そうすけ(加賀 蒼丞)

あなたと出会ったのも縁。出会わなかった人も縁。

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オリンピックと魔法の鏡

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁれ?」 「それは、白雪姫です」 「なんやて!?」 魔女はこの悔しさの矛先を、白雪姫に向けました。 白雪姫がいなくなれば、自分が一番になれる。 小田急線を走る電車内で、自分より幸せそうな人を殺そうとした男がいましたね。彼も魔女と同じような心理でしょう。 でも、そうして得る「幸せ」は、相対的。幸せって、相対的なものでしょうか。 嫉妬の意味嫉妬心って、いわば劣等感ですよね。 人より自分が劣っていると感じて悲しい。悔しい。どうして… 子供の頃

    • 月を歩きたい

      またつまらぬ記事をあげてしまった…下書きに変えるか…とnoteを開くと、[スキ]がついている。 つい心が躍る。 そして、反応をくれた人のページを拝見し、ご挨拶。 こうやって広がっていくのがnoteの醍醐味。 以前の投稿からだいぶ間が空いたので久々にこの感覚を思い出した。 とはいえ、面白くないものを読んでもらうのは憚られる。 noteに執筆されている諸兄諸姉の文章は華やかで、拙文とは月とスッポンだ。 自分の書いたものをまた消し去りたくなるが、そこから生まれるものは何も

      • マザーボードを探しに行って、ノートPCを買ってきた。

        PCの電源が入らない。 電源ボタンを押すとランプが点灯し、 本体背面のファンが回る。CPUファンも回る。 HDDやSSDの動作音も聞こえる。 だがその先に進まない。 20秒ほど経つと電源ランプが消え、上記の繰り返し。 メモリーを差しなおしても変わらないし… これは、マザーボードの故障か?と思い、デンキ屋へ。 退店時には「surface laptop go 3」を購入していた。 メモリー16GB、ストレージ256GB。 マザーボードを換えるとなると、CPUも新調しなく

        • 少なくとも10は買った どれくらい飲み込んだ? 自己満足を 世界の中心 鉛筆もノートもある たった一人を納得させられないで 世界中口説けるの?

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        オリンピックと魔法の鏡

          〇〇歳までわかってもらえる懐かしさ

          次の宛先へのメッセージは、エラーにより送信できませんでした。 MAILER DAEMON アドレスが変わっている… 忘れかけていたこの切なさ (今の学生世代はこれを知らない?) 当時の恋人達は、こんなメールアドレスを設定することがよくあった。 michiyo_keikun_1018@esweb.ne.jp 恋が移ろうとアドレスも変わったりして、慰めやら冷やかしやら色々忙しそうだ。 せっかくなので懐かしさを感じる小ネタを。 ●友達にアドレス変更の知らせを、ちまちまと何度も

          〇〇歳までわかってもらえる懐かしさ

          【YM71D】歌詞解釈してみた【スピッツ】

          【平和だと困る街】 人々は平穏な暮らしを望みながらも 平凡な日々に満たされない 「蜜の味」が足りないという 例えば苦手なスイーツも 流行っているから インスタグラムに投稿 きまじめで少しサディスティックな社会は いつも魔女を探してる 【王様は裸です!と叫びたい夜】 “愚か者には見えない布地”の服を着た 王様のパレード 見えないけれど“お似合いです” “みんなと一緒”から飛び出して 突き進むのは怖いけど 信じて進んだ先に ジャンプ台が見えてくる 歩み続けることを やめな

          【YM71D】歌詞解釈してみた【スピッツ】

          【なんのために?】日記はつけて、残しておく理由【意味あるの?】

          2017年、思い出は燃えた。 私が日記をつけ始めたのは、2008年の春だった。 あまりに引っ込み思案な自分を変えるため動き出したのだ。その引っ込み思案っぷりと言ったら、この世のすべての人は自分より優れていて、だから誰よりも自分は劣っていて、周りが羨ましいな…自分は一生結婚できないんだろうな…などと十代にして(幼かったからこそ?)思っていたほどだ。これは引っ込み思案というより、絶望少年? そんな自分を変えようと思い立ったのがその年。好きなグループのコミュニティに入会、そこ

          【なんのために?】日記はつけて、残しておく理由【意味あるの?】

          Rollbahn®︎ページぜろ

          8つの文がある。 横に読んでいくと、文章になっておらず、言葉の羅列だ。 よく意味を汲み取れない。 見方を変えてみる。 4つの文が2行に配置されている。 よく見ると、下の文にだけそれぞれに句点がついている。 横並びの言葉も、間隔が上下で対になっている。 ということは、2行で1つの文が4つあるのか。 遠くへの旅行 プロペラ 航空機 旅行手段 賢くする。旋回。高度を上げる。生命。 遠くへの旅行 プロペラ 航空機 旅行手段  賢くする。旋回。高度を上げる。生命。 遠くまでの

          Rollbahn®︎ページぜろ

          2012年に購入したKindle本 3/35を紹介

          kindle paperhwiteを2013年より使用しています。一年間でどれくらい本を買ったのだろう?とふと思い立ったので記事を書いてみます。 部屋を本が埋め尽くす、物理的な悩みから開放される一方、何を持っているのかわかりにくい一面も。本の記録をつけてこなかったつけが回ってきます。 さて、2013年に買った本を眺めてみたら、35冊でした。 この中で印象に残っているもの、また読みたいもの、もう読まないもの、それぞれどれくらいあるのだろうか、これは生きているうちに書いてお

          2012年に購入したKindle本 3/35を紹介

          七五調で弱点を書く

          昔集めた漫画を捨てた その後無性に悔しくなった 手放した途端、読みたくなるのは何故だろう 長らく読まずにいたくせに 恋人と別れた前夜に戻りたい そんな気持ちに少し似ている それは少し大袈裟か いつか読むかも…常套句 断捨離はまだまだ遠い道のりだ これが私の悪いクセ ただこのもったいない精神は、教育かはたまた遺伝のなせるわざ 命のリレーを実感できて なんだかそんなに悪くない 捨てるのはきょうかあしたかどちらにしよう 風呂の残り湯まだあたたかい

          七五調で弱点を書く

          あなたは生きていますか?

          ー【はじめての短歌入門 / 穂村弘】を読んでー 穂村さんの著書との出会いは、noteをはじめる少し前だったと思う。 手帳や日記に文章を書く時、長々と書き連ねるより凝縮した文にしたいと思ったのがきっかけだ。 それならば、詩もしくは短歌だろう。そして、穂村弘さんを知る。 この本は、短歌を読み解く体を取りながら、実は人生観を語っていくもの。 『僕らは二重に生きていて、「生きる」と「生きのびる」二つの観点がある。」これがこの一冊の肝。 ここにはっとさせられ、夢中になって読んだ。今

          あなたは生きていますか?

          花鳥風月

          今しか書けないことがあります。 突き詰めていけば、全ての事柄はそうなのですが。 今日の気持ちは、明日にはもう変わっている。同じ思いはもう胸に抱けない。 ーー推理小説を最後からめくれるようなはずはないーー さて、今書きたいことは 鈴虫の音が綺麗だな…ということ。 少し前はカエルの合唱が聞こえていました。 あの綺麗な音色が、求愛行動なのは有名ですが、ふと疑問に思ったことがあります。 なぜ人間にも聞こえるのでしょう。人に聞こえない周波数の音だってあるのに。 例えば鳥の目には

          おめでとうの意味

          誕生日だからお祝いしてもらえる 誕生日を忘れているあの人に腹が立つ 私に興味がないんじゃないの 先日、ある女の子を見ました。 というより、その子のお父さんを。 2人の女の子を連れて、怒っていた。 女の子はまぶたを腫らして擦っていた。 「誕生日でもないのに、なんで買ってもらおうとしてんの?図々しいにも程があるんだけど」 お父さん、そんなに言う? テーマパークのお土産ですよ、この機会にしか買えないんですよ。 お姉ちゃんか妹ちゃんかの誕生祝いで来たんだろうけど、そこまで言うな

          星屑の万年筆

          なんのために書くか、頭に浮かぶことがあります。書く意味はあるのかと。 それに対して、こんな言葉があります。 「なぜではなく、なにを書くかだ」 僕らはみんな生きている 生きているから歌うんだ 人の体はおよそ60兆の細胞でできていると言います。一つひとつに役割があり、それぞれの働きで円を描いている。 その細胞に意思があるとして「こんな仕事して、意味あるのかな…自分1人くらいいなくたって…」なんて考えるでしょうか。(そんな細胞が癌になるのかもしれませんが。) それと同じよ

          竜宮城でのひととき

          しばらく間が空きました。 noteを書けずにいるうちに、フォローしてくださっている方々は、どんどん記事を更新されていきます。 同じ24時間を生きているようで、時の流れが違っているような、地上に戻った浦島太郎の気分になりました。少々の焦燥感。 さて、今までどうしていたかというと、竜宮城でおもてなしをして貰っていました。 と、言いたいところですが、そんなに楽しい気分で過ごしてはいません。 でも、ある意味幸せを実感した日々でした。 怪我をしたのですが、今はほぼ治ったところです。

          竜宮城でのひととき

          書けないなら 書けないと書かねばならない

          文章を書いていました。 語るべきだと思ったことを書いていたんですが、途中でやめました。 特におかしな内容ではない(と思っている)けれど、書いている中で思い直しました。聞きたい人はいないだろうな、と。 ただ、「読まれないから書かないことにした」というよりは 「自分で書いていて楽しくないからやめた」これが直接の理由です。 何を書いてもいいnoteだからこそ、楽しくなくては…というか、自分のためにもならないのであれば意味がない。 先月に出会った宇宙ゾンビが、思いのほか可愛ら

          書けないなら 書けないと書かねばならない