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走る遠回り、立ち止まる近道。 -「ひきだし」編集後記-

こんにちは、えぽっくインターン生のあおちゃんです。
えぽっくがどんな会社なのかお伝えする「インターン生あおちゃんのえぽっく日記」。第4回目は「ひきだし」の編集後記になります。

「ひきだし」は、就活や働くことに対し何となく違和感を持つ学生のために、まずは働くに触れてもらおう!と始めたインターンシップです。
*ひきだしについての概要・詳細は、こちらの記事ををご覧ください

ですが、私はこのインターンには別の価値も宿っていると思います。
それは、いかに自分が「気づき」を得られるようになるか、という点です。今日はひきだしについて、参加した学生だから分かる切り口でお伝えしていきます。

ちょっと向き合うだけでガラリと変わる

私たちは1日の中で、何回「気づく」ことができるのでしょうか。
例えば「朝食のご飯がやけに美味しかったけど、久しぶりに早起きしたからか」とか「いつもこの道を通りたくなるのは、あのパン屋さんの香りに釣られているからだな」とか、毎日考えられる人はどれくらいいるのでしょう。それよりも、何も考えずスマホでインスタグラムを眺める時間の方が長くなっていること、ありませんか。
何となく通り過ぎることもできる日常でふと立ち止まり、「そういえば…」と考える時間はたくさんの「気づき」を与えます。

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では、「ひきだし」はどのようにして自分のこころの違和感や嬉しさに目を向ける大切さを教えてくれるのでしょうか。
ずばり、他の人の考えを取り込み、自分との差異を考える。これだけです。

事前研修中、「就活と聞いて何が思い出されるか」という問いが投げられました。リクルートスーツ、ES、闘い、面接、説明会…それぞれの考えを共有した後、「なんでこのキーワードが出てきたの?」と聞き合います。それに答えるには当然「なぜ自分がこれを思いついたか」を考えなければなりません。「就活をテーマにした映画でその印象が強くて…。」と説明をするうちに段々と気づきが得られるのです。「自分はこの映画から就活にネガティブなイメージを感じ取っていたんだ。でも他の人の考えを聞いていると、ポジティブな見方もできるんだな。他の子が言っていたように『面接はおしゃべりの時間として楽しむ』って考えてみよう。」
漠然と抱いていた考えにちょっとでも向き合えば、これまでの考えもガラリと変わります。
ひきだしについて書いた別記事で紹介しているように、社員さんの話を聞くことで「あ、こんな仕事の選び方もあるんだ」と思うときもあります。その際も「じゃあ自分はどんな選び方があると思ってたんだろう?あれ、なんでその考えになったんだっけ?」と立ち止まって考えました。


違和感や違いを味わう

気づきを得るために重要なことは、自分のこころの違和感に足を止めることです。
ひきだしではこれを「味わう」と表現していました。
取材後に行うメンバーとの感想共有では、自分の感想と他の人の感想とでは全く異なるものになります。その際、ただ受け流すのではなく「なんであの子はこう考えたんだ?企業を見ているポイントが私と違うのかな」「だとしたら、これまで私は企業のどこを重視してきたんだろう」と立ち止まり、考えることが大切なのです。
違和感や違いを味わうことで、普段の生活でも立ち止まって考えることが増えると思います。

立ち止まることが近道になる

就活についてはもちろん、チームワークの大切さやメンバーの優れている部分、自分自身の考え方などあらゆる面で沢山の気づきを得られることにひきだしの価値はあります。
私たちの日常は目まぐるしく過ぎていきますが、焦って奔走するよりもひとつひとつの違和感に向き合ってみると、結果的に近道ができるかもしれません。
ちょっと立ち止まって「就活」や「働くこと」について、そして自分自身について考えてみたい方は、ぜひひきだしに来てみてくださいね。

*ひきだしについて紹介した記事はこちらからも見れます*


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