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スポーツ指導者は必見、呼吸の重要性

正しい呼吸法を身につければ、アスリートのパフォーマンスは確実に上がります。そのためには日常の安静時の時の呼吸から改善することが大事です。なぜなら安静時の呼吸が運動時の呼吸も決めているからです。

安静時に呼吸回数が多い人は、運動時にも必要以上の呼吸をして体を疲れさせています。安静時に正しい呼吸ができない人が、運動時だけ正しい呼吸ができるようになることはありません。

普段の生活で、寝ているときに口呼吸だったり、呼吸の音が聞こえたり、呼吸数が多かったりしても、日常生活ではあまり影響はないかもしれません。しかし、その日常の呼吸が運動時の呼吸過多につながって運動パフォーマンスを下げる原因になります。

呼吸過多は気道が狭くなって体が酸素を効率よく取り込む妨げになります。また血管が細くなり、臓器や筋肉に血液が行き届かなくなります。

酸素を多く取り込めばいいとわけではありません。私たちの赤血球はすでに酸素飽和度が95%以上あり、激しい運動をする人でも十分な酸素がすでに体内に存在しています。

では二酸化炭素はどうでしょうか。二酸化炭素は血中の酸素が体内に取り込む量を決める重要な役割を持っています。正しい呼吸をすれば血中の二酸化炭素も適正に保たれます。息が荒くて呼吸リズムも不安定であれば、大きく息を吐くことになり、それだけ大量の二酸化炭素を体外に放出してしまいます。そうすると、体が酸素を取り込む量も減ってしまします。これが運動のパフォーマンスを低下させる原因になります。

アスリートがよくトレーニングの場所に高地を選ぶのは、少ない酸素で赤血球を増やすことで筋肉に酸素を送る量が増え、乳酸がたまりにくい体になるからです。しかし、誰でも高地トレーニングはできませんが、それと同じ効果を獲得することができる方法があります。

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