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西東京・国立に賑わう街の社交場が。スナックイベントに参加してきた🍹

週末にとあるイベントに参加してきた。
場所は西東京・国立。

都心からは少し離れ、栄えている!とは正直言い難い、JR南武線 谷保(やほ)駅から徒歩3分ほど。

暗く静かな住宅街に突如、神秘的な青色の看板が現れた。その名も『スナック水中』

Instagramでは古き良きスナックの写真と、今どきなホップなクリエイティブが投稿され、【スナック水中】というその名前が、まさに体現されたブランディング

1人でイベントに参加する時はいつもちょっと緊張する。
ワクワクドキドキしながら、半地下に佇むその扉を開けた。

直筆お便りと、逆お悩み相談。リアルでRADIOイベント

今回、この場所を訪れた目的はイベントに参加するためだった。

1年半前、京都のゲストハウスで出会ったクリエイター・eryさんがゲストとのことで、作品のファンでもあった私は投稿を見た瞬間行くことを即決。
(覚えていただいてて嬉しかった😭)

お店の中に入ると、まず初めに目がついたのは、プロジェクターと壁に投影されたスクリーン。(ん?ここスナック??)

かと思いきや大きなバーカウンターもカラオケもある。(うん、スナックだ。)

今回のイベントは、普段eryさんが配信している「eryののうみそヘブンRADIO」をリアルで再現してみよう!という企画。

配られた紙を見ると、なんとお便りを直筆で書くとのこと!📝
めっちゃ面白い〜!

意外とペンを握る機会って少ないよね

1つ目のテーマは「大人になっても諦められないこと」
みなさんパッと思い浮かびますか..??
凝り固まった私の頭ではいが〜いと出てこなかった。

集まった回答を元にトークが進んでいく中で、ある方が仰った。

「意外と”諦め”から始まったことが多いかもしれないです」

これにはみんなから「確かに..!」との声が。

たしかに、諦めるって全てが悪いわけではないんだよな。
でも子どもの頃に無限に描いた希望も持っていたいな〜。
でも意外と子どもの頃も、希望って抱けていなかったかも..?

そんな普段なかなか考えない”問い”を与えられると、自分の頭が凝り固まったことを認識し、皆さんの回答を同じ空間でシェアできることで、自分1人では辿り着けない場所に行けるんだと再確認。


お悩み相談に答えるって意外と難しい。色んな見解面白すぎた。

そして、いつもはリスナーのお悩みに答えているeryさんのお悩みを、今回は逆に私たち(参加者)が相談に乗るという企画も。

【悩み①】人生計画って立てた方が良い?
【悩み②】人に甘えるのが苦手。どうしたら甘えられる?

ん〜どっちも私の悩みでもあるではないか..!w

ここでの気づきは、意外とお悩み相談へのアドバイスを文章や言葉にするのって難しい..!

会場には割と幅広い年代の方々が来ていたので、一つひとつの解答が、皆さんの経験から来ていることをひしひしと感じた。重みが違う。。

『甘えられるようになることが自立』
22歳からのこんな深いお言葉にも出会えた。

幅広い人々が集う社交場⇨共通の”問い”から生まれる意見交換の場


今回のイベントに参加して思ったことは、

・「初対面」だからこそ"話せる"ことがあるということ。
・「人の悩み」は意外と集約すると"普遍的"だということ。

肩書きや普段の自分を知らない人たちだからこそ、フラットに意見交換ができたし、逆に初対面なのに、これだけ「悩み」で繋がることができるのは、意外と日々人間が悩むことって、集約すると共通項がたくさんあるのではないだろうか。

(20人弱のクローズドな環境だったのも大きいかもしれない。)

今回のイベントを通して、何だか皆んな似たようなことで悩んでいるんだな〜と私は安心できたし、皆さんの考えを聞いてすごく与えてもらったものが多かった。

共通の”問い”から生まれる意見交換の場って意外と日常に、社会に、必要なのかも。

私は、強くそう感じた。

店舗運営での学び。感じた、3つのここが凄かった..!!


そんな素敵な「社交場」を作っているスナック水中。

店員さんのホスピタリティも素敵だったし、今までいろんなお店やイベントに行ってきた中でも、わ!凄い!と感じたこともたくさんあった。

①ゲストが好きなオリジナルカクテルの提供

毎回、イベントゲストに合わせてその日限定のスペシャルドリンクを作っているそう。今回のオリジナルメニューはeryさんが好きな「マリブコーク」。ドリンクもスナックやBarの大事なキュンポイントの1つだな〜。

②店舗公式LINEでイベント中のお写真が翌朝には共有..!後日クーポンも。

スタッフさんがイベント中や集合写真を随時撮影してくれていて、それを店舗LINE経由でGoogleフォトにまとめてシェアしてくれた。
主催側が開催報告のために写真を撮るってよくあることだと思うのですが、参加者にまで共有してもらえるってそう多くない。

でも過ごした時間の写真を改めて見るって、参加者側も倍楽しめると私は思うんです。だからこそ、めっちゃ嬉しかった..!

③なんとママからお土産が❤︎

帰り際には何とレコードのコースターをお土産としていただ。こういった少しのホスピタリティがファンを増やすコツなのかもな〜。いや、間違いない!だってめっちゃ嬉しかったもん..!

ママは24歳。100店舗のスナックを承継することを目標


そんなスナック水中は「事業承継」という形で、なんと24歳のママが引き継ぎ、今後も全国のスナック・バーを引き継ぎ、100店舗のスナックを承継することを目標としているそう。

いや、でもほんとに、店舗運営において、「愛されるお店」になるための仕組みが、ソフト面でもハード面でも、インナー側にもアウター側にも、改善・ブラッシュアップしているのが凄く伝わってきました。
(実際に街の人だけではなく、遠方からのお客さんも多いとのこと..!)


きっとこういう場が日常にあるだけで、ちょっとだけ豊かになれる人が増えていくのではないかと思うな。

私もこういう誰かのサードプレイス的な場を創ってみたい。(そしてスナックのママさんもやってみたい。)
そんな小さな芽生えが生まれた夜だった。

最後に

紙に描いていただいたものをデータ化

eryさんに書いていただいた、ぱぱっと似顔絵をトプ画にしました❤︎
やっぱりリアルって良いな〜。

今年も面白い”場”や”空間”にたくさん出会っていけますように。

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