第1回取材インターン”ひきだし”ミライカイギ
2018年から夏休みに、大学生と地域企業で取り組んできた取材インターン”ひきだし”。
インターンや実際にできた冊子については、以前の記事を参考にしてください。
今までは合宿形式で濃密に開催してきたけど、今年はコロナウィルスの影響があるため、どのような形で実施すべきかを悩んでいました。
改めて、関係者のみなさんと、このインターンの価値と実施方法について話し合いました。
取材インターン”ひきだし”の価値
まず2グループに別れて、意見を聞きます。
学生からは
●学生も企業もえぽっくも全員が参加者
ー正解はないものをみんなで創っていく感じ。
ー寝食も一緒に活動するので、家族っぽい。
ーチームになって、自分の役割を見つける。
●現場のリアルな雰囲気を知れる
ー社長や社員との距離感や働く人の想いを知れた。
ーフラットな関係だったので色んなことを聞けた。
→働くことに対してポジティブな印象を持てた。
企業からは
●学生からのフィードバックで、自分の会社の強みや弱みについて知れる。
●働く”人”を知ってもらえる。(就活での業界や条件とは違う)
●学生が積極的で、たくさん話ができ、繋がりを感じれた。
このような意見をいただきました。
2年前につくった時に、「業界や給与ではなく、”人”から会社を知ってもらおう。」と思ったことに改めて気づきました。
だから、今でも取材する会社名を出さずに学生募集しているんだ。
続いて、別れたグループを戻して全体でシェアをします。
すると、別のグループからは
「合宿して現場で直接会うことに価値がある。これはオンラインではできない。」
という意見が!
早くもオンライン開催に黄色信号が点灯しました。
オンライン”ひきだし”開催について
気づけば、価値の話だけで1時間ほど経ち。
「オンラインで“ひきだし”はできるのか?」というテーマに移ります。
先程は、「オンラインではできない」という話になりましたが、「逆にオンラインの方が向いていることもあるのでは?」と。
例えば、「取材自体は、オンラインの方が集中しやすい。」
目からの情報が少なくなるので、話に集中できそうです。
また、「時間の区切りがつけやすい。」
毎年、ダラダラと休憩や雑談をしてしまって、話し合いが疎かになってしまうことがありました。
スケジュールの時間にメリハリをつければ、密度の高い時間を過ごせそうです。
企業側としても、今後オンラインで会社を紹介する練習になるかもしれません。
その他、「全員匿名で開催する”アバターひきだし”」などの意見もでました。
オンラインだからこその新しい価値づくり
2時間ほど話し合い、「リアル価値をどうオンラインで再現できるか」から、「オンラインならではの価値」もたくさんでてきました。
取材に必要な「信頼づくり、チームアップ」をオンラインで再現するかなど、個別の課題はあるものの、基本的には「オンラインだからこそできる新しい”ひきだし”の価値をつくろう」ということになりました!
これは全てのオンラインイベントの設計にも言えるかもしれません。
ということで、オンラインでこそできる価値作りを、第2回でもっと話していきたいと思います。
最後に、OBOGは社会人になった方も参加してくれたし、企業の方も時間を割いてくれました。
この事業は、えぽっくの事業であるけど、やっぱり「全員参加者」なんだなと思いました。
参加してくれた13名のみなさま、本当にありがとうございました!
おまけですが、顧問の西田さんもブログを書いています。
「キーワードは、向き合わないこと」
と、また違った意見がでてきてます。
また第2回目で深めていきます。
大学生との相談やMTGをする時のカフェや飲食代にさせていただきます!