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本屋家族

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「本屋で子育てをする」。 本屋で子連れ店番をすることもあれば、本のイベントに子供と出かけたり、知人の本屋に子供とでかける。 私たちは「本屋家族」です。 これは「本屋家族」の日記…
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2018年11月の記事一覧

【家族と仕事】子育てを社会に溶かし、社会を子供たちと共有する。

【家族と仕事】子育てを社会に溶かし、社会を子供たちと共有する。

私は、子育てをオープンにしている。
子供が理由でできないことがあれば
堂々と子供が理由でできないと伝える。

もちろん、できることもはっきり伝える。

子供がいる、というのは
言い訳ではなく、ただの事実だ。

まだ男性の育児参加や
母親の職場復帰、子供の預け場所に
安定した答えがないのなら
子育て世代のありのままを社会に見せて
伝えていく。

思想や批判ではなく
事実を伝える。

一方、子供には

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11/3 せんぱく工舎「とりかじ祭」を終えて

11/3 せんぱく工舎「とりかじ祭」を終えて

晴天に恵まれた秋空の下
せんぱく工舎の「とりかじ祭」がはじまりました。

午前はまばらだったお客さんも
昼にはあちこちで笑いあうお客さんの姿が見えました。

ハンモックのブランコに揺られる子供たち。
似顔絵を描いてもらっているご婦人。
DJの鳴らす曲にまぶたを閉じて聞き入るおじさまたち。
ランチを楽しむお母さんとこども。

芝生での賑わいをよそに
せんぱくBookbaseではひそかに
「松戸在住の

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うんちからの手紙。

うんちからの手紙。

目が覚めた瞬間、すべてを悟った。
なぜ私が目覚めたのか。
私は今、何をしなければならないのか。

視線の先には
こちらに後ろ姿を見せて横たわっている息子の姿があった。

そっと手を伸ばし、おしりをさわる。
うん、やっぱり。濡れている。

穏やかに眠っている息子を見て
このまま、知らぬふりしてもう一度寝てしまおうか。
寝不足の頭には、母性本能も勝てないようだ。

いや、だめだ、そんなことをした

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