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まるごと受け入れることで苦しみは消える


昨日、「苦しみは思い通りにならないこと」
だから自分の価値観も思い込みも外して、
自分の思いも手放していくと、
苦しみは消えていきます。

今もうすでにあるものに目をむけて感謝して
過ごしていきましょう
と書きました。


今日は、思い通りにしようとすることではなくて、
受け入れることが大事という話をします。

わたし自身もそうですが、悩みや苦しみというのは
その出来事と闘っています。

自分の中にまるごと受け入れられていないのです。


わたしは数十年間、自分の不整脈と闘っていました。

「なんでわたしだけこんな目に遭うんだ」

「いつになったら良くなる?どうすれば治る?」

「こんな心臓嫌だ!」


それはもう一人相撲のように悩み、闘い、苦しみました。

「なんとかして心臓病を治したい」

「不整脈がある自分は不幸だ」

そんなふうに病気をコントロールしようとして
思い通りにならないことに苦しんでいました。

苦しみを創り出していたのは、
心臓ではなく、わたし自身でした。

まるごと受け入れて、一人相撲の舞台から
自ら降りない限り、闘いは終わりませんでした。

今では病気について悩んだり、苦しんだりすることは
ほとんどありません。

「ペースメーカーの調子が悪い」
「また手術になるかも」
なんて言われると、わたしの心もザワッとしますが、
前ほどの苦しみにはハマらなくなりました。

それがとても楽で生きやすいです。


わたしの姉も一時期悩んでいましたが、
「こどもが不登校だからどうすれば良いか」
との話が多々あります。

「こどもをなんとか学校に行かせたい」

「家でずっとごろごろしているのをやめさせたい」

つまり「不登校がダメなこと」というジャッチや
「こどもを自分の思う通りにしたいコントロール」が
母親のなかにあります。

つまり悩みや苦しみを創り出しているのは
不登校のこどもではなく、母親自身です。

こどもが学校に行かない選択をしたことをまるごと
受け入れてあげれば、悩みも苦しみも解決していきます。

不登校であることをまるごと受け入れてあげれば、
こどもは安心感を感じて変わっていきます。


苦しみの本質は、自分以外の人間が自分の思い通りに
ならないことです。

だからまるごと受け入れることができれば、
苦しみは根っこからごっそり消えていきます。


自分のことをまるごと受け入れられるようになれば
他人のこともまるごと受け入れられるように
なっていきます。

まずは自分のことをぜんぶ受け入れてあげましょうね。





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