【連載】コンサルタント1年目 日記⑳
こんにちは、エスネットワークス人事です!
本日も1年目日記をお届けさせていただきます。今回の内容は仕事を進める上で意識することです。アウトプットをすることに対して気付きがあったメンバーが2人いたのでご紹介させていただきます。
ぜひご覧ください!
❙Tさん/顧客目線で考える
こんにちは。新卒のTです。前の日記書いていた頃は最高気温が30度近くあったのに今はその時が嘘かのように寒くなりました。体調管理をしっかりして日々業務に取り組んでいます。
そんな私からは配属前と現在で考え方が変わったポイントがあり、その点についてお話ししたいと思います。
私たち1年目は上司から業務指示を受けて、対応するということを日々繰り返していることが多いです。指示を受ける内容はその時々で内容が変わるため様々な経験をすることができ成長をしています。
しかし経験値だけでは不十分でそこに会社や上司からの評価を受けて、1人前のコンサルタントへステップアップすることができます。そのために私たちが良い評価を得るためには、何かしらのアウトプットの内容が評価されることが必要となり、結果として昇進することができます。
コンサル業界を志している方の多くが「早く成長したい」「多くの経験を若いうちからしたい」など成長意欲が強い人が多いと思います。私も同様でした。入社してからは上司から与えられた仕事を日々こなし、早く評価されたいと思っていたのですが、そんなときに上司から言われた言葉があります。
「常にお客様の立場に立って物事を考え行動しなさい」
その時に、自分の目線でしか物事を考えていないことに気づきました。
例えば資料作成の業務だと、『素早く作成すれば「私が」評価されるから頑張ろう。』そのような視点で考え行動していたことに気付かされました。
冷静に考えれば、私が作成する資料はお客様の経営改善に向けた資料であり、その資料の内容を実行することでお客様の業績が良くなっていくことを考えて作りこんでいます。そして会社の状況が改善することで、その会社で働く社員の方々の環境も改善され、多くの人の人生を変えることになるかもしれないと考えたら、自分自身の行っている仕事の重要性やインパクトの大きさに改めて気付けた言葉でした。
その後の日々の取り組み方は必然的に変化が生まれました。上記の言葉を言われてから、いつでもお客様に提出しても大丈夫なレベルで上司に資料を提出することを心掛けています。(こんな偉そうなこと書いておきながら、実際は手直し受けてばかりです。(笑))
それだけでなく、日々の言葉づかいどうやったらお客様に信頼していただけるかも考えながら取り組んでいます。
いかがでしたでしょうか。半年前は全くお客様のことなど考えていなかったのですが、意識が代わり業務に取り組んでいます。この意識は忘れずに今後も頑張っていきたいです。
❙Rさん/「質」と「スピード」
こんにちは。新卒のRです。6月に配属されてから5ヶ月目となりました。気づいたら秋になっていて、時間が経つのが早いと感じています。
最近、担当する案件が増えてきました。担当する案件ごとの論点を把握し、タスクを進めながら、同時に各案件の全体スケジュール把握することの難しさを感じています。
担当する案件数が増えたとしても、求められる成果物の質はもちろん変わりません。そのためアウトプットの質は落とさずに自分のタスクを素早く完了させることがより求められます。
「質」と「スピード」の両方をバランスよくレベルをあげていくことが大切だと感じる日々です。例えば、「質」を意識して高めようとするとこだわりが強くなり自ずと時間がかかってしまいます。反対に「スピード」を意識すると、内容の薄い提案書になってしまいがちです。
「質」と「スピード」の2つをバランスよく引上げるために最近意識していることは「スケジュール管理とバッファを設けること」をことです。
例えば、A案件に関わる資料の提出期限が21日の場合、期限の3日前である7日に終わらせるようなスケジュールを組むようにしています。早めに完成させることでバッファの期間に、より冷静に自分の成果物の見つめなおすことができ、「質」を高めることができます。
その結果として複数案件を担当していてもマルチタスクをスムーズに進めることができています。当たり前のことかもしれませんが、マルチタスクを成功させるために「バッファ」を設けることは、一番大切な考え方だと思います。
まだ、完璧に自分のタスクを管理することは難しいところもありますが、「バッファを設けること」を意識し続け、迅速かつ質の高い資料をクライアントに提供することで、自分自身の成長とクライアントの変革を進めていきたいと思います。
Tさん、Rさんありがとうございました!
仕事において「スピード」と「質」のバランスはよく出る話ですね。ちなみにエスネットワークスでは社内研修で「スピード論」という講義があるほど、業務を進める上でまずはスピードを意識することが重要だという話をしています。
今回ご紹介したTさんとRさんは約半年の業務経験を通じて恐らく「スピード」は身についてきているのだと感じており、その上で「質」を高めるための方法を探し始めたのかなと思いました。どんどん悩む内容のレベルが変わってきていて嬉しい限りです!
また次回もご覧ください!
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