小さなありがとうを沢山伝える
感謝の気持ちを伝えるのは、時に照れたり、時に煩わしかったりするかもしれない。
感謝しているのが当たり前だから、いちいち口にするのは野暮だと思うかもしれない。
でも、たとえ野暮だとしても、私は伝えたいし、伝えてもらいたい。
だって、その方が嬉しいもん。
嬉しいを沢山感じられるもん。
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例えばここに桜の木がある。
桜の木は当たり前にそこにある事も知ってるし、その木が桜の木だってのも知ってる。
その桜は、色んな方法で自分が桜であることを示す。
咲いてみたり、散ってみたり、葉を繁らせたりその色を変えてみたり。
時には「咲かない」という方法でその存在を示す事もあるかもしれない。
だけど、それが「桜の木」として一番認識されるのは、小さな花が沢山咲いている時だ。
様々な在り方をし我々を楽しませてくれるけれども、やはり一番の華の時期は、そしてその存在を感じるのは、咲いている時だ。
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同様の事を「ありがとう」でも考えてみて欲しい。
咲いてなくても桜の木とわかるように、普段から感謝してくれているのはわかるかもしれない。
年に一度咲くように、たまに何かしらの形で感謝を示してくれることがとても嬉しい、というのもあるのかもしれない。
散りかけを楽しむように、後になって感謝を伝えてくれることもあるかもしれない。
けど、やはり一番見ていて楽しい(嬉しい)のは小さな花が沢山咲いている時ように、普段から小さな事でも一言「ありがとう」があることではないだろうか。
そして、それがあるからこそ、葉を揺らしたり蕾をつけている(「ありがとう」の表現方法を変える)というのが効果的になるのだ。
「ありがとう」なんて、たかだか5文字だ。
口頭で伝えて、せいぜいが2秒だ。
その5文字・2秒をケチるな。
この費用対効果は計り知れないぞ…‼(笑)
有り難いでも、当たり前でもどっちでも良い。
「感謝」を伝えられる人でありたい。
ここまでお読み頂きありがとうございます!重度のアトピー(癌だった疑いあり)から医者にかからず回復中の一男二女のお母さんです。日々の出来事から感じたことや考えたことを綴っています。元気になったら表現活動や新月材を使った場所作りなどしたいことが沢山あるので、応援宜しくお願い致します!