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読者の本棚に一生残る「著者養成講座」

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知らないと怖い出版の急所。押さえておきたい出版の現実とこれからの出版マーケティング講義集。
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記事一覧

無条件で出版できるほど甘い世界じゃないのだよ。

当たり前に出版できると思うなよ!! ってお話し。 だいぶ前にある場所に投稿して、 予想外…

知っておくべきベストセラーの共通点。

売れる本は「まえがき」と「一章」から面白い。 ⁡ いまはあまりしていませんが、数年前までは…

必要なのは文章力よりマーケットが広い企画力。

売れる商品、売れない商品の違いは、 入口の数に比例する。  出版において、細かい分析…

本ができてから書店に並ぶまでのプロセスについて。

今月29日発売の新刊見本出しを終え、 昨日部決も終えました。 あとは25日の取次搬入を待つのみ…

余談。本を売る方法ってあるのか?〈続編〉

「売り切れてしまって、出版社に何度も問い合わせをしているんだけど中々入ってこないのよ、、…

出版は人生の転機になる。Part➓

これまで、 『編集者が食いつく著者・3つのポイント』 について計3回に分けて書いてきま…

編集者が食いつく著者・3つのポイント Part❾ (その3)

【編集者が食いつく著者・3つのポイント】 1.プロフィール(信用・実績) 2.運の強さ・相性 3.オリジナルな言葉をもつ 3について解説します。 オリジナルな言葉をもつ人のことを、 編集者の世界では「言葉を持っている」 と表現します。 じゃあ、 「この著者は言葉を持っているよね!」 とはどういう意味なんでしょうか? ズバリ! 独自の切り口や視点を、 第三者から見てインパクトある言葉で 書ける人かどうかなんです! もしくは、 解釈の面白さ

編集者が食いつく著者・3つのポイント Part❾ (その2)

さて、前回の続きです。 【編集者が食いつく著者・3つのポイント】 1.プロフィール(信用…

編集者が食いつく著者・3つのポイント Part❾(その1)

Q. 本を売ることの難しさや流通のしくみ、書店の気持ちがよくわかりました。その中で売れてい…

余談。これからのSNS。ファンのつくり方。

初めての出版は売りに走らない方がよい。  本は売れてなんぼの世界だ。 増刷してほしい…

知るとかなり得する「書店が並べたくなる本」トップ5 Part❽

Q. そろそろ書店が並べたくなる本を具体的に教えてください!  🙋‍♂️ だいぶじらせてし…

余談。編集者に求められるスキルって…?

本の価値ってなんだ??  のっけから言えば、当たり前な話しですが、出版社にとって売れな…

余談。本を売る方法ってあるのか?についての僕の見解。

本はどうやって売るべきなのか?  ちょっと偉そうなキャッチにしてしまったけど、これは出…

売れる本の構造とは?Part❼

お待たせしました!  過去2回にわたって出版流通の流れや、ざっくりとした売上分配のイメージについて書かせていただきましたが、  みなさんにとっては、 「細かい業界の話はいらないから、書店で売るためにはどうしたらよいのか教えてくれ!」という声が聞こえてきそうですよね(笑)。  *  だけど、今まで説明してきたような実態を知ることで、本を売ることの難しさや、本が書店に並ぶまでの道筋、出版社の苦労、書店の苦労がかすかながらでも分かっていただけたのではないでしょう