ヤーコンって、野菜?
こんにちは!
北海道だいすき、くりあです。
今日はヤーコンのお話。
ヤーコン、ご存知ですか?(私はここ数年で知りました・・)
見た目は大根、中身は梨。みたいなお野菜です!
ヤーコンとは
ヤーコンはアンデス高地に自生するキク科の植物で、草丈は1~2メートルにもなり、 地下の塊根(イモ)と塊茎を食用に利用するほか、葉もヤーコン茶に加工し飲用されています。
アンデス山脈一帯ではインカ帝国の昔から、果物のような野菜として親しまれていたそうです。
日本には、1970年代に入ってきたという説がありますが、当初は定着しなくて、1985年にニュージーランドから導入されたものが現在各地に広まったと考えられています。
産地
岩手県や福島県、北海道の置戸町をはじめ、愛知県、島根県、福岡県、熊本県などでも作られているようです。
栽培
ヤーコンは15度〜23度ほどの冷涼な気候を好むため、北海道の場合は5月中旬頃から植え付けを行えます。
本州では越冬も可能ですが、北海道では越冬は難しいため、おうちで育てる時には、春に苗を購入するか、収穫時に塊茎と呼ばれる芽が出る部分を保存しておき、4月頃からポットに埋めて育苗します。
旬の時期
10月~12月にかけて収穫され、収穫されてから1~2ヶ月保存されます。
収穫後すぐにでもたべられますが、旬は収穫してから1ヶ月ほど熟成させ、オリゴ糖が増加したものが食べごろです。ですので、11月下旬以降が食べ頃ですね◎
栄養
日本に導入された当初は、なかなか普及しませんでしたが、地道な研究の結果、現在調べられているあらゆる野菜の中で、最高にフラクトオリゴ糖を含んでいる野菜 “オリゴ糖の塊のようなお芋” ということが発見されました!
85%は水分で残りの固形分のうち70%はフラクトオリゴ糖、その他ビタミンCやカルシウム・マグネシウムなどのミネラルやポリフェノールも豊富に含んでいて、ダイエット食品として注目されています!嬉しい栄養がたくさん入ってますね♡
選び方
・細すぎず太すぎないもの
・切り口がしっかりとしているもの
干からびてしぼんでいるようなものは避けましょう。
・硬く締まりがあり重いもの
手に持った時に表面が硬く張りがあるもの。しっかりと重みを感じるものを選びましょう。柔らかかったり、弾力を感じるようなものは食感が損なわれているので注意!
保存方法
ヤーコンは水分の含有量が多いため、他の芋類に比べるとあまり長持ちしません。 早めに使うようにしましょう!
・冷暗所で保存
丸のままであれば、新聞紙などにくるみ、冷暗所においておきます。サツマイモなどと同じように扱ってください。7~10日くらい保存できます◎
・切った物は冷蔵庫へ
切った物はぴったりとラップで包み、冷蔵庫に入れておきます。早めに食べてくださいね!
下処理方法
切ったヤーコンは変色しやすい(ポリフェノールのため)ので、切ったらすぐに水にさらしましょう。
でも、水にさらしすぎると甘みも抜けてしまうので注意!
~下処理の方法~
使う際はピーラーなどで皮を剥きます。剥いて細切りやスライスなどに切った後は数分間水にさらしておく方が仕上がりが白く綺麗に上がります。
調理方法
ヤーコンは梨のような食感なので、サラダや炒め物に適しています。
調理法の中でもおすすめなのはきんぴら。
ヤーコンの甘みはきんぴらに良く合い、モリモリ食べられますよ!
きんぴらにする場合は、ヤーコン自体が甘いので、使用するお砂糖の量は少なくて大丈夫です。
かき揚げや、レンコンのようにはさみ揚げに使っても歯ざわりが活きて美味しいですし、中華の炒め物に使うと、クワイのような食感で、その甘みと共に料理が引き立ちます!
葉の利用
ヤーコンの葉も捨てずに乾燥させて保存すれば、ヤーコン茶として楽しむことができます。
ヤーコン茶はポリフェノール、オリゴ糖、ミネラルがたっぷりで、体にもとても良いそうですよ。
~作り方~
葉っぱをカラカラになるまで乾燥させて保存し、日本茶やほうじ茶のようにお湯で煎じていただくだけ!
私がよく遊びにいく、くるるの杜にヤーコンが売ってました♪札幌の方は、ぜひ行ってみてくださいね!
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