焉明教 えんめいきょう 

宗教団体 終焉明月教、通称「焉明教(えんめいきょう)」の公式アカウント。

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自己紹介

「宗教は社会貢献のもっとも優れた技術のひとつである」 私の名前は「宇治味(うじみ)あやめ」と申します。そして、宗教団体「終焉明月(しゅうえんめいげつ)教」、通称「焉明(えんめい)教」の教祖でございます。 まずは、最初の投稿といたしまして、団体(と言っても私一人ですが...)の設立理由を、ここに記載しておきます。 相対的要因:私は当初、社会起業家になりたくて、正社員として働いておりました。社会起業家、ソーシャルビジネスとは、社会的な課題をビジネスの手法により解決に導く活動

    • 性善説・性悪説とは

      今回は、性善説と性悪説について、解説していきます。 宗教に関する調べものをしていると、偶に出てくる概念なため、まとめます。 また、結構誤解されがちな言葉かと思います。 1.性善説と性悪説の現代的な解釈先ずは現代的な解釈での意味を確認しましょう。 これらを一言で言うならば 性善説→人間の本性は、本来的には善(良いもの)である。 性悪説→人間の本性は、本来的には悪(悪いもの)である。 といったところでしょうか。確かに合ってはいるのですが、このままでは満点の解答とは言えませ

      • カルト宗教の定義とは?フランスの「反セクト法」から考察

        日本では、宗教による社会問題が話題になっております。 しかしながら、我々にはカルト=犯罪組織くらいの認識しかないように思えます。 カルトとは、一体何なのでしょうか?改めて考察していきましょう。 ※今回は無駄に長い割には表題に追いつかないまま記事が終わるため、読む価値が低いのでオススメしません。供養目的での投稿です。 1・カルトについて まずは、カルトについて考えていきます。それと同時に、宗教とカルトの違いを紐解いていきましょう。 カルトの定義について、本稿では横道 誠 先生

        • 宗教法人法についてのあれこれ その2:宗教施設の定義とサイバー宗教

          今回はシリーズものでもある「宗教法人法についてのあれこれ」ということで、サイバー宗教について解説していこうと思います。 1.サイバー宗教とは今回は『図解雑学 宗教』を参考にします。 定義に照らし合わせてみると、例えば、焉明教が信者を募ろうと思い、Xなどで広報活動を行ったからといって、サイバー宗教である、とは言えないでしょう。 更に詳しくみていきます。 ここで明確な定義が出てきますね。存在そのものが仮想の宗教だそうです。 個人的に面白いなぁと感じるのは、宗教の対立的概念で

        • 固定された記事

          宗教弾圧(?)の記事を見た

          今回はかなり雑談に近いお話になります。 noteの記事のネタ集め中にこんな記事を見かけました。 1.宗教弾圧(?)の記事まずは引用から。 私はこの記事を読んで、思わず愕然としてしまいました。 オーストリアの宗教に関する法律は全然詳しくはないですが、この記事のみで判断できることとしては以下の二点になります。 ・とある団体が、法人はおろか団体としてすら認定されなかった ・オーストリア政府は、可否の論拠を「キリスト教か否か」で判断している まぁ読む限りでは、「キリスト教の

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          脱魔術化とは?

          今回はマックス・ウェーバー先生が提唱した「脱魔術化」について解説していきます。 というのも、この概念は全ての宗教関係者が知っておかねばならない、非常に重要な概念だからです。この言葉が出てきてから120年経ちますが、未だに人類が解決していない諸問題を含んでおります。 ① マックス・ウェーバーとは 彼は19世紀ドイツの社会・政治・経済学者になります。 ですので、社会科学の分析の方法論を編み出したり、政治における権力の分類化を行ったり、古典派経済学に対する反論を試みたりしました。

          宗教法人法についてのあれこれ その1宗教に教典は不要?

          このシリーズでは、私、宇治味あやめが宗教団体を設立・運営するにあたって宗教法人法を学んでいく中で、「え、そうなの?」と疑問に思ったことをぶつけるコーナーになります。 1・宗教に教典はいらない…? 先ずは第一回目のテーマは、タイトルの通り、宗教に教典は不要か?です。 先ずは、教典とは何でしょうか? 教典とは、宗教上の基本となる書物であると定義されます。キリスト教では聖書、イスラーム教ではコーラン、仏教では仏典のように、大体の伝統的宗教には備わっております。 投稿者の感覚では

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          宗教家と信者の違いについて

          宗教について色々調べていくうちに、ふと表題の意味について、教祖である私が説明を出来なくては問題がありすぎると感じたため、今回はこのことについてまとめてみようと思います。 目次 ①宗教家とは辞典からの定義 宗教家とは、一体何なのでしょうか?まずは検索してみました。 なるほど、恐らく宗教家には広義の宗教家と狭義の宗教家があり、まとめるとこんな感じなのだろうか 広義の宗教家:熱心な信者全般 狭義の宗教家:宗教の教義を教え広める信者 因みに、信者をwikipediaで調べ

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          福祉を中心に実施した宗教を知ろう!その1:救世軍

          今回からは、前回の最後に書きました通り、宗教の現代的意義_令和の時代に、なぜ宗教が必要なのか?なぜ筆者はそう考えるに至ったのかについての論拠や影響を受けた人物・団体についての投稿をしようと思います。 一体なんの話やと思った初見の方は、以下の記事をお読みになっていただければ幸いです。 では、先ずは第一回目ということで、宗教が福祉を中心に社会改革をどのようにして実行したのかについて、実在の宗教団体・法人を例に救世軍(きゅうせいぐん)を取り上げたいと思います。 まずは、公式HP

          福祉を中心に実施した宗教を知ろう!その1:救世軍