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緑の少女

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2021年9月の記事一覧

緑の少女⑭

色々試行錯誤してまして、⑭以降は別媒体で書いていこうかなと考えています。下のURLからどう…

春央
3年前
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緑の少女⑬

「おはよう、起きろバカ」 「バカ!」午前五時、品川駅のホーム。昨晩の浅い眠りをどうにかこ…

春央
3年前
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緑の少女⑫

 樹紗は今日珍しく日が暮れる前に家に帰ってきた。買い物はもう僕が済ませていたのに、手にビ…

春央
3年前

緑の少女⑪

「人多いなー、てかきったね、さすが学生街」 「でもこいつらも早稲田なんだよな」 「それを言…

春央
3年前
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緑の少女⑩

「お茶の水、上陸!」 「じょーりく」終業式がいくらかおして、電車を乗り継いで駅に着いた時…

春央
3年前

緑の少女⑨

 その晩イチイに浅香の話をした。もちろんチャットでだ。基本的に彼女の返信はそっけなくて、…

春央
3年前
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緑の少女⑧

 次の朝、駅で浅香と出くわした。向こうが軽く手を上げヘッドフォンを外した。 「昨晩は、どうも」特別な気まずさがあった。 「直接話すの初めてだよね。石見啓介です、よろしく」 「うん」下の名前を聞く前に、改札口になだれ込む人の流れにはぐれてしまった。雑踏を抜けるともう浅香の姿がない。驚いて見回すがあたりにそれらしき影はなく、遅刻は後で面倒くさくなるから途中で諦めて坂道を駆けた。  放課後に教室を尋ねると、彼は一人机に向かい真剣な面持ちでペンを握っていた。 「あの、石見だけど」 「

緑の少女⑦

 代休明けの火曜日の朝、教室に入ると星の机の周りに何人かの女子が集まっていた。 「星君、…

春央
3年前

緑の少女⑥

「そこ。北口出たらアーチが見えるでしょ」 「アーチ?ああ」花壇の縁に腰掛けた僕は電話を切…

春央
3年前
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緑の少女⑤

 生活にはどこまでもバイトが付きまとっている。アパートから歩いてすぐのコンビニでほとんど…

春央
3年前
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緑の少女④

 アートマンが自分の背中を目にした。深い夢は鋏にかかって枕元に落ちた。もう忘れたはずだっ…

春央
3年前
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