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夢を叶えるーその1 

日焼けしたロコガールに憧れ、ハワイへ

20年前にHawaiiに移住したのですが
「ハワイに住んでます」というと必ず聞かれる「どうやって?」という質問に
先にお答えしますね。笑

きっかけは映画「ブルークラッシュ」でした。

ブルークラッシュ

何度も観ているうちに、
「私もロコガールみたいに日焼けして、青い海でサーフィンしてみたい!」と
憧れるようになりました。さっそくHawaiiが大好きな同僚と二人で弾丸で
Hawaii行きを決める事になります。

当時私は入社2年目で22歳。
新人CAの中で最も若かったので、可愛がられたり洗礼を受けたり(笑)
いつも緊張しておどおどしていて、
お酒はよく喉を通るのに、ご飯は喉を通らない日々を過ごしていました。

ハワイへ

初めて訪れたHawaiiは全てが美しく、田舎へ行けば行くほど別世界。
特に、野生のイルカに会いに行ったあの日の海は
水面に差し込む太陽の光がどこまでも深く続いていて、時間は存在しないみたい。
どこからかイルカたちの嬉しそうな会話が水の中に響きわたっていました。

私はどう生きたかったの?

弾丸のHawaiiの旅で強く感じたのは、あまりに違いすぎる自分の世界との
ギャップ。

高校2年生の修学旅行で
北京行きのチャーター便に乗ったときに出会ったCAさんが
とても素敵だったのがきっかけで
「私、C Aになる!」
とみんなに公言し、それ以来勉強そっちのけで当時から人気だったエアライン雑誌
”エアステージ”を読みあさっていました。

先生や友達からなまあたたかい目で見られていた私の夢は
その3年後に、あっさりと叶うことになります。

が、実際は夢と現実の大きな違いに悩む毎日。
「こんなはずじゃなかった」「慣れれば大丈夫なの?」それとも…

CAの特権は世界中どこへでも気軽に遊びに行けることです。
でも、あちこち遊び回り、帰国後みんなが口を揃えて言うのは

「今日は社会復帰できないんで、よろしくね~」

「あー帰りたい」


誰も仕事に戻ることを喜んでいない!!!笑

でも、女優のように完璧に仕事をこなしてる。
最高の笑顔でお客さまをお迎え・おもてなしをして、颯爽と機内を歩き、
流暢なアナウンスをし、サービスも保安も1ミリのスキもない。

そんな姿を思い出しながら
「私、何がしたかったのかな…」
ゆらゆら揺れるヤシの木を
眺めながらそればかりが頭の中をぐるぐる回っているうちに

旦那さんと出逢う事になります。

イルカのツアーの送迎バスの中で、私は疲れて寝ていたのですが
その間、同僚はサーフィンを教えてくれる人をちゃっかりその場で見つけていました。笑

その日の午後
その方と一緒に来た旦那さんと、4人で会う事に。

私のサーフィンデビューは映画の舞台になったノースショアではなく、
ワイキキのパラダイスというビギナーには比較的安全なサーフポイントで、
旦那さんの指導のもと1回目で立ち上がることが出来ました!


その後も島を案内してもらったり、お食事に連れて行ってもらったりしたあと、
連絡先を交換して帰国します。

私は数日間、社会復帰ができず、女優になって毎便CAを演じていました。笑

帰国して1週間くらい経ってから電話がきて

「エリ、明日って空いてる?」
「うん、空いてるよ」
「ホント!じゃあ1日だけ行くね」
「え・・・1日??」

次の日 本当に1日だけ旦那さんはファーストクラスに乗って
スーツを着て会いに来てくれました。笑(友達のパスを借りたらしい)

それから私達はいろんな話をして、

自由の塊のような
遊ぶように暮らす旦那さんの生き方やライフスタイルが羨ましくなり

「私も、もっと自由に自分らしく生きたいなあ」

「じゃあそうすればいいんじゃない?」

…その3ヶ月後
契約は更新せず会社を辞める事に。笑


結婚


行ったり来たりを繰り返し、結局、出会ってから8ヶ月後に結婚しました。
まさか、こんなに早く結婚するとは思いませんでしたが

出逢いに妥協なし。というか、、人生に妥協はない。

今思えば恐ろしい話ですが、私はCAになる夢を決めた時からずっと
”あそこで働くつもり” ”あの制服を着るつもり”で、なりきっていたので
就職氷河期と言われたあの不況真っ只中の時代、就職活動はしませんでした。
どうしても、興味のないところに妥協はできないんです。笑

正しかろうが間違っていようが、それよりも何よりも
大事なのは
自分の心に従うことだから。

たとえ夢叶えても、
それが自分にとっていいか悪いかは自分にしか分からないし
夢を叶えたからと言って、そこにこだわる必要もないと思っています。

私が選んだ、ハワイという新しい環境の先には
愚痴を言う日々はなく、夢を語りあう日々がありました。

「誰かの価値観の上に生きていれば、安心。間違いない。」

日本社会の中にいた私はそう心のどこかで信じていたけど、やっぱり現状維持は
心に摩擦が起きる。

新しい場所で見つけた生き方は
「全て自分次第で、思った通りに生きていい。」

私はたとえ周りに反対されても
その感覚で自分の心を信じていたかったんだなあと思います。

ここでも言いますが
夢は見るものではなく、始めるもの。

実はこのハワイのストーリー、だいぶ前から計画していたようです。

中学一年生(13歳)の私。23歳で移住しました。

あなたの次の夢は?

人生は一度きりですが、もし変われるなら残された時間を
どんなふうに過ごしたいですか?

時間がない、お金がない、など
さえぎるものがなかったら、何をしたいですか?

そのために、いま何ができると思いますか?

今の生活の中では重要なことではないかもしれないけど
自分だけが知る、人生の目的。

本当はどうしたいのかを聞いて
一つでも自分にやらせてあげてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございます❤︎

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