね。つまり、登場人物一人ひとりには必ず、その子の個性があるという事です。

会話文一つ一つに台詞には、登場人物の個性について、しっかりと意識しながら選択しなければいけません。

例えば、クールで知的な人物の台詞を書くなら、テンションは控えめで少し難しい言葉を使うような言い回しなら想像しやすいです。

反対に、大雑把で癖のある人物の台詞を書くなら、テンションは高めに、デタラメで乱暴な言い回しをすると想像しやすいですね。このように、台詞からその人の個性が分かるように意識しながら書くようにして下さい。

冗長にならないよう注意

読者を引き付ける文章は冗長にならないように、注意しながら作成して下さい。例えば、物語の解説文が長すぎると「長い」とストレスを与えてしまいますが、逆に短すぎても薄っぺらい心象を与えてしまいます。

どこまで解説するのか、どこまで残すのかは、物語のジャンルや状況によって異なりますが「削ろうかな?」「残した方がいいかな?」と悩んだら、勇気を持って削る選択をとるのもいいです。

とにかく文章は冗長にならないようにする事が、上達する要点です。

不自然にならないように注意

会話文や解説文が不自然にならないよう、注意して下さい。「冗長にならないよう注意」でも解説しましたが、長くなりすぎる文章や短すぎる文章は不自然な文になりがちです。

そして、しつこい確認をする事も、不自然になりがちな心象です。

読者が状況を理解してくれているか不安になり、おさらいのシーンを作ったほうがいいのか…と悩む事も無きにしも非ずです。もちろん、おさらいをする事が悪い事ではありません。

ただしバランスに気をつけなければ、本当に重要な部分を台無しにしてしまう事もあるのです。

句点や改行やかぎかっこを使いこなして読みやすい会話文における文章を書こう♪

会話文ではくだけすぎず、丁寧すぎない言葉を選ぶ事が要点です。会話文をどのように表現するかで伝わり方や世界観への没入度が左右されます。句点や改行やかぎかっこを柔軟に使いこなす手法によって間の取り方をコントロール出来るようになると最高です。

相手に伝わりやすい会話文が伝わり易くなる書き方を身につけて臨場感のある理解しやすい文章作成スキルをどんどん伸ばして下さい。

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