得雨れん

家事ほそぼそwebコーダー/デザイナー。 いつかは何かの作家になりたい。(今のところ)…

得雨れん

家事ほそぼそwebコーダー/デザイナー。 いつかは何かの作家になりたい。(今のところ) 上手くここを活用していけますように…!

マガジン

  • 今日ものんびり少なめご飯

    ※当作品は架空の宇宙(星)のお話です。 ※登場するキャラクター・名称・店名等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 とある星の、とある街にある、少食だったり食べるのが遅かったりする宇宙人たちの集まる会員制カフェのお話。 色んな感覚の方がいらっしゃるので、合わないなと思った方は閲覧を控えてください。 また同様の理由で非公開や有料等にするかもしれません。 ご了承ください。

  • トーキョー、エンジェル・モノローグ(TCM)

    架空の町トーキョーに住む天使の独り言。 1話A4用紙(だいたい)1~2枚分程度のお話です。 10話の予定で、1~3話は無料で読めます。 1週間~10日に1話追加(2024年1月末までに10話)していく予定です。

  • 【創作法話】わがままウサギとお坊さま

    私:得雨れんによる創作のお話です。 おかしな点や読みにくい部分もあるかもしれませんが、私のある家族のために考え、その家族の読みやすさを模索して書いてます。ご容赦ください。 (本文中に絵を入れる気力があれば入れたいとこですが…親しい人向けに簡単な本にする場合にはそこに入れようかな)

  • 【創作法話】きれい好きの団子屋

    これは得雨れんによる創作のお話です。また、私のある家族に分かるように書いています。以上により、ツッコミどころが多かったり、読みにくい点があるかと思いますがご了承ください。

最近の記事

  • 固定された記事

【第1話】ようこそ隠れ家カフェへ

ここは、クウ星のとある街にある、少食さん向けの会員制隠れ家カフェ。 名前は「カフェ 少なめごはん」。 マスター(店主)であるマーチさんは、今日、新しいお客さんを招待しました。 サッゴさんという、若いクウ星人です。 「マーチさん、今日はこんな素敵なお店に招待いただいてありがとうございました! から揚げ定食、とっても美味しかったです! パッと見た瞬間、“あ! この量なら食べきれる!”って思えたのがまず嬉しくて……久しぶりに食事が楽しいって感じました!」 控えめな性格のサッゴさ

    • NO IMAGEなのにイラスト紹介・感想

      イラストの紹介なのにNO IMAGEって勿体ないのですが、そして、内容ももう少し細かく語りたいのですが、今は口より手を動かさないとという感じなので、グッと簡略化(我慢)して吐き出します。 なので今月のイラスト紹介・感想もこちらに代えて発表という形にします。 今月のイラスト紹介(2024/04)【一言コメント】 新たにスタイリッシュバージョンも作りました。 今後のDLに期待。 【一言コメント】 イラストもラーメンは奥が深い。 伸びしろだらけだけど、縮小するとさらにそれっぽく

      • イラスト紹介&感想2024/03

        イラスト紹介(2024年3月)今月は後半から新しい挑戦を始めました。 後半から始めたので来月、ちゃんと発表出来たらいいなぁと思います。。! やろうと思ってやったのでなく、ふわっとそういう流れになった、という感じです。 そして今回の語りたいイラストはこちらです。 紹介点数は2点ですが、壁紙にアイコンにキャラに手描き風ワンポイントに……色んなものをアップしました。 ベビー&キッズは一度は作りたいと思っていたので、難航しつつも何とか1点アップできました。 こちらはやる気が起き

        • 第10話 情熱と刺激の春

          これは、クウ星のとある街にある、少食さん向けの会員制隠れ家カフェのお話。 花の上で小さな虫がお昼寝をしている、そんな4月のある日です。 たまたま同じタイミングでカフェの前で出会ったサッゴさんとテテノさん。 2人が仲良く入店すると、なんとそこには右手に布巾を持ったままのマーチさんが、テーブルに伏せって寝落ちしている姿がありました。 マーチさんはハッと顔を上げました。 その顔を見た2人はさらに驚きました。 『マ、ママさんその顔!!』 「えっ」 マーチさんは慌ててお店の奥に

        • 固定された記事

        【第1話】ようこそ隠れ家カフェへ

        マガジン

        • 今日ものんびり少なめご飯
          12本
        • トーキョー、エンジェル・モノローグ(TCM)
          11本
          ¥150
        • 【創作法話】わがままウサギとお坊さま
          4本
        • 【創作法話】きれい好きの団子屋
          5本

        記事

          【おまけ回(ミニ設定編)】少なめご飯

          今回はおまけ回です。 「お話の世界に浸りたいので、そう言うのは……」という方は、来月以降の更新時に再びご来店いただけたら嬉しく思います。 と言う事で早速おまけ回スタートです……! 今月はお話をアップしようと思えば出来た気がしますが、お休みにしました。 おまけ回もいらないじゃんって感じですが、簡単に整理していたら、超ラフイラストが出てきたので、ゴミ箱に行く前にここに載せようかなぁって事でアップしました。 プロトタイプ版の時のやつかな? ママさんはいつも笑顔のイメージがありま

          【おまけ回(ミニ設定編)】少なめご飯

          イラスト紹介&感想+α

          いきなり+αから3月も1/3が過ぎようとしています。 最近、毎月お話をアップしていて、続けてあげたいところです。 今月はお話(少なめご飯)の案もありますが、中~後半の予定次第って感じです。 やりたい事、やるべき事、やった方が良さそうな事、沢山です。 イラスト紹介(2024年2月~今日)イラストACにアップした素材で語りたいものをピックアップ! 2月、子供のイラストを作り始めました。 物を持たせたりとか、服やポーズを変えるのにどこまで計算してやるかが難しいですが、今後も作っ

          イラスト紹介&感想+α

          第9話 不思議の扉と嵐の夜(後編)

          これは、クウ星のとある街にある、少食さん向けの会員制隠れ家カフェのお話。 2月のある日。 夜になって予報には無かった突風が続き、マーチさんとカフェの常連のクウ星人たちは帰る事が出来ずにいます。 そんな中、カフェの入り口の扉が不気味に大きく揺れ出しました。 その音に全員が扉に視線を向けました。 ウヴ……ウヴ……と妙な唸り声も聞こえます。 そして、誰かが言葉を発しようとした時です。 扉が勢いよく開き、強い風がカフェにビュオっと入り込みました。 『わあぁ……!!』 全員が身構え

          第9話 不思議の扉と嵐の夜(後編)

          第8話 不思議の扉と嵐の夜(前編)

          これは、クウ星のとある街にある、少食さん向けの会員制隠れ家カフェのお話。 2月のある日。 夜になって、予報には無かった突風が幾度となく「オレはまだここにいるぞ」と魔物のように暴れています。 「ママさん……ヨヨヨ……こんな日にこんなに居座ってしまって、ごめんなさいぃ……うぅ」 突然吹き荒れる風のせいで、ローミニさん、テテノさん、サッゴさんがお店に足止めされています。 「いえいえ、誰も、こんな天気の中帰るのは危険ですから!」 マーチさんの言葉にテテノさんも穏やかに口を開きまし

          第8話 不思議の扉と嵐の夜(前編)

          お話とホームページ

          こんな事書いてないで、お話書きなよって話なのですが、いつか長いお話を書きたい……いえ、書きりたいとよく思っていました。 そんなアマチュアではありますが、今分かっている「壁」は3つです。 そもそも自分自身が長い話を中々読めない&読んでもらうのが忍びない壁 漫画ならシュールなシーンも描けるし、読みやすいけど、作業量が大きすぎで厳しそうの壁 お話の構成が中々ちゃんと出来ないの壁 1と2は置いておいて、3についてはこの半年~数ヶ月でまた1つ気づきを得た感覚があります。 1つは

          お話とホームページ

          近況・感想(2024/01)

          前置きは短縮して、今日の記事は以下の3本です……! 有料記事(マガジン)の感想 来月はバタバタしそうだけど、出来たら更新したい ストックイラストの作業感想 有料記事(マガジン)の感想noteポイントが始まると言う事でキャンペーンのこの機会に挑戦してみましたが、有料マガジンは対象外だと途中で知り……つつも、試しにやってみました。 当初、ココナラコインとかwebmoney的なものかと思ってたんですが、楽天ポイント的なものって事ですかね。 個人的には1,000円以下の記事を

          近況・感想(2024/01)

          【TAM第10話】訪問者・冬

           この世界には、僕の他にも天使はいるけれど、中々出会うことってないんだよね。  今日はさ、何となくちょっと高級なホテルのビルの上で、夜の景色を眺めていたんだ。  そしたら、冷たい手の風が僕の髪をすいていったその後ろから、何かが近づいてくる気配を感じたんだ。 振り返らなくても、それが鳥じゃないって事は解ったさ。 それに、振り返るより先に、低い声が聞こえたからね。 「こんな街を好んで住む天使が居るとは珍しいな」  声の主も僕と同じ天使……だけど、向こうの方が体が大きいせいか、

          【TAM第10話】訪問者・冬

          【TAM第9話】オータム・スカイ

           まぶしい陽の光とは裏腹に、中々暖まらない、秋の午前、トーキョー。  この冷たい空気が無性に泣けてきちゃう。 なんでだろう?  どこかに帰りたい、ううん、このままこの時間に留まっていたい、そんな気分にさせられるんだ。  あれ? 珍しいな。 空を見上げてるビジネスマンがいるよ。 雨なんて降ってないのに。  僕も空を見上げてみれば……あぁ、空の色も大分薄くなってきたね。  夏はどこに流れていっちゃったんだろう?  街は、ビジネス街をセカセカと歩く人。 相変わらずだ。  けれ

          【TAM第9話】オータム・スカイ

          第7話 マリー・ロンロンの期待

          これは、クウ星のとある街にある、少食さん向けの会員制隠れ家カフェのお話。 日の光が降り注いでても、空気がヒンヤリしている季節です。 その日の朝、ローミニさんは元気がありませんでした。 それは昨日、仕事で気を利かせてやった事が、返って相手の手数を増やしてしまい、胸を痛めていたからでした。 大したミスではありませんが、朝が来てもローミニさんはまだ少しそれを引き摺っていました。 「(こんな日は……うぅ、うん、“いつもと違う事”をしよう!)」 ローミニさんはカフェを目指しまし

          第7話 マリー・ロンロンの期待

          【TAM第8話】サクラ

          珍しく、誰かに「おはよう」って言われた気がした。 そうだ、僕は桜の木の上で寝ていたんだっけね。 気が付けば桜はもう、薄桃の花をいっぱいに蓄えていた。 びっくりしたよ。 昨日はこんなに咲いていたっけ? その美しさは言葉で例えるよりも早く、心をくすぐってくれる。 なんだかさ、いつも君を見ると不思議な気持ちになるんだよ。 「おかえり」っていうか……「また会えたね」って。

          【TAM第8話】サクラ

          今年もよろしくお願いします

          昨年は大変お世話になりました。 フォローやスキをいただき、大変感謝しております。 引っ込み思案や優柔不断、考えすぎなどで、満足にお礼を言えてないのでは?とよく迷ってしまいますが、感謝を祈りに変えてお伝えさせていただきます。 祈ってばかりなのも…なのですが…。 (新年1発目くらい、画像を用意すれば良いのに。。その分違う所で頑張ります!) 今年の目標…ではなく、今月の予定今月は「少なめご飯」を1話アップ出来たらいいなぁと考えております。 話の大筋はありますが、優先度の関係で形に

          今年もよろしくお願いします

          【TAM第7話】モーニング・グローリー

           目が覚めたら僕は、ビルの屋上の上で寝ててさ、どうしてこんなところで寝てたんだろうって思い出すのに時間が掛かっちゃったよ。  春が近づいて来ているとは言え、さすがにちょっと寒くて目が覚めたんだ。  でも、僕を起こしてくれたのは、風だけじゃないみたい。 そよぐ髪をすりぬけて僕を照らす光。 僕だけじゃない、このトーキョーの色んな街を照らしてる。  この光を見るたびに、こうして自分が存在している事に幸せを感じる。  そして、何だかこの胸に入り込む冷たい風さえも許せちゃう気になって

          【TAM第7話】モーニング・グローリー