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引きこもりからの抜け出し方6選

引きこもりには3種類ある。

ひとつは、家でやりたいことがあって、
そのために引きこもっているパターン。

たとえば、映画が見たい!絵を描きたい!
ゲームしたい!ゆっくり寝たい!という
ポジティブ引きこもり


2つ目が、ネガティブな引きこもり

たとえば、何もやる気が起きなくて引きこもる。
社会や人との接触を恐れて引きこもる。

恐れや無力から引きこもるパターン


そして3つ目が、ショックな出来事や
燃え尽き症候群で、引きこもるパターン。

たとえば、就職や受験に落ちる。
身近な人や大切な人が亡くなる。

イベントに向けて不眠不休の全力で取り組んで、
終わった瞬間に、疲れて引きこもる。

衝撃からの引きこもりパターン



この3つのパターンの引きこもり。

1つ目のポジティブ引きこもりは
本人は楽しんでいるし、全然問題ない。

3つ目の衝撃からの引きこもりは
まずは自分の感情に浸り、自分を癒し、
労わり続けていくことで
少しずつ回復していく。


今回は2つ目のネガティブ引きこもりについて書こう
と思います。


ちなみにわたしはどの引きこもりも経験済みです。

ポジティブ引きこもりは、
料理大好きで、1日中キッチンに立つことが
楽しくて引きこもったことがあります。

衝撃からの引きこもりは、
大学受験でセンター試験で英語が30点の大滑りして、
第一希望の国公立も、私立も、専門学校も落ちたとき。

ネガティブ引きこもりは、
そして、自分に向き合って、自分には何もないと愕然したとき。
大好きなフリースクールを辞めて無気力になったとき。
インナーチャイルドに向き合って過去の記憶に恐れたとき。
だいすきなものを失ったとき。

などなど、ネガティブ引きこもりは、結構ある。笑


わたし、引きこもり回数結構多い。


そんな感じで、自分がネガティブ引きこもりして、
思う存分苦しんで、抜け出せなくて、もがいた経験が
あるので、抜け出し方について書くことで
誰かの役に立てたらいいなと思います。


まず、ネガティブ引きこもりは、
時間が経てば経つほど、外に出るのが、
社会に出るのが、人に会うのが怖くなる。

仕事もしていないときだと、どこかに行く用事も
ないから引きこもりが、さらに助長されていく。


そんながっつりネガティブ引きこもりからの
抜け出しにおすすめなこと

①早起きして、カーテンを開けて、
窓を開けて、太陽の光と風を感じる。

引きこもりだと夜型になっていく。

何かをするわけじゃないんだけど、
寝れなくて起きてたらいつの間にか次の日に
なって、、、ってこと、引きこもりあるある。


②1日1回外に出る。

散歩でも買い物でもいい。

わたしは心病みすぎて歩きたくない、
ってときもあって、近い距離でも車に乗ることがあった。

車で音楽聞いてると癒されたりするんだよね。

車だけど、家からは出てる=外に出てる!って
自分に甘々でした。笑

反対に、いつもなら車で行く場所も
片道30分くらい歩いて行ってみることもあった。

そして外に出れるようになったら、少しずつ
距離を伸ばしていく。

電車に乗ってどこか行く、ヨガに行く、
ワークショップに参加するなど、
物理的な距離を伸ばして、
少しずつ人と関わる場所にも行ってみる。


③SNSやYouTubeのオフ時間を作る。

ネガティブ引きこもりって、
特にやることはない状態なんだよね。

そして、やることない⇨時間はある⇨暇が苦痛となって、
永遠にSNSやYouTubeを見続けてしまうんだよね。

そしたらどんどん外に出られなくなる(経験済み)。笑

完全に見るの辞めよう!ってわけじゃなくて、
SNSやYouTubeから離れる時間を意識的に作る。


④人目がつくところで何かをする

仕事を探す、文章を書く、など何でもいい。

家にいるとなまけ心が出てやらないから、
あえてカフェに行ってやる。

カフェだと人目がある(実際は誰も見てないんだけど)。
だから「やろう!」と思って進むときが多い。
もちろんやる気でなくて、結果的に何もしないときも
あるけど、行っただけ偉いよね!!笑

人目って自分を律するのに大事だと思っていて、
人と約束する、ワークショップやヨガを予約する、
というのも、人目だから、
「めんどくさいな」「行きたくない」というなまけ心から
脱出する手助けにもなる。


⑤コーチやカウンセラーをつける。

わたしは引きこもったからつけたというよりは、
コーチやカウンセラーを定期的につけているから
ついている時期に引きこもりになった、という感じ。

やっぱり第三者からの目線は自分の枠から抜け出す
きっかけになる。

引きこもりのときって、自分の枠にハマっているんだよね。

だから枠を外してくれるような関わりしてくれて、
真っ暗な奈落の底にいるわたしの手を引いてくれる、
家族でも友人でもない何でも話せる安心安全な場所、
という意味で、コーチやカウンセラーは
ありがたい存在。


⑥自分を褒める!

引きこもりのときって無意識に自分を責めてる。

「こんな自分はダメだ!」って自分の無力さ、無価値観、
劣等感、自己嫌悪になってる。

だから「今日散歩行けたよね!偉いね!よく頑張ったよね」
って、めちゃくちゃ小さな出来事も褒めてあげる。

わたしは「you are enough. 」(あなたは十分だよ)
「you've done very well. 」(あなたは十分よくやったよ)
って声をかけるようにしてる。

ニュージーランド人にかけてもらった言葉だから
なぜか英語のままで。

今の自分を否定してることをそのまま受け入れる。
今の自分をそのまま受け入れてあげる。
これまでの自分の頑張りを褒めてあげる。


引きこもりから救い出してくれるのは
親でも友人でもコーチでもカウンセラーでもない。

本当に救い出せるのは、あなた自身しかいない。

散々引きこもり経験して、「助けてよ!」
「なんとかしてよ!」と周りに八つ当たりしたところで、
真に抜け出せるのは自分しかいないことを体感した。


引きこもりをしてお金がなくなっていくのも困ったけれど、
それよりもやることがないことが、こんなにも辛く苦しい
ことだなんて知らなかった。

大丈夫なふりして人と笑顔で過ごすことがこんなにも
キツイことだなんて思ってもいなかった。


怒り、悲しみ、無力さ、無価値観、後悔、、、
誰かが助けてくれたら楽なのに。

でも助けを求めているのに話しかけられたくない
矛盾なわたしもいて。

引きこもりのうつ状態からはもう脱せないんじゃないか、
いっそ死んだら抜け出せるのではないか。


惨めな自分、真っ暗闇の中をさまよいながら時間だけが
過ぎていく。

それでも、「なんとかしたい!」と自分を、
自分の人生を諦めきれない自分もいて。


そんな日々をわたしも何度も過ごしてきました。

そして、何度も自分を救いあげてきました。


散々引きこもりして、この6項目をやるようになると、
トンと絶望の底に手がついたような感覚になって、
そこからゆっくりゆっくり浮上していくのが
わかるようになりました。

今苦しんでいるあなたも、
引きこもっているあなたも、
自分を諦めきれないあなたも、大丈夫です。


ぜんぶ、大丈夫ですからね。


◆本来の自分を生きるライフカウンセリング
より健康に、より自由に、より幸せに生きていく自分へ






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