見出し画像

幸せポイントを貯めてみる

人生いろいろある。どうしてもたまに凹んでしまったり、たまに悲しくなったり、やる気が出ない時もある。そんな時は、「幸せポイント補充しなければ」となる。

『宝くじのように運で人生が決まる』ではなく『地道にコツコツ貯めるポイント制』である理由


どこかで読んだのだが、幸せというのは筋トレのように毎日習慣として身に着けることで筋肉が強くなっていくのと同じ法則で、幸せというのもまた鍛えて得られるものだと。自分が幸せになる日はいつかではなく、自分で作れるのだと。といわけで、自分の幸せは宝くじのように当たる確率の低いところに運をゆだねるのではなくて、コツコツとたまってくるポイントカードを活用するのと同じなのかもなと思えてきた。

幸せポイントをどのようにして貯めていくか


私の場合、幸せポイントは下記のリストの中から幸せポイントを貯めていく
1.美味しいものを食べる
2.何時間もかけて寝る
3.くだらない動画を見る
4.ノートに思ったこと、考えていることを殴り書き
5. 信頼できる人に愚痴ってみる
6. (誰かと会わなくても)お洒落して出かける
7. いまの悩みや心情に合った本を読む
8. 聞きたいと思った音楽をループで聞きまくる
9. お絵描き、水彩画
10. 泣ける動画や映画を見て号泣

それでも本当に辛いと思ったときはお金をかけてもセラピーに行く。もちろん、60分の対話で2万円するのはお財布に痛い。それでも自分に向けての投資だと思って、投資してみる。もちろんみんながそんな余裕のある状況にあるってわけでもないということは十分認識しているので、出来る限り金銭的なサポートできる団体とかを探してみてみるのもあり。

上記のリストは私個人の幸せポイントを貯める方法の一覧となっているので、自由にカスタマイズしてください。お金の浪費や自分の健康に害するようなことをリストには入れないこと。

幸せポイントを貯める前に


気分が落ち込んでいるとき、大半の場合、
1)寝不足か
2)栄養が足りてないか
3)人との交流が足りていないか
のどちらかの時である。

できるだけ、『自分はなぜ最近元気がないのだろう』という振り返りの会を設けてみる。そうすることで、どの方法であれば幸せポイントが貯めやすくなるのかわかってくる。

また、人間関係で悩んでいるのあれば周りのサポートが必要になってくるだろうし、自分の健康に関する問題であれば一刻も早く病院に行った方がいいだろうし、労働環境が問題だったら即直属のマネージャーや人事に報告するべき。このような問題が理由で自分の気持ちが凹んでいるのであれば、いくら美味しいもの食べて一瞬の幸せを得たとしても長期的な解決方法にはならない。この場合、幸せポイントを貯める前に不幸の元を根から掘り下げることが重要な気がする。

『マズローの欲求五段階説』について


『精神科医が見つけた3つの幸福』という本でも紹介されたが、まずは人間が生きていく上で必要最低限のニーズ:「生理的欲求」「安全的欲求」「社会的欲求」などが満たされていないといくら「自己実現」や「自己超越」にエネルギーを注いでも幸せにはなれない。要するに、土台が成り立っていないといくらピラミッドの頂点に焦点を置いてもうまくいかないということである。幸せポイントを貯める際にどの欲求を満たす必要があるのか自分自身とゆっくり向き合うこと。

幸せポイントを今すぐ貯めよう


もちろん、宝くじが当たる感覚もかなり気持ちいいはず。待ちに待った旅行が実現出来たら楽しいだろうし、何カ月も貯めてきたお金で高級品を嗜むのも全然あり。ただ、それをしないと自分は一生幸せになれないという考え方を持ってしまうと、何もない平凡な毎日を生きるのが苦痛になってしまう。幸せとは身近にあるものだけでも感じることはできるはず。豪華な食事、派手なお祝い事、遠い島での旅、高いお買い物しなくても、幸せが得られるはず。自分に合った自分のための幸せポイントを作ってみよう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?