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「チーズはどこへ消えた?」読書メモ📖

チーズはどこへ消えた? もう10年前の本なんですね
昔からちょっと気になってたのでKindleで期間限定無料
(🫢!)で読めてすごくラッキーでした。

この本は約80ページと短くてストーリーも単純明快ですが、全部自分ごとに置き換えて読むと殺傷力高いです。
残機減りました。あ、ニンダイに出てたペーパーマリオリメイク版めっちゃやりたいです あれめっちゃおもしろくないですか

話を戻しまして
10年前から言われることは何も変わらないんですね、
変化を恐れるなと。ずっと現状維持ってのは現実ありえない。周りをよく見て日々何が変わっていくのかに目を向けて、いざ大きな変化にぶち当たっても受ける傷が少ないように、対応できるように。
変化を恐れて何も行動を起こさないままだと大きな壁にぶち当たったときに
かえって深手を負う。

日本人、、、というと主語がでかいですが
私の周り、特に一番身近な存在だった家族はやっぱり超強烈な保守派だったのだなと、こういった本を読むたびに何度も気付かされます。
そしてその中で育った私も超保守派。変化無理。
温室でぬくぬくしていたい。恐怖心と不安が強い。
それが悪いとは言わないけど、子どもながらにこのままだと将来何かあったとき私はどうなっちゃうんだろうっていう不安はずっとありました。

それをこじらせたまま無事(?)大人になりまして、どうなったかというと
恐怖心を乗り越えて変化していく人たちに嫌悪を感じるようになりました。ひねくれてますね。
でもよく考えるとこれはその人たちに対する嫌悪じゃなくて、変化できない自分に対する嫌悪だと気付きました。八つ当たりをしていました。
変化していく人たちに醜い嫉妬をしていました。

登場人物のネズミと小人、どれに自分が当てはまるのか考えると、私は圧倒的に「変化を恐れる小人のヘム」です。
即決断&即行動のネズミにすぐなるのは難しいとしても、なんとか小人のホーにはなりたい…!ヘムを脱したい。恐怖を乗り越え、恐怖していた自分を笑えるようになった小人のホーになりたい…!!

でもとりあえず、
いま仕事を休職して1年経ったのですが
やっと復職に向けて舵をきれたのでヘムからホーに一歩前進したなあと思いました。
ずっと「復帰」の二文字が超怖かったですが
こないだ兄に発覚した病気(前回記事)に謎に後押しされて、「あ、復職しよ。リハビリ復帰せんと(スンッ)」て恐怖心も勇気も何もなく自然となりました。


あんなに怖くて渋ってたのに、今ちょっとリハビリ復帰が少し楽しみなんです。自分のことながらありえない〜〜楽観的〜!
リハビリして復帰して、それでもダメだったらスッパリ辞めて、辞めた後の生活を想像して楽しくなっちゃってます。
毎日自分の好きな時間に起きてちょっと内職して、家事は苦じゃないので家事して、夫に温かいご飯作って待ってるでもいいかなって。
少し肩の力を抜いた方が私は色々なものを吸収できるみたいです。そのほうが、この本に書いてあったように、
変化に目を向けられるような気がします。いざ何かあった時にやわらかく対応できるように、私も柔らかくありたいものだなと思いました。




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