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インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題を語ります。組織に属しない「インディペン…
このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理…
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#医学部

「学閥弱弱」医師が生き残る方法

 私が出た神戸大学医学部医学科は、いわゆる偏差値的にはそこそこ上位に来ると言われる。  …

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「お買い損」医学部を出て

 やっぱり入るよね、と思った。  そう、コスパ悪い大学医学部として、私の出身校神戸大学医…

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東大、医学部と体験格差

 私は公立小中高と近所の公立の学校に通った、いわばそこらへんにいる子供だったと思う。  …

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今日は人生で最も若い日

 最近、購読しているnoteで、東大か医学部、どっちが良いかという話題が熱く語られている。 …

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「東大卒」は使いよう

 東大か医学部か論争というのは、どうもネット上では人気のコンテンツで、私自身何度か記事を…

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偏差値で決めない医学部選び

 医学部医学科が入試においてはなかなか難関なのは周知の事実だ。  偏差値表などをみると、…

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医学部など全く考えていなかった私が医師になった理由

 今年で医師になって20年になる。思えば人生の半分弱を医師として働いていることになる。  32歳で医師になって20年。ということは52歳になっているわけだ。当たり前だが。  この20年は必死に働いてきた。  あえて初期研修で救急病院(神戸赤十字病院)に飛び込み、もまれた日々。  たすき掛けプログラムで大学病院で過ごした日々。  病理医を目指して奮闘した日々。  へき地の一人病理医としてすべての責任を負ったあの頃。専門医試験に落ちてガーンとなったあの日。  働き方

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医学や医療、人間に少しも興味が湧かないけれど、生きるために医師になろうとしている…

 私がラッキーだなと思うのが、生物学を学んでいたことだ。  生物学科に入り、博士課程まで…

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医師国家試験合格率の読み方

 今年も医師国家試験の合格発表の時期がやってきた。  新卒者合格率は95.4%。全体合格率は…

「仮面浪人」の強者

 国公立大学の合格発表のシーズンだ。  Xのタイムラインに喜びの声、捲土重来の決意などが…

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医学部と医師と「カプチル」

 最近こんな話を聞いた。

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私見:医師国家試験はどれくらい難しいのか?

 この記事が出る2024年2月4日17時は、医師国家試験が終わった直後だ。  この試験が…

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「医学部特殊感」の研究

 先日書いた「大学の医学部化」の話は、比較的多くの方々にお読みいただけたようだ。  あく…

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総合大学の「医学部化」の危機

 最近立て続けにいくつかの総合大学の学長が決まった。  それぞれ選考の仕方は異なる。  東北大学は学内の投票結果通りの決定。千葉大学は前学長死去に伴う選考で、学内投票を覆しての決定。そして近畿大学は、選挙などなく決定した。  ただ、共通項はある。いずれも医学部出身者だということだ。  もともと医学部は工学部と並んで教員も多く、学内投票を行っても選ばれるケースが多かった。そして最近、国立大学法人では、学長を投票選ばなくても良くなっている。私立大学なら自由に選べる。  

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