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自ら勝ち取る力がつく!子どもたちにポイント制を導入してみた!

わが家では以前「チケット制」という
良い行動をすることでチケットを渡し、
そのチケットでテレビやゲームをする
という制度を導入していました。

しかし、もっと長期的に良い方法はないだろうか?
とうすうす思っていたところ…

「ポイント制」なら目先の利益ばかりではなく、
長い目で考えて、自ら動くようになるのでは?
ということで、3ヶ月前から導入してみました!


今回の記事では、
わが家で「ポイント制」を3ヶ月やってみて
良かった点と課題点について紹介します!

ポイント制をやると、子どもが自ら行動して、
計画を立て、工夫できるようになります!
ぜひ、参考になれば嬉しいです。


そもそも「ポイント制」って何?

私が参考にしたのは以前noteで紹介したこちらの本。

お金持ちが多いユダヤ人家庭でもやっている、
「ポイント制」を導入すると、
自然と起業家・経営者マインドが身につきます。

【ポイント制とは?】
●親から子どもにタダで与えない
●子どもが良い行動する→ポイントを与える
●望ましくない行動する→マイナスポイント
●子どもはポイントを使ってご褒美をもらう

ポイント=収入、売り上げ
自分の頑張りが収入に直結することが実感できる

【用意するもの】
●お手伝いリスト
●ご褒美リスト
●ペナルティリスト
●ポイントを記録するもの
各リストに親がポイントを設定する

ポイント制をするということは、
親が今後一切、子どもに無条件に与えないということ。

ただし、生活必需品など必要なものは除いて。
あなたがシビアになる決意をするということでもあります。


家庭によって多少ルールは異なると思いますが、
誕生日やクリスマスプレゼントも
わが家ではポイント交換という形に決めました。


そうすれば、自分がほしいものが自分の力で
確実に手に入るというのは子どもにとって
大きなメリットだと考えたからです。
ドキドキワクワク感は減っちゃいますが。


あぁ、サプライズやプレゼントどうしよう?
とあれこれ悩むことから開放される!
と喜ぶと同時に、ちょっと寂しくもなりました。


でも、今すぐ必要でないものを、親が簡単に
子どもに与えてしまうのは良くないと思うのです。

まったく買い与えないということではなく、
条件を付けることで簡単に与えないということ。


条件をクリアしたら、欲しかったものが手に入る。
これは人生を豊かにするために必要なスキル。


無条件で与えるのは「愛情」だけで十分。

なんだか冷たくも聞こえますが、
子どもの将来を考え、「自立」する力を育む
子ども想いの方法なんですよ。


今まで、どこかに出かける度に、
「あれ買って〜」と駄々をこねられていたら
ポイント制を試すと劇的に変わります!


3ヶ月やってみて実感したことは?

私はこのポイント制に今までにないくらい
ワクワクしていました!
絶対に成果が出ると感じたからです。
さっそく旦那にも協力要請。


今までは、子どもに「欲しい、買って〜」と
言われると、子どもの可愛さに押されて
買ってしまったことが度々ありました。


それではいけないなと反省をしつつ。
夫婦で子どもにものを与えることのルールを
合わせられたのもスッキリしました。

では、現時点で感じた良かった点と
課題点を紹介します。


即効果を発揮!!メリットとは?

正直、効果は抜群でした。

◆親にとってのメリット

  • お手伝いを進んでやってくれる

  • 子どもに良い行動が増える

  • 望ましくない行動が減る

  • 子どもに怒らなくなる

  • 親の負担が減り余裕ができる

  • 親子関係が良好になる


◆子どもにとってのメリット

  • 親に感謝される機会が増える

  • 良くない習慣が減る

  • 親にガミガミ言われなくなる

  • 自分の力でいつでも欲しい物を手に入れられる

  • 心が満たされ穏やかでいられる

  • 自分で自分のことを決められる

まだまだメリットはあると思います。

これまでだと、親の状況や感情などに左右され、
欲しいと言ったら買ってもらえたり、
ダメと言われたり。

でもポイント制にすると、子どもたちは
条件ポイントを満たせば、確実にもらえると
わかったので俄然やる気が出たようです!


また、ご褒美にもすぐに達成できる小さなものと
達成するのに時間がかかる大きなものがあります。

そういう点で、今すぐ欲しいものを我慢して
ポイントを貯めることで、
自制心や計画を立てる力、目標達成力にも
つながるなと実感しています!


3ヶ月やってみての課題点とは?

ただ、実践していくうちに課題も出てきました。
子どものやる気を失わず、上手くポイント制を
運用するため今も試行錯誤中。

始めてすぐ成果を実感できたのは良かったけど、
そううまくは行かないこともあります。


お手伝いとご褒美のバランスが難しい

5歳差きょうだいのわが家。
同じお手伝いでももらえるポイントも違えば、
難易度も違います。
なので、リストは1人ずつ別に作成しました。


問題は、お手伝いの難易度が高くなると、
そのお手伝いはだんだんやらなくなり、
簡単なものばかり行うようになることです。


ポイント制を始める前に決めたのですが、
実際にやってみると難しかったということも
出てきます。


そのため初めて実践する時は、
1ポイントの簡単なお手伝いを
たくさん作るのがおすすめ。

難しいものは、要素を分解してそれぞれに
1ポイントを設定するといった感じです。
何事も小さく始めるのが大切!


また、6歳の娘はたまに、このご褒美は
3ポイントじゃ簡単すぎる〜と言ったりします。
そんな時は都度ポイントを調整しています。


ポイント管理の方法がいまいち

私は早く試したくて、各リストをエクセルで
作成したシンプルなものを使っています。

2人のリストをそれぞれファイルに入れ、
都度見ながらやっています。
これがちょっと面倒。
何度も出し入れして、A4用紙がクタクタ。


このリストは子どもにとって見づらいかなと
感じているので、余力があったら図や絵を
入れてパッと分かるものが理想なのですが…


なんせリストも日々増えていくので、
なかなかいいアイディアがないですね。

もし、いい方法が見つかったら、
新たにnoteに書こうと思います。
もしくは教えていただけたら嬉しいです!


親の一貫した行動がカギ!

以上、子どもが自ら勝ち取る力がつく
「ポイント制」をやってみたわが家の体験談を
紹介しましたが、いかがでしたか?


よく、ポイント制をやると、
見返りばかり求める子にならないか?
という懸念がありますよね?

私も最初はすごく心配しました。
以前チケット制でそれを実感したからです。


しかし、このポイント制は
お手伝いとご褒美を親子で一緒に決める
=お互いがWinWinである制度


ご褒美(目標)に対して、叶うのに必要な
子どもに合ったポイントを最初に決めるわけです。

また、新たに欲しいものができたら、
ご褒美リストに足さない限り叶わない
ということになります。

ポイント制をやる時は、この点をしっかり
子どもが理解した上で、始めるといいですよ。


そして、ポイント制度が崩れる時は
親が異例を認めた時
だと肝に命じた方がいいです。


1度でも特例や異例を認めた瞬間、
子どもはポイント制へのやる気が
失せると思います。

親の強い意志と一貫した行動が
ポイント制をうまく続けるカギ!


以前、どこかに出かけた時のこと。
娘が「これ買って〜」と言ってきました。

私は「そっか。じゃあ30ポイントはどう?」
と聞くと、娘は「えっ!」と驚くも考えました。

そして「20ポイントじゃだめ?」と交渉してきました。
結局25ポイントでそれを買うことになりました。
子どもも色々考えているようで面白いですね!


このように小さいころから、自分の行動が
結果をもたらすと学べば、計画を立てたり、
工夫したりすることにつながります!

もし、子どもに色々ものを買わされて
困ってる〜!ってなってたら、
ポイント制を考えてみてはいかがでしょう?

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです!

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