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「ほんの少し誰かのために動くことで、自分も笑顔になれる」がん患者umi no otoさんの思いに応えて、ホームページをデザインしました

自分の命が残り少ないと知らされた時、何をしたいと思いますか?

乳がんステージ4で医師から、「やりたいことは今してください」と告げられたumi no otoさんは、残された時間を、「がんや難病と闘っている人が笑顔で生きられるように」活動しようと決めました。

今回は、私がumi no otoさんの活動に参加することにした経緯や思い、活動内容をお伝えします。ご自身やご家族、ご友人で、病気で苦しんでいる方がおられたら、「こんな活動があるよ」と知らせていただき、役立ててもらえたら幸いです。

乳がんステージ4のumi no otoさんとの出会い

私とumi no otoさんが、noteで知り合ったのは、1年ほど前。優しいタッチで描かれたイラストに惹かれてフォローさせていただいたのがきっかけです。それから、コメントなどで交流させていただき、umi no otoさんのイラストにインスピレーションを受け、物語をつくったこともありました。

時間が残り少ないと知らされた時本当にやりたいことがわかった

umi no otoさんが、乳がんを患っていることは、ご自身のnoteで綴られていましたが、ある日、医師から、こう告げられました。

「いつ何があってもおかしくないから、やりたいことは今やるように」と。

umi no otoさんが、「本当にやりたい」と思ったのは、イラストをまとめた本をつくることでも、旅行に出かけることでもなく、「皆んなで笑顔になれる小さな社会をつくる」ことでした。

「わたし、まだ何も残せていないんです」と話してくれたumi no otoさん。

私は、umi no otoさんを笑顔にしたいと思いました。

そこで、umi no otoさんが考える「がん・難病などと闘っている人、そのご家族、協力していただける方の居場所となるホームページ」を作ることに決めたのです。

がん・難病などと闘っている人、そのご家族、協力していただける方の居場所となるホームページ

活動の名前は、「SMILE」。一カ月の製作期間を経て、umi no otoさんの思いを伝えるホームページができ、noteでもSMILE専用のブログを開設しました。noteでは、「誰かを笑顔にするための小さな一歩」として、以下のようなことができます。

* SMILEのnoteでできること *

①ドナルド・マクドナルド・ハウスの支援について知ることができます。

②患者さんや家族の方は、誰かのために役立つ情報(経験、伝えたいこと)を寄せることができます。

③皆さんで、誰かを励ます応援メッセージを寄せることができます。

④患者さん同士で交流できるコミュニティ(メンバーシップ)に参加できます。


イラストは娘さんが描きました

SMILEホームページ
メッセージ・活動内容について知ることが出来ます。

SMILEnote
ブログや闘病記が読めるマガジン・患者さん同士のコミュニティメンバーシップに参加出来ます。

思いを形にする作業は思った以上に大変で、イメージが伝わらなかったり、お互い誤解があったり、そのために、悲しくなったり…製作期間ではたくさんのことを感じました。

umi no otoさんにも会いに行きました。
別れ際に握手した小さな手、離したくないなと感じました。

umi no otoさんは、言います。

私は1人では何も出来ません。
そこで皆さんにお願いです。
長くは生きられないかもしれないけれど
1日24時間はみんな平等にあって
その1日を同じような悩みを持つみんなで
同じような心を持つみんなで、
誰かの笑顔を守るために
日々を充実させて過ごせたらどうでしょうか?
周りの方々の力をお借りしてここにみんなで創る
私たちの小さな社会があればどうでしょうか?
私たちの残りの日々を活かして私たちも笑顔で生きませんか。

誰かを笑顔にする小さな一歩は、例えば、次のようなこと・・・
SMILEのホームページSMILEnoteを見てみる・フォローする
・自分に何が出来るのか考えてみる
・SMILEの活動やマクドナルドの支援について他の人に伝える
・マクドナルドにある募金箱にお釣りを募金 など

どうぞ一度SMILEのホームページSMILEnoteを訪れてみてください。

長い文章をここまで読んでいただき、ありがとうございました。






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