見出し画像

実践してきた英語学習の方法

英語を話せるようにならないとなあ、と何年も思い続けてきて結局なんとなく、英語の本を読んだり、英会話をしたりしてきたけどこれで本当にいいのかな?と、10年前の私は思っていました。今でも、「この英語レベルから抜け出したいな」と思っています。

若くてお金がないときは、NHKの英会話テキストで通勤時に英語に触れたり、都内のMeetupに参加して英語が母語の人と話しに行ってみたり。

できる限り、海外と触れて英語が上手くなれたらいいな、と思っていました。しかし、オンラインで日本人の英語メンターをしている方に出会ってから、今までの考えは一変しました。

今までの自分は「ウソの英語」を話していたつもりだっただけであり、本物の英語とはまったく違いものであったこと。
今まで学んできた英語はうわずみだけの自己満足であったことを理解しました。

TOEIC895点、海外出張経験(欧州)、3年のオンライン英会話講師経験あり、現在アメリカ中西部在住の私が、ここ9年ほど実践してきている英語学習方法についてnoteしていきます。

1、基礎単語の意味・発音・使い方の反復練習


ひとつ目は基礎単語の意味・発音・使い方の反復練習です。
英語に限らず言語学習の3大要は「単語・発音・文法」です。
これらのひとつでも欠けていると、いつまで経っても英語は上達しません。

基礎単語とは、Goやtakeなど、小学生でも使っている単語です。

一億人の英文法で紹介されている基礎単語は以下のようなものがあります。

基礎動詞
go
come
run
bring

基本前置詞
about
above
across
after

基本副詞
so
such
too
rather

これらの単語を見て、即座に正しい発音でいえるか、どのように使われているのか、一瞬で英文が作れるような状態が好ましいです。

また、上記のような基本重要頻出単語が学べる紙の「単語帳」を購入することをおすすめします。

私は、「英単語ターゲット 1200」を9年前に購入し今でも持っています。
単語帳の正しい使い方は、各単語帳の冒頭に記載されていますのでぜひ参照されてみてください。

私の場合は、単語の音を聞き、環境が許せばネイティブの音声の後に繰り返して反復練習、最近身近に起こったこと例に英文をひとつ作り、英語メンターに自作の英文を送る→チェックしてもらう、という流れで単語学習をしていました。

2、英語を学び続ける環境を整える


1で述べたように、基礎単語を学ぶことが必須ですが、特に独学は継続できないと面白くないし、面白くないと継続もできません。

「英語を学ぶ環境を整える」にはまず2種類あります。

  1. 基礎単語を学ぶ前、学んでいる最中、学んだ後に「単語をもっと知りたい」と思えるような環境を整える

  2. 単語を学ぶための時間、最適な場所を整える

まずは、1、ですが、日本語が話せない人と話す機会を作る、学校や仕事で英語を使えるような環境を探すなど、英語を話す機会を作るために関わる人を変えていく、新しく知り合う努力をすることになると思います。

「あの時、こういう意味を込めて言いたかったのに英語がわからなくて全然伝えることができなかった」などと経験値を積むことにより単語を学ぶ必要性を見出すことができます。

これは、直接的な人間関係だけではなくオンラインでの人間関係を構築することによっても環境を整えていくことができると思います。

例えば、私の場合は、コロナ渦はオンライン英会話を始めることで毎日のように英語を使うようになり、「あれが言えなかった…!」と経験値を積むことに成功しました。

人間関係をいちから積み上げるのが苦手、とか
もともとコミュニケーションが苦手、とかいう人は
オンライン英会話で国籍、性別、年齢、学びたい教材などをあらかじめ絞って英語で話す機会を得られるのでかなり効率的な方法だと個人的には思っています。

2、については、「時間」的な環境を整えるということになります。

毎日仕事で、早朝から夜まで働いている人々、毎日育児で忙しく、なかなか時間が取れない人々にとっては、そもそも単語に触れあう時間を作ることができないこともあるかと思います。

やはり時間を作らないと、英語学習に取り組むことができないので、時間を肯定したり、これをした後は単語帳を開こう、とか少しずつ時間を作るように時間配分の調整をすることが必要かと思います。

例えば、私の場合は、まだ日本にいたころは都内でフルタイムの勤務をしていたので、なかなか時間が取れず英語学習に本腰を入れられないことがありました。

そのため、朝活の時間を作ることで、通勤前に最寄りのカフェに立ち寄りそこで1時間以上、NHKのテキストに触れたり、音声を聞いたり、慣れてきた頃には適当な場所(公園など)を見つけてオンライン英会話をするようにしていました。

早起きは辛いこともありますが、習慣化してしまえば楽になり、
早起き+英語学習+快適な通勤+達成感を味わう
の4つを毎朝することができていました。

また休日の朝は、日本人の英語のメンターのレッスンを1時間受講していました。

こちらも、いいメンターを探すのは手こずりましたが、ラッキーなことに良い方に出会えて、5年もメンターのレッスンを受講していました。

そのメンターは、全てオンラインで完結するレッスン制度でしたので、
その方と最初にコンタクトを取ったのもオンライン、
レッスンを受講するのも全てオンライン、
と会ったことはないですが、不思議と英語学習のモチベーションが続き
5年も続いたことは今でも奇跡だと思っています。

上記のように、単語を学ぶ・英語に触れるためには「環境を自ら整える」必要がありそうです。

  1. 単語帳などの「モノ」

  2. 英語に触れる「時間」

  3. 英語に触れる「ヒト」

がキーになりそうです。

3、習慣化する


近年、「習慣化」という言葉が流行っています。
人々はどのようにすれば習慣化できるか、と最近の流行りの本では
習慣化についての著書が有名になったり、Twitter界隈でも習慣化のためのコーチングサービスが提供されたりしています。

私は、新卒で入社した頃から朝活を続けていました。

なぜできたかというと、自宅で朝ごはんを食べる習慣がなかったため、通勤途中のカフェで朝ごはんを食べていたということ、ラッシュ時の通勤がとてもストレスだったので、早めに自宅を出て快適な通勤をしたかったことの2つの要因もあり、朝に時間があったので、小さい頃から好きだった英語に取り組むことに決めていました。

そのため自然に習慣化され、アメリカに移住した現在でも朝活は必須です。
朝早く起きれないと、後悔の念が押し寄せてきたり、何か物足りない気がしてしまいます。

「習慣化」については、各ライフスタイルにもよりますが
なかなかひとりで始められない人は他人の手を借りてみるのも良いかもしれません。

ココナラやオンラインサービスでは、期間限定で習慣化をお手伝いしてくれるようなサービスが多くあります。

また、Twitterでは同じようなこころざしを持っている方々が朝活の様子を配信らライブなどで流してくれることもあるので、とりあえずオンラインで「ググる」ことで次のステップに進めそうです。

最近の私、ヨガ・エクササイズをしている間に、YoutubeでDaigoさんのチャンネルを見るようにしています。
「習慣化」のことについて科学的に証明された文献をもとに、いろいろお話になっているので聞いてみると良いかもしれません。
何かいいヒントが得られるかもしれませんね。



この記事が参加している募集

#英語がすき

20,149件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?