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【雑記】窓際の美学:仕事のコツ

日経さんが「仕事のコツ」と題するお題を出していたので、少し考えてみた。私は40代前半で、本業はサラリーマンで勤務先は欧州、社内での官職はなし、ということで、こういった窓際的な視点から仕事のコツを整理してみあ。




1. 本題に入る前に

当方は、雇用主としての会社から定期的に給与を得て生活している、いわゆる給与所得者サラリーマン。なので、自営業や起業家、会社の社長や役員という立場ではない。

私のサラリーマンとしての経験は以下リンクでサクッと紹介させていただいたが、ザクっというと各種日系企業や国際機関での勤務経験あり。現在は日系企業のヨーロッパ支社で現地職員として勤務中(副業としてコンサル)。

なお、頑張ってマネージャーになるとかいう気はさらさらなく、私の中で仕事のプライオリティーは、家族、趣味、健康の次くらいで低め。なのでポジションは一平社員だが、転職しまくったため、給料はそれなり。

以上の観点から、私なりの仕事のコツを整理。適度に仕事をしてさっさと家に帰って家族やら趣味やらに時間を費やしたい人向けで、頑張って昇進したい人向けではない。

2. 私なりの仕事のコツ

とりあえず頭に浮かび上がったのは3つ。

一つ目のコツは、一個一個のタスクに時間をかけない。例えば会議の議事録は、会議中に会話を聞きながら執筆してしまう(会議終了直後に配信もあり)。上司からの資料作り依頼は、30分から2時間くらいで終わらせる。○○さんと話してみて的なお願いは、お願いされている最中にメール作成開始し、即送信、など。

理由は、時間をかけてもQualityはたいして上がらないから。例えばプレゼン資料などは、最後は結局上司の趣味の世界になるので頑張って作っても無駄。だったら70点くらいのQualityの資料を速攻で作成し投げちゃった方が良い、ということ。そして70点くらいを出しておけば、怒られることもないし、ここはこうしてみてと指示が来るので、自分で囲い込むより断然早く片付く。

一個一個のタスクを時間をかけず終わらせられるようになると、どんどん仕事を振られるようになる。ここで二つ目のコツだが、あまり重要でないタスクはあえて納期ギリギリまで待つ。例えば会議議事録は先に書いておいて、送信をあえて翌日や翌週にするなど。資料作成もとりあえず作っておいて、上司から言われるまで眠らせておくなど。そうすると上司からすればこいつは頑張っているんだなと思われるはず。

こういう風にすると、勤務中時間が余るようになる。そこで三つ目のコツは、積極的に仕事をもらいに行くのではなく、自分磨き/内職をする。といってもゲームをするとか変なウェブサイトを見るというのは論外。私の場合、英語やフランス語習得に取り組んでいた20代の時は、空いた時間で英文・仏文記事を読みまくる、博論に取り組んでいた30代の時は関連論文の読み込み、現在は欧州・国際規制動向関連の情報収集を行っている。どんな内職がいいのかは人それぞれだし、仕事内容にもよるが、こういう風に自分磨き/内職しておくと結局自分のパフォーマンス向上につながるので、仮にばれても適当にごまかせるはず。

そして無論、問答無用で定時に帰る(残業代が出るなら別だが、私の今の職場は残業代は出ないので定時帰宅が原則)。

3. まとめと最後の一言

3つほど(窓際)会社員としての仕事のコツを書いた。まとめると

  1. 一個一個のタスクに時間をかけない

  2. あまり重要でないタスクはあえて納期ギリギリまで待つ

  3. 時間が余ったら、積極的に仕事をもらいに行くのではなく、自分磨き/内職をする

などと偉そうに言ったが、結局どんな会社で勤務しているかにもよるし、職種にもよる。

上述のコツ1やコツ2は、上司がねちねちしている人の場合、キレられることもあるかもしれない。でもそういう人間は、仮に90点くらいをたたき出してもキレる。なのでどうせキレられるなら適当にやり、空いた時間で転職サイトを見てさっさとホワイト企業に転職するのが一番。

上述のコツ3は、国際機関で仕事する場合はNG。時間が余ったら逆に積極的に仕事を取りにいかないと、翌年の契約はなかったりする。


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