見出し画像

彼は早く寝る。ルーティンがある。そこが良い。


早起きの彼は21:30か22:30には
何もなければ平日はベッドへ潜り込んでいる。

安心安全の人がここにいた。
マメで何しているか報告してくる。

多分彼自身が好きでそれをしている。

疑うところがないから
飲みにも行ってらっしゃーいができる。 

平日は、気分で飲みに行く。
金夜の華金は飲みに繰り出す。
土曜日の午前は洗濯掃除をする。
土曜日の夕方から会えたら会って
一緒にご飯を作ったり飲みに行く。
日曜日は次の日のために
早めに解散をして彼は寝る。
彼のルーティンがわかってきた。

気まぐれだったりもするけれど、
最近の私たちは決め事をして極力会わない。

別々に暮らす彼が寝た後の
私の今のこの時間が好きだ。

半身浴をしたり
noteを書いたり
ぽけーっとしたり
彼とのやり取りのない自分時間が好きだ。

彼の前では自然体で笑ったり泣いたり
膨れてみたい。

私は私なのだから。
どこかで今の自分が好きで
今の自分でダメなのなら
それはだめなんだから続けられないね〜と
話せる自分がいつもそばにいる。

別れを言いたいわけなど毛頭ない。
そこまでお互い寄り添えない状況ならば
過ごさない方が素敵な人でいられるのだなと思っている。

これは
とても大きな変化だ。

彼がどんな気持ちで
私と過ごしたいのかはわからないけれど、
付き合う前から
大切にされていることだけはわかる。

漠然としたものすごく大事にしてくれている感。
これはなんなのだろう。

浮かれているわけでもなく
なんとも言えないこの気持ちは
うーん。わからないのだけれど


付き合って彼と過ごし、
あれ?がない。
疑うところの要素がない。

これが私の付き合う人に
求めることなのかもしれないと思った。

外では飲み屋さんで泥酔している人たちの
楽しそうな叫び声が聞こえる。

もしその中に常に彼がいたなら
きっと違っているのだろうと思う。
彼は酔っても叫んだりしない。
にこにこになる。

彼の好きなところは
とても早く寝るところ。

おやすみなさいのLINEをしてからの
この特別なお一人様の時間が
しっかりしているね、と周りに言われている私のだらしない自分のとっておきの時間なのだ。

だらしなさ最高だ。
ぐうたらダラダラ歯を磨き
お外の酔い人達の叫び声を聞きながら
至福のベッドへ潜る。

頑張っているんだから
頑張らない自分を応援しよう。

久しぶりに私は一人飲みへ行った。
生ビールと熱燗と焼き鳥や明太子、もつ煮を食べた。

あぁ。
知り合いの常連さんがいないこの店は最高だ。

久しぶりに
ただ食べそしてぐいぐいっと飲んだ。

ここ最近の低気圧で絶不調だった。
自分へのご褒美は大切だとしみじみ思った。

なんとなく、
この人となら続けられそうな気がすると思った。
恋愛不器用な私が、少し成長できるとしたら
私は私の機嫌をとって、自分らしく生きていくことだ。

一人でいる時の自分と同じように
息をするように彼と過ごしたい。

仕事がない日は、私も眠くなるようになった。
私にとって整う人なのだ。きっと。

なんでどうして出会えたのだろう。
不思議でならない。

ダメ男好きを私は果たして
卒業できたのだろうか。

今までと今の何かの違いを感じている。
この考察はまた改めて綴ってみたい。

桜が緑の葉を伸ばし始めた頃
少し夜風の匂いが変わった気がした。

この記事が参加している募集

最近の学び

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?