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いくつになってもチャレンジに必要なもの。

こんにちは、コーポレートの真辺です。

最近は2歳の次男ができることがぐっと増え、その成長っぷりに日々驚いているのですが、その姿を見ながらあらためて思ったことがあります。

それは「やり直せるっていいよね…!」ということです。何度でもやり直せるから、安心してチャレンジできる。これって、大人になってもそうだと思うのですが、大人になればなるほど、なんだか失敗できない空気があるなぁと思います。

今回は、最近私がつくづく思っている「やり直せる社会、広まれ…!」という思いが少しでも伝わると嬉しいです。

やり直せる、という安心感

先日、こんな調査結果を見ました。

管理職、なりたくないですよね。すごくよくわかります。私もそうでした。今でこそコーポレート部の部長をしていますが、最初にマネージャーになる時の抵抗感はすごいものでした。

そもそも「管理職」という言葉が好きではないのですが、きっとこの8割のみなさんもそうなのでは?と思います。管理する職業・職種…?、全くもっておもしろくなさそうです。

これまでみたいにプレイヤーとして色々チャレンジしたい!必要なとき(面倒そうなところ)だけ上司に決断してもらって、あとは自由気ままに仕事したい!役職として枠組みにはめられてしまうのは嫌だ!と思っていました。悪いイメージばかりが先行して、余計な仕事が増える、自分の意見が自由に言えなくなる(板挟みになる)、と思っていたんですよね。

なので、最初「マネージャーやってみない?」と言ってもらった時も、こんなこと考えてる自分には無理…と思い、丁重に先延ばしにさせてもらっていました…。

こんな私がなぜマネージャーになったのか?

それは、一度もやったことがないのにイメージだけで避け続けるのは自分らしくないな、と思ったのと、やってみてダメならマネージャーではない道を探せばいい、と思ったのが大きかったです。

たぶん多くの人は、一度引き受けたら全うしなければ、と思っているのでは?と思います。それって確かにつらいですよね。もし自分に合わなかった場合、会社も自分もお互いに不幸すぎる。やってみてダメなら別の道を探そう、くらいの柔軟性がほしいし、そういった一人ひとりの選択を企業も受け入れてほしい。

エバーセンスの場合は、「やり直せる社会にする」という代表の牧野の思いが、組織に根付いているなぁと思います。

誰かが用意したレールをなくすことで、人はもっと自由に生きられるし、自分らしく生きられると思う。
それはきっと、ご機嫌な日々につながる。
「いい」大学に入って、「いい」会社に入るとしても、それがレールではなく、そうしたいからそうしている、という人で溢れたらいいなぁ。
大きい会社であろうが、ベンチャーであろうが、家業をつごうが、海外を放浪しようが、ご機嫌な日々を送ることができればいい。
そのために、やり直しができる、という安心感や希望があったら、前向きに人生を選択していけるのではないかなぁと思う。

(牧野ブログ「やり直せる社会にする。」より)

チャレンジして失敗しても、そこからまた成長していけばいい。人生の中で、仕事に没頭したい時期もあれば、家族との時間を大事にしたい時期もある。それは一人ひとり違うから、会社として用意するのは、どの働き方も受け入れられるように多様な選択肢を用意すること。
コーポレートとしても、そういう考え方を大事に組織づくりをしています。

やってみてダメなら、またやり直せばいい。そう思えたからこそ、私もチャレンジすることができました。

実際にやってみてどうだったか?

最初は抵抗感のあったマネージャーですが、実際にやってみたら割と早めに実感したことがあります。

それは、裁量が増えたおかげで、仕事の進め方がすごく楽になったということ。これまで確認に時間を要していた部分も、自分の裁量の範囲内で進められる。効率的に働けるようになって、ママである私にとってはそれこそ嬉しい働き方改革でした。

部長になってからはさらにその裁量が増えたので、より一層動きやすくなったなぁと思います。

それに、やりたくないことをやらないといけない、板挟みになる、なんてことが全くなかったんですよね。
(あ、唯一、毎月やっている部長会が長めの会議なので疲れます笑)

これは会社によるのかもしれませんが…、そもそも牧野が対等に話を聞いてくれるので、これはどう思う?など、事前の相談があってからのGO。社長独断でこれやっておいて!とか、部長はこの面倒な申請処理をしなければいけない…とかがない。(コーポレートとしても、申請まわりは極力面倒なやり取りが発生しないように考えています)

会社の犬みたいになるのか…?みたいなこともほんの少し思っていたのですが(管理職のイメージ、古典的ですみません)、そんなこと、そもそも私にはできませんでした(笑)。
そんな風に上手に懐に入るコミュニケーション能力は皆無ですし、私自身広報を担当していることもあり、会社を客観的に見たり、他社の人と話をする機会も意図的に持っていたりして、どちらかというと自社のことをドライに見ることも多いです。

そして、それは牧野も同じで、だからこそいつも「エバーセンスがより良くなるには?」と考えられるのかもしれません。変化の多い時代で、先のことを予想しても仕方がない、という流れもありますが、それでも5年先、10年先の社会をイメージしながら、今何ができるかを話し合ったりしています。

とここまで書いて、もしかして私が仕事ができる人っぽく思われてないですか…?と心配になってきました。(思ってなかったら本当にごめんなさい)

ちなみに私自身は、数字も強くない、プロダクトを作ったこともない、コーポレートのくせに労務や経理の知識も浅い、仕事に活かせる資格も持っていないです(書いてて悲しくなってきた)。

なぜか管理職についていないときは根拠のない自信を持っていましたが、マネージャーや部長になる度に「何もできなさすぎる…!!」とどん底に落ちいったりしています。

それでも、なんとかかんとか今までやってこれたのも、「やり直せる社会にする」という、エバーセンスに根付いた空気感のおかげだなぁと本当に思います。だからこそ、「やり直せる社会、広まれ…!」とつくづく思うんです。冒頭で書いた私の気持ち、少しは伝わりましたでしょうか。

チャレンジの循環をつくる


ちなみに最近は、マネージャーや部長のメンバーもどんどん流動していけばいいなと思っています。私は2019年からマネージャー(うち1年間は育休)、2021年から部長になりました。部長になってからも1年以上経ち、個人的には別の人がコーポレートの部長になったらどんな風に会社が変わっていくんだろう?という好奇心が出てきています。

エバーセンスという組織が好きだからこそ、どんどん変化して非連続な成長をしていってほしいし、もしも私がコーポレートの部長に居座り続けることでその変化が妨げられているなら、喜んで違う人にバトンタッチしたい、という気持ちです。

世の中の管理職をしている人たちも、そんな風に思っているんですかね。自分がこんな風に思うなんて、やってみて気がつくこともあるもんだなぁと思います。

会社をやめそうな雰囲気を出していますが、ごめんなさい、やめません(笑)

個人的には、4月からは1日の勤務時間を少し短くし、より会社と個人の境界線を行ったり来たりしながら働くことにしました。理由はいくつかあるのですが、先程書いたように、私がこのままの状態で居座り続けたらダメだな、と思ったのが大きな理由のひとつです。書きながら、自分自身にちょっとだけプレッシャーをかけています(笑)

世の中としても働き方の変化が激しく、どうやって働きたいか?を改めて考えている人も多いかと思います。私も自分自身の働き方で実験しながら、「働く」ということをアップデートさせていきたい。

そして改めて考えたり、感じたことを、エバーセンスの組織づくりに少しでも活かせたらいいなぁと思っています。

こういう選択を受け入れてもらったことにも感謝です。
あくまでも、みんな管理職やってみて!というようなことが言いたかったのではなく(それはもう本当に人それぞれだと思います)、個人が自由にチャレンジできて、失敗してもやり直せて、だからこそまたチャレンジするという選択ができて…という循環が社会にも広がっていくといいなぁという気持ちです。

エバーセンスもひとつの組織として、少しでもそこに貢献したい。会社としても柔軟に変化していきながら、より幸せな個人の働き方とより良いものづくりを両立できるよう、今以上にチャレンジしやすい環境と、その循環をつくっていきたいなと思っています。



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