【コラム】 文化系インドアOLが、エノシマエフシーハウスに住んでみた
はじめに
はじめまして。都内で会社員をしているやまぐち(24)と申します。
私は、江の島FCが2021年にオープンした「エノシマエフシーハウス」に1ヶ月間住んでいました。
(申し訳ないながら)私はサッカーに特段詳しいというわけではなく、江の島FCの試合もまだ観に行けていません。。
だけど、エノシマエフシーハウスで過ごした1ヶ月間は忘れたくないと思ったので、今回の機会をお借りしてnoteに思い出を残すことにしました。
江の島FCとの出会い
私が江の島FCと出会ったのは、代表の巴山さんがきっかけです。
bosyuという掲示板のサービスに掲載されていた私の出身大学の最寄り駅「三ツ沢下町」と「シェアハウス」のキーワードにつられて、軽い気持ちでメッセージを送ってみました。
12月中旬に一度オンラインにてお話を聞かせてもらうことになり、江の島FCのことだったりシェアハウスのことだったりを伺いました。
巴山さんの目指す世界観をその場でパッと理解できたわけではないですが、
それでも目の前のひとが「チャラチャラと起業している意識だけ高い系」ではないんだなということだけは確信しました。
選手や監督など様々な人を巻き込んで、自身の短絡的な考えで後には引けない状況を、むしろ迷いなく進んでいる印象を抱いた記憶があります。
まあなんだか面白そうだし関わってみたい。
ということで、物件を内見させていただいた直後に、入居したいとお伝えしました。
エノシマエフシーハウス暮らしOLへ
私の事情で、1ヶ月間だけのエノシマエフシーハウス暮らしがスタート。
(これまで勤めていた会社を辞めて別の会社に移る間、有給消化中の1ヶ月間住みついていました)
有給消化中だったので毎日好きなように過ごしていました。
家で気の向くまま読書したり、YouTubeを見たり、平日の昼間からお風呂屋さんで寛いだり…。
5年間ひとり暮らしをしているのですが、家に他人がいる感覚(しかも初対面)が普段の生活と違って実家ともまた違ってなんだか新鮮でした。
当時一緒に生活していた4名全員が初対面なんだけれども、朝出かける前や夜帰ってきた後に交わす何気ない会話がなんとも温かい。
朝8時に家の目の前の階段をのぼってゴミ出ししないといけないのですが、
冷たい空気と澄んだ鳥の声に包まれて、日々の喧騒から離れる感じも好きでした。
夕食後、食卓にカタン(ボードゲーム)を広げて夢中になっちゃったことも今ではとても懐かしく思います。
江の島FCと私
入居中、もちろん巴山さんや、彼が日々連れてくる江の島FCの選手スタッフの方とお話することもありました。
改めてきちんと話してみるまで、私は巴山さんのことを「はじめから大きな野望を持っていて最短距離で江の島FCを立ち上げた人」だと勘違いしていました。
でも意外にも(?)、高校生のときに生徒会長になった経験がひとつ自信になって、以降そのときどきの実現したいことに向かって進んでみて、違ったなと思ったら方向転換して…って前進している道中なのだなぁと。
そう思うと「若くして起業=雲の上の存在」だろうと変に特別視していた自分が恥ずかしいとさえ思えました。
そして私も前に進む
エノシマエフシーハウスのオープンパーティーのとき、巴山さんがポロっとこぼした一言で筆をおくことにします。
巴山さんは多分サッカー競技を極めた人じゃない。
「そんな人がチームを運営していいのか」という心の奥の迷いだと勝手に推測していますが、私はそれを聞いたとき「なんか、人間なんだなぁ」とホッとしました。
エノシマエフシーハウスを卒業したあと、私は新しい環境で再スタートを切りました。「クヨクヨしたり迷ったりネガティブになっても良いんだ。それでも前に進もうと動けばそれでいいんだ」と入りすぎた肩の力をほどよく抜いて、自分もやるだけやってみようと頑張りはじめました。
つまりは、エノシマエフシーハウスに住んでみてよかった。。。
江の島FCに関わる皆さまのご活躍と、エノシマエフシーハウスの益々の発展をお祈り申し上げて、このコラムを締めたいと思います。
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江の島FCは、2020年4月に設立された、江ノ電沿線を中心とした湘東地域をホームタウンとする地域サッカークラブです。2021年は神奈川県社会人サッカーリーグ3部(J9相当)に所属し、峯山典明新監督のもとで2部昇格、2030年のJリーグ昇格を目指しています。「STAY YOUNG, TO LIVE.~世界中の探求者の人生に生きがいを吹き込む居場所を創造する~」という創設の想いを掲げ、夢を持つ全てのエゴイストの機会格差解消を目指して活動しています。
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