見出し画像

海外のappとか

いわゆる「アプリ」と呼ばれるものは英語でいうところのappである。

かっちょよく「app」と言いたいところだが
とつぜん「アップ」と言われたところで諸君はかっちょよい女神が一体なんのはなしをしているかわからないだろうから、普段は親切に「あぷり」と使う。

っていう一瞬で嫌われそうな前置きはさておきこちらは備忘録。


アメリカに住んでいた頃はずっとアップルのアカウントはUS版だったので

度々、日本限定の アプリ(以下app)で欲しいものがあるのに買えないとか、逆もまた然りで日本に戻って日本のアカウントを作ったのちに

これまでずっと日常的に使用してきた欠かせないappが手に入らないという

非常に厄介なことが起こってきた。


アメリカへの未練とともにアメリカの銀行口座とクレジットカードを
帰国後もしつこく執念深く持ち続けてきたわたしだったが

昨年ようやく、そんな未練も捨てて

潔く日本に帰化(っていうのはおかしいが)しようと思い、

銀行を解約してそこに入ってたいくばくかのお金を

せっかくなので使い倒そうと思い

会社を設立する費用にあててすっからかんになって、
その後もすっからかんのままである。



話はかわって最近ウェブのあれこれを作ってくれたり教えてくれるひとが
新しく手伝ってくれていて、そのやりとりの上で

新しくSlackという
ビジネスでチャットしつつ業務を共有するためのappを教えてもらった。





基本的に整理整頓のできないわたしにとって、ツールとして

そのタンスが使いやすいかどうかで全てが決まるといっても過言ではない。


Evernoteというメモするappがあり
アメリカにいた頃は誰もが使っているようなメジャーなツールで

それを長年日常的に使ってきたが、
日本に戻ってスタッフとあれこれ共有する際に

ほぼ一般的ではなく、わざわざアカウントを開いてもらうのも面倒だし、

生粋のアップルユーザーである私は

同じく相手がアップルユーザーであればiCloud などでやりとりできるが

それもまた、ウィンドウズどころかパソコンを持っていない人も
中にはいるわけで使えない。

google のdriveに共有ファイルを作ってみたり、
ラインでグループを使ってやりとりしてきたり試行錯誤したが、


結局は通常のメールボックスのなかにやりとりした内容は
散々にとっちらかったままで

最後いつかやりとりした中にあったファイルを探し当てようとしても

ほぼ不可能に近いのであった。



いまは日本ではラインもビジネスによく利用されるみたいだけど、
スレッド(会話のやりとりっていう意味であってますか?)が多くなると
すぐにデータが重くなって前のを消さないといけないし、
ファイル交換をすると結局古いとこに流れて
最後は期限切れで開けないとかもあって

やっぱり仕事で利用するには不便。


なによりあの、日本日本(というかはアジアアジア)している
野暮ったさが嫌いだし、(めちゃくちゃ喜んで利用してますが)
アップルのようなシンプル・ミニマム・ユニバーサルデザイン的

説明書がなくても使える


という感覚で生きている人間にとって
使いやすいツールは

どうしても海外のものが多い気がする。


いろいろ、pc上で使えるアプリケーションも有料・無料問わず
紹介してもらって
一応は覗くが、とにかくインターフェイス(って使い方があってるかわからないですが外観)がダサすぎるのばかりで、


なんでこう、無駄にださいんだろう

と毎回思うしかなくて、萎えるので結局それがどれほど素晴らしいシステムになっていても

一切開く気がしなくなる。


情報を整理しながらシェアしつつ、必要なところをきちんとまとめて保存する
という部分でこれまでずっと自分で管理しきれずにいて

わたしと一緒にしごとをする人間たちは
まず進行している内容を整理するところから手をつけないといけないような。

長い間手伝ってくれているシステムの男性も、
まあお見事といわんばかりに

わたしのひっちゃかめっちゃかの連絡を見事に整列させたものを
美しくひとつにまとめたものを知らないうちに裏で作ってくれていて、

そういう人たちに囲まれているからなんとかこれまでやってこれている。

ていうか、そういう方たちがいなかったら自分は何もできない。


新しいシステムのTは海外ドラマが好きらしく
サイト構築も向こうのを駆使してきているマニアックな方なので

英語が喋れるのかどうかは謎だが、ひととおり慣れているようで

今回紹介してくれたSlack(いまみたら企業向けチャットツール社内SNSと書いてあった)

は、さくっとアカウントを開こうとすると

まずアイコンがカラフルで可愛くて気に入り、そして登録もサクッと複雑なものは一切ないまま済み、

そして一切のストレスなく使い方も一目瞭然にシンプルであった。


もちろんひらいたときの外観もミニマムで負荷がない。

英語アレルギーの方はシンプルな単語ですらわけがわからないだろうが、
これは実に使いやすい!と

久々に幸せな気分に包まれた。



最初にTと知り合ったクラウドワークスという人材紹介サイトのチャット画面は、毎回ログインしないといけないし、その他の余分な広告や情報が多すぎてストレスになっていたので

嫌がるTにメールアドレスを聞いて、毎度そちらに投げ込んだ。

メールだと進行状況を管理しづらいのはわかっていたが、
ほかのチャット機能がついている上でやりとりが楽なappを知らなかったので

そのままなげこみ続けていたら、

Slackというのを提案してくれたというわけである。

彼もまた、またこのツールはほとんど知らないので探検しましょうとのことだったが、こういう小さな道具的なものを

一緒に仕事をする上で共有ができることは

なんとも無理がなく、楽で、幸せなことだなあと噛みしめるゴールデンウィークの午後なのであった。


生きている世界が同じくらい広かったり、
見えている景色が同じくらいだったり、

そしてそれが異なるからこそ見えてくる新しい発見もある。


ほんとうにいろんなタイプの方とこれまで一緒に仕事をしてきて

ゆっくりと、自分の姿はそのなかで浮き彫りになる。



ちなみに世の中は休日でほくほく幸せモードかもしれないが、

基本的に自営であるわたしにとって仕事と遊びの境界線はなく

すきなことをして遊んでいるものに金額をつけているようなところがあるので


毎日が日曜日であり、毎日が平日なのだった。



というわけで備忘録おわり。


全然関係ないけど、ときどきiphoneの画面とかで

通知バッヂ(赤いしるし)が159とか書いてあるような
メールappが大量にフォルダに入れられているひとを見て、

気にならないんだろうか?と不可解に思う。


わたしは先ほどかいたように整理整頓はできないが、

appに一個でも赤いしるしがつくと気になってしかたないので、

ほとんど通知自体をオフにしている上に、つかわないappはぜったいにみえないように片付けたい派。



上の写真にみえるとおり、Slackが新たにはいったので普段使ってるものとそうじゃないものを整理したら、なんなら2個分スペース余ったわ。


すばらしいappを開発してくれている世の中のエンジニアや
すばらしいデザインをしてくれている世の中のデザイナーさん


本当にいつも、お疲れ様です。
ありがとうございます。





いつも購読・ご購入・サポートどうもありがとうございます!