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夏といえばスイカ!

こんにちは!
北海道だいすき、くりあです。
週に1回は更新したいと思いながら、なかなか実現できていません‥。

そんなことを言っている間に、湿気も出てきて、蒸し暑い夏になってきましたね。
北海道も、夜は涼しいですが、日中は陽がジリジリしています。
熱中症に気を付けて、水分補給を忘れずにお過ごしください♪
今日は、水分補給にもなるスイカのお話です。


北海道のスイカ

夏のスイカ、熊本県や千葉県、山形県で多くを生産していますが、北海道でも生産しているんです!
出荷量が多いのは、JAきょうわの「らいでん西瓜」。今時期、スーパーマーケットでも販売が始まってきています。
また、赤と黒の大胆なデザインパッケージで目立つのはJA当麻の「でんすけすいか」「ダイナマイトスイカ」はJA月形町産で「でんすけ」と同じく表面がまっ黒。「ゴジラのたまご」も同じJA月形町産です。
北海道には、実はいろんな種類のスイカがあります。


北海道の主なスイカ

上でも紹介した、スイカたちのご紹介です。

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らいでん西瓜

「らいでん」は積丹半島の「雷電海岸」からつけられたそうです。
共和町の、日本海から吹く風がスイカ畑を吹き抜けることで、葉や茎や果実を動かし、適度な刺激となって病気等の発生を抑えることができるらしいです!
また、スイカとネギの混植栽培をすることで、ネギの殺菌作用を生かした農薬に頼らない安全な作物づくりに取り組んでいるそう。知恵ですね‥!
出荷時期は6~10月頃。



でんすけ西瓜

「でんすけ」は、目の回りや鼻の頭を黒く塗ったユーモラスな姿で話題を集め、舞台名「デン助」で人気のあった喜劇俳優、故・大宮敏光さんにあやかり、だれにでも親しまれるようにと考えられたそうです。
また、水田の減反政策が進む中、米に代わり田を助ける転作物「田を助ける(田助)」という意味も込められたといいます。
二重の意味があったなんて驚き!!

大きさは6~8kgほどの大玉スイカ。
果肉は明るい紅色で、果皮は暗緑色。縞模様のない外観が特徴的です。

今年の初競りでは、札幌で1玉50万円、旭川ではなんと1玉60万円の高値がつきました!

出荷時期は7~8月頃。

追記(7/26)

でんすけすいかの生産者さんのお話しがアップされていました!
立派なすいか、おいしそうすぎます‥。


ダイナマイト西瓜

月形町産の「ダイナマイトスイカ」は、その名のとおり、爆弾のように真っ黒くて真ん丸な形。そして切れば、真っ赤な果肉がインパクト大!
比較的皮が堅く、他のスイカより日持ちが良いともいわれています。

生産農家は、月形町内に10数軒のみと出荷の個数が非常に少ない上、道内の高級店で贈答用に消費されるため、ごく一部しか流通しないそう。
希少価値が高いです!
出荷時期は6月中旬~8月中旬。


ゴジラのたまご

北海道月形町のたった一軒の農家さんでしか生産されていない、とっても希少なスイカ。
見た目は恐竜のたまごのように、ラグビーボールみたいな楕円形が特徴的です。
出荷時期は7月中~下旬。


栄養

・カリウム
カリウムは果肉や種子に多く含まれ、疲労回復や利尿作用があるとされています。夏の暑さで弱った身体に優しく、夏バテに効果がある食材の一つです。

・カロテン
赤肉スイカの色素には、βカロテンとリコピンが大量に含まれています。
βカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも、体内でビタミンAに変換され、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

また、リコピンは、活性酸素を減らす働きがあり、老化予防に効果的と言われています。

さらにスイカの種は、中国の漢方で解熱作用や鎮静作用もあるとして利用されていたりと、スイカは実だけではなく種まで栄養が含まれていると言われています。
スイカを丸ごと食べて疲れた身体を癒しましょう!


スイカを叩けばわかる?

スイカは昔から手のひらでパンパンと叩いて、その音で見極めるとよく言われてきました。
皆さんも、一度は叩いたことがあるのではないでしょうか?
実は、昔は甘さよりも熟し度が重視されていたからなんです。

よく完熟したスイカは叩くと”ボンボン”と澄んだ音で響きます。
これが未熟だと”ポンポン”と高い音がします。
熟しすぎている物は、低い音ですが鈍く潰れたような”ボタボタ”という音になります。

だとしても、慣れた人にしかなかなか聞き分けられないので、あまり参考にならないんですよね~(笑)


選び方

”熟度合い”だけでなく、”美味しさ”が重要ですよね。
美味しいスイカの見分け方、参考にしてみてください♪

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➀ツルの付け根がくぼんでいるもの
 スイカは、熟すとツルの付け根の部分が少しくぼみ、その周りが盛り上がったような形になります。その部分がへこんでおらず、まるい球状の表面に軸が出ているような物はまだ未熟なものなので避けてください!
ツルが付いている場合は、ツルが緑色の物にしましょう。

➁スイカの模様とその表面がくっきりとして凹凸があるもの
 縞模様がないスイカもありますが、表面に濃い緑の縦模様が入っているスイカは、さらった時にかすかにへこみ、模様の無い部分が膨らんでいます。
この凹凸がはっきりしているほど、良く熟して甘味の強いスイカである傾向があります。

➂お尻のへその部分が大き過ぎず、小さすぎないもの
お尻のへそは熟すにつれて大きくなります。小さすぎるものはまだ未熟な可能性があり、5円玉より大きい物は熟しすぎの可能性が高いです!


保存方法

・スイカは買ったら早めに食べる!
 スイカは追熟せず、劣化が早いので、買ったらすぐに食べた方が良いです!

・丸まんまのスイカは冷蔵庫に入れない
 スイカは冷やし過ぎると、甘味が弱まり美味しさが半減してしまいます。丸まんまのスイカは、風通しが良く比較的涼しいところに置いておきましょう。

カットする前なら、常温で2週間ほど保存できます◎

 カットされた物は傷みが早いので、冷蔵庫に入れて早めに食べましょう!


美味しい食べ方

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・冷やし方
上記のとおり、スイカは冷やし過ぎると甘味が半減してしまうので、食べる直前に1~2時間ほど冷やしましょう。

丸まんまの場合は、バケツや桶にスイカを入れ、スイカの上にタオルなどを被せて水道水を垂らすようにします。

キャンプなどで、よく川にスイカを浸けておいたりしますね、あれが一番美味しい食べ方らしいです!

スイカは8℃から10℃が最も美味しく感じる温度だそうです。

・中心部が最も甘い
スイカは中心部分が最も甘く、皮に近づくにつれ糖度が下がっていきます。切って食べる時は、甘い部分がみんなにいきわたるように、中心部分から放射状に切ると良いですね♪

・全部食べられる!
スイカは、ほとんど余すとこなく食べられます。
果肉はもちろん、通常捨てがちな皮の部分も、昔から漬物にしたり、煮物にすれば食べられます。煮物にすると冬瓜のような味・食感になります♪
また、種は炒って塩味を付けるとビールなどのおつまみにもなるそうです!
私は、考えたことがなかったです‥。驚き!今度やってみよう♪

↓私が参考にしようと思っているサイトです♪


個人的な話ですが、スイカが本当に大好きで、今年もふるさと納税でもらう予定です♪楽しみ!

夏を一緒に楽しみましょうね~(^^)
今回も長くなってしまいました‥。今回も、読んでいただきありがとうございます!

いただいたサポートは、より良い記事が書けるようにスキルアップと情報収集のために使わせていただきます!いつもありがとうございます。