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育児を通して感じた人生の本質:世の中の移り変わりを受け入れる

以下の記事を書いて約1年経ちますが、


今は共感という気持ちよりは
諦めの方が強いなと思いますね。

子育てを通して世の中に対する
『こうしてほしい』という気持ちは、
子育て前に比べて
かなり減ったなと思いましたね。

私が今現在育児を通して感じたことを
率直に書きたいなと思いました。

執着について焦点を当てて
書いていきたいと思います。




執着が減る理由:全ては移り変わる

子育てを通して思うことは、
全てが移り変わるということですね。

2020年に子供が生まれてから、
育児休暇をとったり、
コロナがあったり、
週3日労働を目指したりしていますが、

移り変わりまくりの日々だったなと思っています。

同時に仕事や人との関わり方や
人生に対する目的意識も
180°変わりました。

だから性格診断で
2019年:ESTJ→2024年:INTJに
変わったんだと思います…

また子供の成長はすごいもので、
去年まで言葉が片言で、
本人も言葉あまり理解していなかったのに、

今では使う言葉を全て理解しながら
会話が成立しているし、
運動能力も上がっているので、

「人って1年でこんなにも成長するのか!」
と驚いています。

結局は全て移り変わるものだから、
執着を持っていても意味がないのかな
と思うようになりました。

そして現在目指している
『週3日労働を目指す』という考えも
また移り変わるのだろうなと思いますね。


日々元気に過ごそうと純粋に思えた

どうせ全て移り変わるんだから
全て意味をなさないんですよね。

だとしたら
日々の時間をムダにしたくない
という想いもムダなわけです。

なぜなら
未来なんてわからないですから、
結局私達の過ごす時間は
将来に備えたとしても
結局ムダに終わるわけですよ。

ならば、せめて
日々を元気に過ごしたいな
と思うんですよね。

だからこそ自律神経を重視して
・睡眠時間を増やす(残業を極力しない)
・栄養価の高く安い食べ物を接種する
・早寝早起きを心がける
ようになりました。

これを極めるだけで元気に過ごせるので、
十分不幸を避けることができます。

2019年までの自分よりも
健康的にも精神的に安定してます。
(健康診断の結果は全体的に向上しましたし、
ストレスチェックもC→Aに改善しました)

この境地に辿り着けたのも育児通して
世の中の移り変わりを実感できたからこそ
見えた景色なのだと思います。

そしてこれらの自律神経を整える習慣が
今の自分には心の平穏を保つために
必要な習慣だと思います。

苦しいときは力を抜いて、
体力があるときは
知的活動や友人や社会と関わる。

変化を受け入れながら平穏を保つために
頑張らない生き方を
これからもしていきたいなと思います。


まとめ:移り変わることを前提に生きる

平安京特有のそのような美しい情景は、時代が移ろうが、ずっと変わることはないと信じられてきた。だが、果たしてそうだろうか。
(中略)
昔からずっと変わらない佇まいを保っている家など、めったにないということだった。たとえば、焼けた家。翌年新築している場合もあれば、豪邸が滅んで貧弱な家に様変わりしている場合だってあるのだ。そういうことは、家そのものだけに限らない。その家に住む人たちの過去や現在にも、同じことがいえるのである。

超約版方丈記 p15,16


これが世の中の本質なのだと思います。
「変わらないことなんてない!
変わるんだよ!」
と鴨長明さんは言いたいのでしょうね...

ただ私も人間ですから
どうしても執着があります。
以下はその例です。

・日程への執着
→何か日程通り出来ると思ったら
出来なかったときの悲しみ

・セミリタイアへの執着
→仕事なんてやめたいと言う欲望

・人に対する怒り
→こうゆう行動をしてほしいという執着


欲望や執着を捨てきれないときはあります。
そんな時に精神科医のTOMMYさんの

「心のなかで管理しなくていいことを手放す」

DIAMOND online

という言葉は確かにそうだなと思いました。
逆に言うとこんな単純なことが
大事なんだよなと思いました。


私の執着で言えば

・日程通りうまく行かない
「日程なんてどうでもいいじゃん!
気が向いたら次の機会にやれば良いじゃん!
そのために健康第一!」

・セミリタイア
「セミリタイアできなくたって
今日が健康で元気ならそれでいいじゃん!」


・怒り
「人との関わりを減らせば怒りは減るから
人と関わる機会を諦めればいいじゃん!」


欲望や執着を捨てた先にあるのが
「今が元気ならそれでいいじゃん!」
なのかなと思いました。

元気じゃないなら、
仕事休んでユックリして
元気になる自分に満足すればいいんです。

そんな自分の健康状態の
移り変わり自体を楽しみながら
生きたいと思います。

特に30代は20代の時と違って、
副交感神経の働きが落ちやすいですよね。
(だから寝てもダルさが残る)

だからこそ
これからも健康的にヌルい生き方
紹介していきたいと思います。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


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・フィンランドを参考に幸福について考えてみました


・乳幼児の子育てに必要だと感じることです

・平穏にヌルく生きるための私の考え方です

・週3日労働の私のを想いです


・人生について思うことです



参考文献

超訳方丈記 ウェッジ
著:鴨長明 訳:城島明彦

Webサイト名:DIAMOND online
精神科医が教える執着を手放すシンプルな方法


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