【TAM第4話】夢を与える存在
日付が変わる頃、トーキョーにはまた違う顔が色々と見えてくる。
その中で今日、僕はテレビで見た「そういう人」に会いに来た。
夜の遊園地さ。
すっと舞い降りて屋内施設に忍び込んでみれば、遊園地の制服を着た従業員さん2人がそれぞれの仕事に目を向けながら、笑みを浮かべて話をしてる。
人がいないとこんなにも広く、冷たく感じるんだな。 壁面に描かれたかわいい絵まで、眠りについているみたいだ。 ちょっと特別な感じ。
ここから先は
774字
アンニュイな気分になりたい時、ほんの少し自分から離れたい時におすすめです。
架空の町トーキョーに住む天使の独り言。 1話A4用紙(だいたい)1~2枚分程度のお話です。 10話の予定で、1~3話は無料で読めます。 …
この記事が参加している募集
フォローやスキも歓迎です・・! いつもありがとうございます!