汚い被写体の写真

先日ストックフォトで知り合った方と食事をした時、どんな写真がダウンロードされるか話をしたんだけど、「汚い写真は投稿できない」と言われた。

『汚い写真』と言うのは、写真が汚いのではなく『汚い』と思う被写体を意味している。

『汚い被写体』の写真を投稿できない理由は自分がそんな物を撮っているのを人に見られるのが嫌だと言うことだった。

私は汚いと思われる被写体の写真でも必要と思えば撮影して投稿する。(不快感のない程度に)

デザインを生業としてきた中で、そう言う写真の方が撮りづらいからと言うのが理由。

例を挙げると、以前住んでいたマンションは3年ほど前の住人(知人)が住んでいて、借りて欲しいと頼まれて入居。知人は3年間トイレの換気口を掃除してなかったようで、気付くと埃だらけになっていた。
私が入居してからの埃もだけど、その前三年分も蓄積。

その埃を取った後に写真を撮ると綺麗になった換気口になるが、埃を取る前の写真だと『汚い被写体』になる。

どちらが需要が有るだろうと考えた時、私は埃を取る前だと思った。

beforeとafterの写真だとbeforeの方が撮りづらいと思う。だって、短時間で埃を溜め込むなんて出来ないし、それっぽく埃を演出しても実際にため込んだリアルな感じは出にくい。

それよりも埃を集めてわざわざ付けるのもどうなんだ?と言う感じがする。

Photoshopを使って写真を作り上げると言うこともできるけど、イメージに近い写真がストックフォトで販売されてたら、買った方が早いし安いよね。

汚い被写体の写真だけでなく、ストックフォトで買うとしたらと考えて何を撮るかを考えるようにしている。

写真が上手でなくても、必要とされダウンロードされる事を願って。


ここ数日、この写真がよくダウンロードされてる。
コロナの影響かな???




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