見出し画像

健康、不健康の概念も変わるのかもしれないね。

先日、とある医師のオンライン研修を受けることがあって、

その中で「ポジティブヘルス」という考え方を学んだ。


画像1


オランダのとある医師が提唱した考え方らしい。

これまでの健康とは、

「単に疾患がないとか虚弱ではなく、身体的、精神的、社会的にも完全に良好であること。WHO(1948)」と定義されており、

ポジティブヘルスとは

「社会的・身体的・感情的問題に直面したときに、適応し、本人主導で管理する能力としての健康(2011)」と考えるようだ。


僕が解釈したのは、病気や障害がないことが健康なのではなく、

病気や障害があったとしても、その過程で課題に対峙したときに、解決しようと本人主体で行動できるかどうか。

そのように捉えた。

画像2

健常者と呼ばれる人に比べて、寿命が短いと言われている障害がある子供たちでも、

社会に出れば、人と人を繋いだり、社会へ出ることで、環境を変えていく力があると感じたと、その先生は言っていたが。

この社会は病気や障害があれば生きにくいことはたくさんあるが、

確かに自分の仕事の場面を通じても思い当たる節はある。


ゴミ出しができなければ、市の職員が家の前まで収集に来てくれたり、

認知症高齢者のための見守り体制を構築したり、少しずつ良くなってきている部分もある。

正直言って、病気や障害は消そうと思っても消せない部分がたくさんある。

そういった現実も、自分の考え方次第で世界の見え方が変わったのなら、

健康、不健康の概念も変わるのかもしれないね。

画像3




この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,283件

サポートしてくれるとメチャクチャ喜びます♪されたお金は、写真撮影への交通費やカメラ機材購入、学習のために使わせていただきます!!