現地で文化の違いを感じよう!―多国籍での焼肉も貴重な経験に
もし1 0 0万円があったら、自由気ままな旅をするといいと思う。
翻訳機が進化しているので、おそらく2025年くらいには語学の壁はなくなっている。でも、そうはいっても背景にあるコンテキストとか価値観というものは、機械ではやはり理解できない。その国の人たちが何を食べ、何を楽しんでいるのかは、行ってみないとわからない。
そういうことがたくさんあるから、経験として自分の中にいっぱいもっておくといいんじゃないかと思います。
私自身は、留学を何回か経験していますが、面白かったのは多国籍メンバーで焼肉を食べに行ったときです。べジタリアンもいれば、牛がダメ、豚がダメ、という人がいる。でも、みんながそれを理解していて、嗜好が合う者同士で固まって座るんです。(中略)肉を焼くところでは、こっちは「豚肉焼いちゃダメ」で、こっちは「牛肉を焼いちゃダメ」と棲み分けができるし、みんな和気あいあいとしている。それを別に誰も不思議だとは思わない。誰も差別的な見方をしないし、みんながみんなを受け入れている。「イン
ターナショナルってなんかこういう感じなんだな」と、そのときに思いました。そういう体験が大事だと思うのです。
―木村尚敬( Kimura Naonori )
株式会社経営共創基盤 パートナー
取締役マネージングディレクター
1968年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。レスター大学経営大学院修了、ランカスター大学経営大学院修了、ハーバードビジネススクールAMP修了。経営共創基盤にて製造業を中心に経営改革や事業強化など、様々なステージにおける戦略策定と実行支援を推進する。主な著書に『ダークサイド・スキル』(日本経済新聞出版社)がある。
教育界の革命児 高濱正伸さんとの異色のコラボで『SD20 20歳からのセルフデザイン』を上梓。
◆SD20の紹介◆
ワクワクする人生は自分でデザインしよう!
後悔しない人生を送るために社会に出る前に、社会に出てからも知っておきたい生き方のヒント集
あなたはこの先どのように生きていきますか?
本書は『ダークサイド・スキル』の著者:木村尚敬さんと花まる学習会の高濱正伸さんによる、ますます不透明さを増す時代に
本気で働こうという若者たちを思いながら語り合った熱いメッセージです。
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