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きっとそれは憧れではなかった。
ふわふわのパーマにダボダボの服。女の私より細いウエスト。かなり大きめのマフラーに顔を埋めて、ふにゃっと笑う。
そんなバイト先の先輩、Kさんと仲良くなったのはいつだったか。
最初はただの"面倒見の良い先輩"で。私が失敗した時とか困ってる時とか、すごく優しく教えてくれた。
バイト同士の仲はかなり良い職場で、みんなで飲んだり遊びに行ったりすることはしばしばあった。その中でもKさんとは、バイトの入り時間
花束みたいな恋をした。
花束みたいな恋をした を観た。
(下記少々ネタバレ含みます)
これがまーーーとんでもなく刺さった。
1週間経った今も余韻に浸れちゃうくらい。
大学時代のひたむきに相手を想う気持ちとか、2人でいるだけで楽しい感じとか、でも社会人になって仕事への価値観の違いから少しずつずれていってしまう感じとか。
もうね、自分を見ているかのようで、心ぐりぐり抉られた。
以下つらつらと感想をば。
▼特に記憶に残