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幸福国フィンランドから学ぶ:個人の自由とウェルビーイングを重視する

最近、性格診断をしたら
変わってて驚きました。
2019年:ESTJ→2024年:INTJ
になってましたね。

エネルギー E:外向的→I:内向的
意識 S:観察型→N:直感型
気質 T:思考型
戦術 J:計画型


2022年頃から
本やYouTubeで学習したことを
なるべく行動に移した故に

性格も変わったのかもなと思いました。
なぜ学習したことを
行動に移しているのか?

それは自分にとっての
幸福を見つけるためなのかもな
と思いました。

幸福には色々定義がありますし、
そもそも幸福って言うと
なんかウサン臭いので、

個人的には
「苦痛を避ける」
という言い方が好きですね。

今回は現代の幸福についての考え方として
幸福度ランキング1位のフィンランドから
見習うところがあるなと思いまして、

フィンランドの幸福の考え方と
自分の考え方について
書いていきたいと思います。

自己肯定感を上げたい方、
自分の生き方に不安がある方、
何か新しいことに挑戦したい方へ
少しでも御力になれたら嬉しく思います。



なぜ多くの人は幸福になれないのか?

これは私の持論も入りますが、
最近思うのは
変化する事を嫌うから
ではないかなと思います。

多くの人は安定を求めると思うんですよね。

収入を安定させたい、
友人関係を安定させたい、
『今』の状態にすがりたい。

これが苦痛を招く
原因なのかもなと思います。

安定を重視させた結果、
仕事や人間関係の選択肢が減り、
自由度が減ることで
選択肢が狭まってしまい、

社会や生き方に対して
苦痛を感じていくのだろうな
と思いました。


フィンランドの考え方

ここでは
『フィンランド人はなぜ
午後4時に仕事が終わるのか』
を参考に読み解いた

フィンランドの
幸福になるための考え方を
整理したいと思います。


個人としての自由を尊重

この本を読んで直感的に
思ったことは以下でした。

・言葉にするよりも行動で示す
・就活は新卒もベテランも同じ土俵(自由競争)
・権利意識が強い

つまり個人として
情報を収集し個人として
行動する事を、

多くのフィンランド人は
重視していることが
読み取れました。

多くの人は安定を求めていると思います。
「このままの状態が続いてほしい!」
仮に今の状態が嫌だとしても、
良い状態になったら、
以上の様に思うはずです。

私も安定を求めている人間の一人です。
だからこそ安定の状態を求めるために、
リスクを恐れる傾向に
なるのだろうと思いました。

そしてその実績が積み上がると、
安定はリスクを取らなければ
得られると錯覚するのだと思います。
ただ多くのフィンランド人は

幸福は与えられるものではなく
自分から掴み取る意識が
強いのだと思いました。

そもそも安定は存在しない事を
知っているとも思いますし、

幸福を得るためにリスクを取って
行動し続ける姿勢を
持っているのだと思いました。

『安定』という執着がないからこそ
幸福なのだと感じました。


ウェルビーイングを重視

フィンランドの方々は
ウェルビーイングを
重視しているらしいです。

幸福を突き詰める
究極形態がウェルビーイングを
高めることなのかもなとも思います。

ウェルビーイングの考え方には
PERMAの法則や
米ギャラップ社の考える
5要素がありまして、

これらを整理すると
以下の5要素に整理できます。

・身体的健康:
 病気や怪我がない、体力がある

・精神的健康: 
ストレスにうまく対処できる、
心が安定している

・社会的関係: 
良好な人間関係を築いている、
社会とのつながりを感じている

・経済的安定: 
生活に困っていない、
将来への不安が少ない

・心理的幸福感: 
人生に満足している、
幸せを感じている

そしてここから
私の考えに置き換えていきますと、

私の自己分析の結果を加味した上で
優先順位をつけるとしたら

身体,精神→経済→心理→社会
の順であり健康は一番だと思いました。

そしてこれらを満たすために
私として大切な知識は

身体的健康:食事、睡眠、定期健診
精神的健康:メンタルヘルス、哲学
経済的安定:インデックス投資,スキマバイト
心理的幸福:哲学、倫理学

により得られると個人的には思いました。

ただ『社会的関係』は
知識うんぬんで
得られるものではないですし、

社会との関わり方の一部は
自分でコントロールできたとしても、

他者に依存するため
コントロールできないものだと思います。

また
友達や就職なども
頑張ったからと言って、

得られるものでもなく、
タイミングの要素も強いですしね。

だからこそ『社会的関係』は、
ケセラセラ精神(なるようになる)で
考えていく方が良いのかもなと思います。



私の見解:社会との調和は後回しで良い

ウェルビーイングや個人主義が
フィンランドでは重要視されている事も
わかりました。

そして私として思うことは
まずは自分自身を整える事が
大事であると思いました。

私は20代までは仕事や
キャリアアップ(社会的関係)こそが
優先であり、

それにより人間としての
楽しい人生が送れる
と考えていました。

ただ
フィンランドの考え方を参考に、
私なりに整理すると、

仕事やキャリアアップは優先度は
一番低いと感じました。

なぜなら
社会的関係を重視することにより、
他のウェルビーイング4要素が
破滅する可能性があるからです。

例えば多くの人から
立派だと思われる仕事を
したいとしたら、

その環境に到達できなければ
自分は敗者です。

仮にその環境に到達できたとしても、
その環境が自分にとって悪だとしても、
続けたいという信念があるため、
敗走することは許されません。

友人関係でも、
ある人と友達となりたいとした時に、

その人と仲良くできなければ苦しいし、
仮に仲良くなれたとしても

仲良くするために、
その友人からよく見られたい
と言う気持ちが生じ、
心がより苦しくなる可能性があります。


このように
『社会的関係』と言うのは
見栄を張りたい欲求と執着
との戦いなので、

苦しくならない程度に頑張ればいいや
と思っていても、

その境界線がわからないので、
ずっと苦しいんだろうなと感じました。

まあ適度に『社会的関係』を保てば
良いと思いますが、

苦しいときはいっその事、
『社会関係』から離れる事も
重要だと思います。
(会社をズル休みしたり、
アクティブな予定を取り止めたりするのも
時には重要です。)

そうすることで、
見栄を張りたい心とのバランスを
日々見極めながら取るのが
良いのかなと私は思いました。


そして子供に対しても
『社会的関係』は後回しで良い
と伝えたいですね。

進学、就活は意識的に
頑張ってほしくはないと感じてます。

むしろ
遊びの中で楽だったり
やって苦でない活動を
仕事にしてほしいと思います。

そんな感じで少しずつ、
ゆるく社会に溶け込んでいければ
良いですね。


まとめ:幸福になるために行動する

人間はすべて幸福になろうとしている。これは例外がない。幸福になろうとする方法に違いはあっても、全員がこの目標を目指している。

『パンセ』で極める人間学 p17

これは人間の行動の真理だと私は思います。
たとえ苦しい選択を選ぶとしても、
幸福になれると信じて行動しているわけです。


だとしたら
自分自身にとっての
『幸福』について考えることが
重要だと私は思います。

幸福って言うとなんか
大げさな感じがあると思いますが、

自分が心地良いと思えることは
何かを知ることが重要だと思います。

そして今回紹介した
フィンランドの考え方を参考に、

自分なりの心地良い生活を
組み立てていけば良いと思います。

心地良い生活を考え過ぎても
疲れてしまうので、

ふとした時に、
この瞬間楽しかったなと思いだしたら、
その事をゆるく考えていけば
良いのかなと思いました。


そんな感じで一歩一歩、
自分の考え方を整理できれば
良いと思いました。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


関連記事

・心地良い生活を整理する考え方です。

・最近自分が思うことです


・健康に関する自分の考え方です。


・仕事を頑張っていたときの思い出です。



参考文献

『パンセ』で極める人間学 NHK出版新書677 鹿島茂

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか ポプラ新書 堀内都喜子

Webサイト名:OKI STYLE SQUARE VIRTUAL
ウェルビーイング経営とは?進め方や日本企業の事例、5つの要素を紹介


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